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中終盤の勉強

 将棋を勉強しようと思った時、勉強を序盤・中盤・終盤に分けてプランしました。そして終盤の勉強は、詰め将棋から始めました。しかしこれが3手詰めでも正答率5割を切る有り様。3手詰めなんて簡単だろうと思っていただけに大ショック(>_<)。それでも3手詰めと5手詰めを2周したのですが、あまりに解けないので、だんだん苦行のようになってしまった。もし、自分が子どもだったら、プラン修正とか、そういう機転の利いたことは出来ずに、そのまま将棋が嫌いになって、やめていたんじゃないかと思います。でも、終盤の解き方というか、頭の使い方が少しは分かったような気がしたので、いきなり囲い崩しの本に入るより、詰将棋から始めたのは良かったんじゃないかと今では思っています。

 次に、問題を解くより先に、解き方というものを学んだほうがいいのではないかと思い、手を出したのが『寄せの手筋200』という本。これが素晴らしい本で、2周ほどしました(あれ?3周だったかな?)。低級から中級ぐらいで、終盤力で明らかにネットでの対戦者の方に劣ると思っていたのですが、これをやった後は、僕の方が終盤力があるな、と思うことも増えてきました。ほら、自分の玉が寄せられている時に、こう指されたら詰みと自分は見えているのに、相手がそれを指せない時って、「あ、俺の方が寄せはうまいな」とか、思いません?結局は負けるんですけどね(^^;)

 その後、典型的な玉の囲いの崩しに苦しむことが多かったもので、囲い崩しの本に手をつけようと思いました。図書館で見つけたのは『羽生善治の終盤術3 堅さをくずす本』という本。実に素晴らしい本だったのですが、かなり実践的。典型的な攻め筋は、意外と少ししか書いてありません。例えば、穴熊の弱点のひとつである筈の端攻めは書いてない。こういう高度な本を読むより先に、もっと典型的な攻め筋のたくさん載っている囲い崩しの本を読むべきではと思いました。調べてみると、そういう本が2種類あるみたいでした。

(佐藤康光さんの書いた囲い崩しの本)
『佐藤康光の寄せの急所 囲いの急所』
『佐藤康光の実戦で使える囲いの急​所』


(谷川浩司さんの書いた囲い崩しの本)
『光速の寄せ』 全5巻(文庫版だと合本で全3巻)

 『光速の寄せ』は、一番最初に終盤の勉強プランを作った時に、候補に挙げていました本です。中古で安く売っていたので、買って持っていました。ところが、寄せを優先したり、駒の手筋を優先したりしているうちに、ズルズルと後回し。今この時点で、手っ取り早く手をつけるなら、モテさんの2冊の方が分量が少なそうだし、新しいので、康光本の方を優先すべきと思うのですが、なにせ小遣いに限界がある身としては、持っているものをキチンとやってからにしよう、と。そんなわけで、積ん読状態だった『光速の寄せ』に、8月アタマぐらいから手を出しました。…いやあ、これは素晴らしい本だ。。この本、終盤の本というより、戦型別の中終盤の本といた方が良いかもしれません。序盤定跡の本と併せて読むと、一気に戦型別の将棋の最初から最後までの流れが繋がって見えてきます。矢倉戦の場合、この本を読んでから、最後の寄せのイメージまで作りながら序中盤を戦うようになってきた自分がいます。矢倉戦が大の苦手だったのですが、最近では矢倉戦になると「しめた」と思うようになってきました。

 『光速の寄せ』を読んだら、中盤と終盤の勉強を分ける理由がどこにもないんじゃないかと思えてきました。というのも、僕の場合、中盤の勉強は、駒別の手筋本の勉強という事になっていたからです。駒の手筋は、中終盤のどこでも必要な知識ですしね。というわけで、将棋の学習で、中終盤は分けて考えない事にしました。中終盤の勉強は、紆余曲折を経て、一番最初に作ったプランに近い形に戻ってきた気がします。現時点で、最も効率的な中終盤の学習順序は、以下のような感じじゃないかと思っています。

