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第76期名人戦 第4局 佐藤天彦 vs 羽生善治 (横歩取り青野流)

20180519.jpg 名人戦第4局、始まりました!1勝2敗で迎えた天彦名人から見るとこの1局は超重要、ここを落とすとかなり厳しい事になるので、なんとかここで五分に戻したいところじゃないかと。まあそれはそうとして、この名人戦1日目の午前の名人のだらけ具合に注目する癖がついてしまいました。二人とも親でも死んだのかな?

 さて、将棋はついこの前の王位戦リーグ最終戦の▲羽生△松尾の将棋と同じ青野流の△26歩の垂らし。あの形の将棋はここのところ連発しているので、今プロで調べられまくってる課題局面なんでしょうね。この前、この形に天彦名人が飛び込んだので、名人はなにか用意の手があるのでしょうね。そしてまだ1日目午前中だというのに、すでに中盤の佳境。午後に終盤戦に入ってもおかしくないぐらいの局面です。これだけの速さという事は、研究なんでしょうね。いや~この将棋も定跡化一直線の重要な棋譜になりそうなので目が離せないです。困ったなあ、今日はやりたい仕事がけっこうあるのに。。

20180520名人76-4_佐藤天vs羽生_横歩青野30手* * * * *
 1日目も2日目もチラ見していたんですが、仕事で疲れ切ってブログを書く力が残ってませんでした_| ̄|○。将棋は30手目までは▲羽生-△松尾戦とまったく同じ、変化したのは31手目でした。

▲23歩
 いやあ、なるほど…。後手のこの形は▲22歩が筋ですが、今は馬の利きがあって駄目。でも垂らす手があるのか、これは完全に研究手ですね。ここで羽生さんの手が止まり、79分の長考。

△44馬
 感想戦ではこの手に代えて△33馬▲35飛△23馬と歩を払う手もあったとの事。でもそうしたとしても、先手の飛車が軽いんですよね…。普通に考えたら△44馬より△33馬の方が利かしを解消できるし、△44馬を思いついて△33馬が思いつかないわけがないので、ここは羽生さん研究を外しに行ったんじゃないかと。△33馬だと名人は詰みまで研究しててもおかしくない、みたいな。

▲同飛△同歩▲16角文字色△43香
 先手、バッサリ飛車切ってから中住まいの急所のコビン攻め。完全に研究です。

▲85飛
 ええええ~なんだこりゃ、こんな際どい手をすぐ着手か!ひとめ△78飛▲69玉と進んで先手大丈夫なのかと思ってしまうんですが、その変化を読み切りって完全に研究将棋だわ。。

 連続長考に追い込まれた羽生竜王は、以下あの手この手で粘りに行きますが、ここから天彦名人は時間をしっかり使って読みを入れて着実な攻めを続けて差を拡大、79手にて先手天彦さんの勝ち!名人戦はこれで2勝2敗となりました。

 プロの解説を聞いていると、大橋さんがこの将棋を指したみたいですね。棋譜を見てみたいなあ。というわけで、この1週間ぐらいでこの将棋がバシバシ指され、水面下の研究を入れると、青野流のこの一番激しい変化がプロの課題局面の筆頭なんじゃないかと。羽生さんは松尾戦から翌日は移動日、そして本局に突入なのであの先の研究している時間は物理的に無し、でも天彦名人は研究時間ありでしたから、これは研究の差の1局だったんじゃないかと。そう考えると怖いのは、羽生竜王は色々対局あるけど天彦名人は対局少ないので、定跡が絶賛進化中の将棋に飛び込むとヤバいかも。藤井システムでもゴキ中でも横歩△85飛でも一手損角換わりでも、新しい形の研究合戦の真っ最中の時って、どんなに強い人でもやられるんですよね。。天彦さんの研究を外しに行くなら、名人得意の横歩は外しに行った方がいいんじゃないかなあ、あと雁木もタイミング次第では定跡もあっという間に進んじゃったりするし…角換わりか相掛かりで勝負かな。でも羽生さん、相手の得意戦型を逃げないんだよなあ(^^;)。そうそう、そういう意味でいうと、豊島さんもあれこれ勝ち進んでいるので序盤が追いつかない可能性もあるかも。豊島さん、ここらで方針変更して、タイトルをひとつずつ取りに行こう、そうしないとしたからヤバいのが追いついてきちゃうよ(^^;)。。

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コメント

第4局、開幕 

第4局、始まりましたね。

羽生さんは中一日での対局になって体力的に辛いところです。天彦さんにとっては地元ですので何としてでも勝ち星を挙げたいでしょうね。


一昨日の羽生松尾戦と途中まで同一の進行ですね。
今局では後手番を持った羽生さんがどのように対応していくのか注視したいと思います。
  • 湯豆腐 
  • URL 
  • 2018年05月19日 14時09分 
  • [編集]
  • [返信]

Re: 第4局、開幕 

湯豆腐さん、書き込みありがとうございます!
すみません、ちょっと仕事に追われてまして、返事が遅れてしまいました(^^;)。。

青野流、すごい事になってますね。△26歩の垂らしも凄いと思いましたが、▲87銀も強烈、▲23歩も強烈でした。こんなの、知ってたって怖くて指したくない手ばかりです。
プロは勝ち負けにもこだわらないといけないでしょうが、僕的にはこの超急戦の変化をたくさん観たいので、プロ将棋でバシバシ指してくれないかなあ、なんて思っています。

  • ShougiX 
  • URL 
  • 2018年05月21日 18時29分 
  • [編集]
  • [返信]

NoTitle 

いえいえ、返信を下さるだけでも嬉しいです。
お仕事に忙殺されている様ですが、どうかお体にお気をつけて。


横歩取りは進歩が著しいですね。佐々木勇気さんは今年中に勇気流の定跡書を上梓されるそうですが、ここ最近は勇気流も見かけなくなりましたね。定跡研究のスピードが速すぎます笑
今のプロの先生方の間では青野流の研究が最重要テーマなのでしょうか。
  • 湯豆腐 
  • URL 
  • 2018年05月21日 22時47分 
  • [編集]
  • [返信]

Re: NoTitle 

湯豆腐さん、ご免なさい、返事が遅れてしまいまして。。

横歩、すごいです。僕は先手横歩で主導権を取りたくて、青野流をかなり研究した事があるのですが、どの変化も丸覚えしないと即死級の変化が多く、研究以降も変化筋が多くて、僕の終盤力では勝ちきれません(;_;)。でも観ている分にはこんなに面白い将棋もないですね、1手ごとに「おお!こんな手があるのか!」と感嘆してしまいます。

プロ将棋だと実際にさされる前に水面下の研究で結論が出てそのまま指されずじまいという事もあって、モヤモヤする事ありますよね。数年前、角換わり同型腰掛け銀で先手よしと言われている変化に、森内さんや中村太地さんが後手を持って次々に飛び込んでいった時がありましたが、先手のプロが警戒して勝ちと言われている定跡に飛び込まず、結局僕は後手の研究筋を知る事が出来ず。そのうちに角換わりは相腰掛け銀は▲48金型に変化してしまい、真相は闇の中です(^^;)。この横歩青野流は、そういう事にならないよう、もうしばらく指しまくって欲しいです。
  • ShougiX 
  • URL 
  • 2018年05月27日 12時19分 
  • [編集]
  • [返信]

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プロフィール

ShougiX

Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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