がんばって将棋初段を目指すページ!

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A級10回戦が凄すぎた

 昨日は早く帰って良かった!東京は、今日も少し雪がちらついてます。今年の冬はちょっと寒すぎるなあ。。

 そして、今ごろになって昨日のA級順位戦の棋譜を見返しているのですが…いやあ、なんだこの異次元の棋譜のオンパレードは。特に中終盤での指し回しが神がかりな棋譜のオンパレード。今期ばかりはA級よりもB1上位の方が強いんじゃないかなんて思ってたんですが、とんでもありません。ここは神の住処のようでした。。

20180201順位76A_屋敷vs羽生_矢倉71手 まずは、屋敷さんのB1降級が決まった▲屋敷-△羽生戦。序盤矢倉模様から、先手屋敷さんが早囲いぎみにしてから角を飛び出して一気に急戦調の戦いに。後手の羽生さんはほぼ居飛車のままで派手な戦いになったんですが、玉の目の前にと金が出来ても、桂で玉の逃げ場を制限されても、この紙一重を見切ってしまいます。こんなの、僕なら10回ぐらい頓死するわ…。そして、先手屋敷さんが飛車を3筋によって、これを止める駒が後手に一切なく、次の▲31飛成が無条件で入れば先手勝ちというところ。しかしここからの後手が凄かった!

△77桂成▲同玉△75飛▲76歩△同飛▲同玉△65角
 うわあ…なんと先手は必至だったのか。。以下、▲77玉△66銀まで入れば後は並べ詰み。なんという事でしょう、順位戦の羽生vs屋敷戦って、羽生さん異次元の棋譜がよく飛び出しますが、今期も攻めるだけ攻めさせておいて1手空いた瞬間に瞬殺してしまうという鬼のような棋譜でした。

20180201順位76A_豊島vs三浦_横歩33桂142手 そしてもうひとつ面白かったのは、▲豊島△三浦戦。この将棋、なんと三浦さんが横歩△33桂戦に誘導!三浦さんからしてみれば、「豊島くんの序盤研究にさえはまらず、互角のまま中終盤まで行けたら俺の方が強いだろ」という目算だったんじゃないかと。そしてこの目算は大当たり。3筋に争点のない△33桂は、序盤こそ後手に苦労の多い将棋に見えたんですが、先手豊島さんが攻めあぐねているうちに後手は美濃を完成、これで先手の利は消えてしまったように見えました。あとは大駒の捌きあいの乱戦、そしてグッチャグチャの寄せ合いは三浦さんに軍配。142手目盤面図での後手三浦玉ですが、▲33桂で詰んでます…よね?これを秒読みで読み切るのにどれぐらいの棋力が必要かは分かりませんが、時間があればアマ3段ぐらいでも読み切れる寄せだと思います。△同金なら▲52龍と入ってあとは簡単なので、△33同金とできないところがミソ。あとは時間とのにらめっこで、自陣の危険度をどれぐらいに見積もるかによりますが、相手が三浦さんなので、手を渡したらその瞬間にまくられそうなので、僕なら読み切りでなくっても寄せにいったな(^^)。というわけで、寄せに行くなら、▲33桂△31玉▲51龍△22玉▲21龍△33玉▲34銀△同銀▲同歩△44玉…で逃がしたかと思いきや、▲55銀と捨てて△同歩▲同馬と入ればあとは簡単。△53玉▲51龍△63玉▲54馬△73玉▲72馬までなので、19手詰めですか。この寄せは▲55銀のただ捨てが見えるかどうかですね。今期のA級棋士でいえば、秒に追われても羽生さん、久保さん、康光さん、廣瀬さん、行方さん、三浦さん、稲葉さんあたりなら読み切った寄せ筋だったんじゃないかと。たぶんこの筋が見えていたから三浦さんは△31飛という豊島玉の頓死筋を狙って逆転筋を残しておいたんじゃないかと思いますが、このへんの勝負術はさすが勝負師、見事でした。というか、後手の△58金からの寄せ、まったく見えなかった…むしろ▲33桂より△58金からの寄せの方が数段難しいんじゃないでしょうか。あれは天才の寄せ、あれを読み切ったんだから、実際に豊島さんより三浦さんの方が強かったという事なんでしょうね。。

 他にも、▲深浦△廣瀬戦での廣瀬さんの指し回しが神がかり。あれで逃れてるってどういう事だ…みたいな感じで、廣瀬さんの王様の身の躱し方はうちの王様とぜんぜん違いました(^^)。いやあ、A級棋士ってやっぱり異次元だわ。
 これで3/2の一斉対局が凄い事になりそうですね。「中盤までに互角の乱戦」に持ち込まれたら、今の豊島さんは廣瀬さんに勝てない気がします。なんか久保さんの名人挑戦になりそうな気がしますが、深浦さんが一発入れてプレーオフもあるかもしれませんね(^^)。



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藤井聡太くん、5段昇段&C1昇級決定!