終盤の勉強 or 中盤の勉強 改め 中終盤の勉強)
・やる事:
 ①駒の手筋の勉強
 ②寄せの法則の勉強
 ③囲いの崩し方
 ④詰将棋
・テキスト:
 (駒の手筋)『羽生の法則』
1~2巻
 (寄せ)   『寄せの手筋200』
 (囲い崩し) 『光速の寄せ』
全5巻
        『佐藤康光の寄せの急所 囲いの急所』
        『佐藤康光の実戦で使える囲いの急​所』
        『羽生善治の終盤術3 堅さをくずす本』
 (詰将棋) 『3手詰ハンドブック』『5手詰ハンドブック』


・学習順序:
 ①『羽生の法則』1~2巻 を1周して、完全に覚えられなくても良いので、駒の動かし方を理解する。
 ②『3手詰ハンドブック』を2周して、解けなくても良いので、終盤の寄せのイメージを掴む
 ③『羽生の法則』1~2巻 を再び1周
 ④『寄せの手筋200』2周
  *記憶するには、だいたいどの本も間髪おかずに2周した方が良い気がします
 ⑤『光速の寄せ』 2周
 ⑥『佐藤康光の寄せの急所 囲いの急所』『佐藤康光の実戦で使える囲いの急​所』 2周
   *これはまだやってません。『光速の寄せ』とあんまりダブるようなら、どちらかをカットでもいいかも
 ⑦『羽生善治の終盤術3 堅さをくずす本』 1周
   *これは、流し読みだけしました。もしかしたら、1巻と2巻もやってみてもいいかも。
 ⑧『3手詰ハンドブック』『5手詰ハンドブック』 2周

 最初の①~②は勉強の下準備。途中の③~⑥が肝で、ここはもう読まなくても大丈夫だなと思えるまで反復するつもりです。最後の⑦~⑧は仕上げという感じで、『羽生善治の終盤術』は中終盤の基礎が身についたのにスランプに陥った時に読み、詰将棋は途中の③~⑥が身についた後で学習をシフトするという感じでいいんじゃないかと考えています。

 ネットの掲示板とか、他の将棋好きな方のブログとかを見ていると、『3手詰めハンドブック』を全問正解、1問解くのにかかった時間はどれも1分かからない、という人が多いです。そういう人に比べると僕の成績はひどいもので、正答率は5割を切るぐらい、1問に5分ぐらい考えこんじゃったりすることもザラ。しかしそんな僕がネット将棋を指した感触でいうと、5級ぐらいまでだと僕の方が終盤は鋭いぐらい。4級で互角、3級だと僕の方がヘタだなと思うことがチラホラ出てきて、2級になると僕の方がヘタだと思わされることがかなり多いという感じ。もしこのデータを信じるなら、少なくとも中級ぐらいまでは、詰め将棋で培うことのできるだろう鋭い閃きの寄せを身につけるよりも、オーソドックスな駒の手筋とか、寄せの手筋とか、囲い崩しの手筋とかを身につける方が優先順位が高いと思えます。基礎が身について、上級を狙うようになったら終盤の勉強を詰将棋にシフトする、というイメージがいいんじゃないかと、今のところ思っています。

 僕が1日に将棋の勉強に割ける時間は1時間。この1時間は完全に序盤勉強に費やしていて、中終盤の勉強は、何か手の空いた時(電車に乗っているときとか、歯医者の待ち時間とか、寝る前にチョットとか)に、5分だけとか、10分だけとかやっている程度です。でも、約8ヶ月で9冊ほどを何周か出来ました。人によって条件は様々でしょうが、まとめて時間が取れる時は序盤の勉強、それ以外は中終盤の勉強というスタイルは、けっこううまくいくような気がします。
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駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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