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ドキュメンタリー同期生「人生“中盤”の一手~奨励会 昭和57年組~」

 昨日の夜、テレビで将棋関係のドキュメンタリーをやっていました。フォーカスされたのは、羽生三冠や森内名人が奨励会に入った「奨励会57年組」の、秋山太郎アマと、豊川孝弘七段のふたりでした。で、特に色々と考えさせられたのが、秋山さんのドキュメント。

 秋山さんは、羽生さんや森内さんと奨励会同期で、その強さからプロ入りは間違いなしといわれた人だったそうです。しかし、ここ1番の勝負で何度も負け、気がつくとプロ入りの年齢制限を過ぎ、プロ棋士の道が絶たれたそうです。秋山さんは、奨励会退会が決まった時も、「努力が足りなかった」とは思わなかったそうです。むしろ、努力はものすごくしていたと思えるそうで。サラリーマンとなった今でも、将棋は続けている。しかし、プロ入りの制度が少し変わり、アマチュアの大会で優勝した場合も、年齢関係なくプロ入りの道が開かれるようになったとの事で、40歳を超えてまたプロ挑戦を目指します。仕事から帰ってくると将棋漬けの状態。

 わたし、いつも考える事があります。プロ野球選手を目指した人とか、プロ将棋を目指した人とか、こういう人が道を断たれた後って、どういう人生になるのかと。それに真剣に取り組んでいればいるほど、ずっと引きずると思うんですよね。夢絶たれた瞬間の出来事は、死ぬまで夢に見るでしょう。以降の人生は余韻というぐらいに。実際、秋山さんも、プロ入りの道が絶たれてから20年近くたっているわけですが、いまだに引きずっているし、今も夢に見るそうです。サッカーだって、ピアニストだって、将棋だって、同じことのような気がします。

 ここで、秋山さんの今の(そして今後の)スタンスというものが気になるのです。想定できる道筋は、3つ。

①生活を全うした上で将棋に取り組み、その上でプロになれたらいいと思っている
②生活を犠牲にしてでも将棋に賭ける
③将棋をきっぱりとやめる

 ②は、他人が見たら一番応援したくなる姿勢でしょう。しかし、こうした上でプロになれなかった場合は?先に書いた、残りの人生はひきずり、というコースになると思うんです。それを突破するには?…また②に戻るわけですから、実は、②というのは、成功するか、失敗して引きずる人生を歩むか、①か③のどちらかを選択するというか、こういうわけで、いずれ①か③を選択せざるを得ない状況になりうるものだと思うのです。じゃ、そうなった時に③を選ぶのが正解なんでしょうか?いや、これも変な話で、やめてしまえないようなものだから、問題なわけで。
 論理的に還元していくと、成功しなかった場合、①しか選択肢はなんじゃないかと思えるのです。人というのは、好きなものが見つかってしまうと、夢中になってしまうものです。ただ、将棋(野球でもピアノでも何でもいいです)よりも、人生というものの方が重要なはず。ここを見間違えると、転んだ時に悲惨な事になってしまうと感じてしまうのです。

 では、他の事を犠牲にしてひとつの事に没頭して、プロになった人はどうなるの?…これは、ふたつあって、ひとつはプロになれるという確証があってから(あるいはプロになってから)道を絞るという場合と、賭けである場合。羽生さんなんかは前者であったんじゃないかと思います。一流のプロ野球選手なんかも「プロになれるとしか思えなかった」なんていってますよね。これも前者。前者は、まったく問題ないでしょう。それを本筋にしたとして、問題は起きないんですものね。問題は、後者。ゲームだったら、ここ1番で賭けに出てもいいと思います。しかし、人生の場合…賭けに負けた後も、人生は続いてしまうんですよね。だから、基本的に、やたらと賭けに出てはいけないと思うのです。

 ところで、元奨励会3段の秋山さん、ドキュメントの中では、ネット将棋をして腕を磨いていました。…ネット将棋って、奨励会の人とか、こんな羽生さんと比較されたような人たちも指してるのか。。元奨励会員なんていっぱいいるだろうから…将棋歴7か月の僕が勝てないのも、仕方がないですね(^^)。。

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駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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