 今日、東京はまたしても雪(^^;)。こんな寒い夜は、順位戦A級の将棋をAbema TV かなんかでやってないかな…な~んて思ったんですが、やっていたのはC2の藤井聡太くんvs梶浦さんの将棋でした。すでに終盤、アマの僕が見てもすでに後手藤井くんが優勢といった感じ。最後は銀の叩きを受けずに一気に寄せに行ったのはさすが。これで中学生棋士初の5段に昇段!そして…あれ?これで昇級決定というのは、今泉さんとかは負けちゃったのかな?しかし、C2一期抜けはすごいですね。

 そして今日のA級順位戦は…一番早く終わった羽生-屋敷戦は、屋敷さん敗戦。これで屋敷さんのB1降級が決定(T_T)。屋敷さん、応援してたんですが、これはもうA級に帰ってくる事はないかも。でも勝負事の世界で2勝7敗では仕方がないですね。ほかの対局は夜の11時過ぎてもまだ決着つかず。気になるのは豊島vs三浦戦でしょうか。これで三浦さんが勝つと、いきなり名人挑戦レースが怪しい事になってきますね(^^)。でも、今日は早く帰らないと雪が積もっちゃいそうなので、そろそろ仕事を終えて家に帰ろうと思います(^^)。

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藤井聡太くん、名人に勝つ!

 第11回朝日杯将棋オープン戦、決勝トーナメント2回戦は、佐藤天彦名人と藤井聡太くんの対局。そして…聡太くん、名人に勝ったあああああ!!!( ̄0 ̄)゛。。

20180114_FujiiSouta.jpg いや~序盤がめっちゃくちゃ難解な将棋でした。後手の天彦さん、自分が得意にしていて藤井さんが苦手にしている横歩取りに誘導、さらにはやい段階で力戦系の実力勝負に持ち込みます。タイトル戦ではないので研究は使わないとしても、ガチで勝負に行ってるよ。。途中から聡太くんは2枚桂&5筋に飛車をセットして、なんと中原時代の横歩取りの中央突破を目指したように見えたんですが、それを名人は許しません。しかし後手はさんざん先手の攻め筋を消すのに追われて歩切れさせられ、さらに横歩というのに70手近くかかった駒組み合戦が終わってみると、戦う前からこれは先手十分じゃないかという感じでした。この、戦いが始まる前の熾烈な駒組み合戦がすごすぎ(^^;)、ちょっと異次元でした。
 いざ戦いになってからは、天彦名人がなんとか綾をつけにいこうとするも、それを聡太さんがぜんぶ消してしまう感じ。これは完勝じゃないでしょうか?!それでも、あの状況から相手が飛車を逃げたら逆転という所まで持ち込む名人はやっぱりすごいな…。

 タイトル戦ではないにしても、優勝賞金750万円、プロもアマも女流もみんな参加できる重要棋戦で名人を倒してしまうとは、とんでもない大物です。しかも、苦手にしていた横歩で倒すとは…。

 そして、名人を倒した事で、聡太くんの次の対戦相手は永世7冠の羽生竜王棋聖。対局は2/17、これは観に行っちゃおうかなあ…。

第11回朝日杯将棋オープン戦 澤田真吾 vs 藤井聡太 (角換わり▲腰掛け銀△早繰り銀)

 今日は日曜、NHK杯もやってますが、朝日杯の方を観よう、なんていっても昨日羽生さんが連勝したので、今日藤井聡太くんが連勝すると、ついに公式戦で両者が当たるので(^^)。

 決勝トーナメント、聡太くんの初戦の相手は澤田さん。ここまで聡太くん角換わりで2連勝ですが、今日も角換わり。澤田さん、同じ戦型で負け続けるわけにはいかない意地ですね(^^)。しかし…うおおお、なんと54手で仕留めてしまいました、聡太くん圧勝!!
20180114朝日オープン_澤田vs藤井聡_角換腰掛銀vs早繰銀39手 恐ろしいのは聡太くんの踏み込み。39手目、先手澤田さんの▲22歩が入ったところでは先手好調に見えたんですが、なんとこの手に対して藤井さんは…

△45銀
 うおお、手抜いて反撃に出たああ!!
いや~、桂損上等で反撃優先ということか…。

▲同銀△47歩▲38金
 う~んなるほど、ここで▲58金と逃げられないところが先手は辛いですね。しかし▲38金と逃げても…

△46桂
 それでもこの桂打ちが入っちゃうんですね。金を逃げようとすると王手金取りか飛車金両取りのどちらかが入るというのが痛いです。

▲68玉(45手目)△38桂成▲24飛
 ここで澤田さんは金を見捨てて玉の早逃げ。そして▲24飛からの反撃に期待しますが…

△76歩
 もう、聡太くんは受けずに寄せに入ります。

▲66銀△95角▲77歩△同歩成▲同桂△76歩
 まで。後手、光速の寄せでした(^^)。最後、藤井くんの寄せが早すぎて、解説の杉本さんが追いつけなくなってました(^^;)。

 う~ん、これは強い。あとから考えれば45手目▲68玉の早逃げに代えて金を28か39に逃げて粘りに行くとか、飛車を犠牲にして▲47金△38角▲46金△29角成で拠点の駒を2枚抜きに行くとかあったかもしれませんが、それだってすでに駒損を挽回された上に馬が出来て飛車を渡しているので、後手かなり良さそうですよね。早指し戦で中盤でのこの踏み込みの鋭さは尋常ではありません。やっぱりすごいや…。

 そして、もうひとつの▲永瀬△天彦名人は、名人の勝利!これで聡太くんvs名人の公式戦が実現です!これは2時からかな?今日はやりたい事があったんだけど、将棋三昧の1日になってしまうかも(^^;)。

第76期順位戦A級 久保利明 vs 稲葉陽 (先手三間飛車)

 A級順位戦、暫定トップを走っていた久保王将に稲葉さんが勝利!いや~本当に混戦になってきました(^^)。

20180112順位76A_久保vs稲葉_先手三間飛車58手 将棋は先手久保王将の三間飛車。これを迎え撃つ稲葉さんは早々に△85歩と突きました。僕は『よくわかる石田流』を読んで以降、とにかく△85歩はぎりぎりまで保留して△64歩~△63銀を急ぐことにしているもので、こういうのを見るのは久しぶり(^^)。が…ここから久保さんは振り飛車穴熊を目指し、稲葉さんは左美濃(!)から銀冠へ。稲葉さん、けっこう簡単に久保さんに穴熊を組ませたので、その後は久保さんの手に応じた駒組みの展開になって、序盤では稲葉さんの方が苦労の多そうな駒組みになったように見えました。でもそれって、穴熊だとなんでもよく見えてしまう錯覚なのかも(^^;)。コンピューターや今のプロ将棋の最前線だといかにも細そうな早仕掛け上等ですが、ボク程度のアマだとあんな攻めはとても繋げられないので、やっぱり穴熊が強く見えてしまいます。
 というわけで、中盤はフリーとなった角を中心に攻めを組み立てる久保さんと、それに応接する稲葉さんといった感じで、久保さんが押しているように見えました。かなり久保さん優勢に見えたんですが、なんとか攻め筋を残し、粘っているうちに久保さんが攻めあぐねたか、いつのまにやら稲葉さんの方がよさそうな展開に。しかし穴熊の久保さん、ここから粘りまくり(^^)。このへんで僕は力尽きて寝ちゃいました。そして翌日結果を見てみれば、なんと208手におよぶ大熱戦の末、稲葉さんの勝ち!いや~これは大逆転じゃないでしょうか!しかし、この将棋は簡単には崩れない、そう簡単に暴発しないというプロの丁寧な仕事を見た感じがしました。僕ならすぐに駒を交換したり成り込みに行ったりするところで、どちらもすごく丁寧。見習わないと…。

 これで暫定トップが2敗の豊島さんに入れ替わり、追う3敗が康光会長と久保王将のふたりという展開。しかも、トップ3のうちふたりが王将戦で研究を消費するだろうし、康光会長は残り2戦が現在の下からふたりという優位さです。これは豊島さんがあと1敗するとプレーオフ濃厚なんじゃないでしょうか。豊島さんに土をつけそうな棋士は…三浦さんや広瀬さんは普通に豊島さんを倒してもおかしくないですね。A級、混戦です!

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Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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