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第89期棋聖戦 挑戦者決定戦 三浦弘行 vs 豊島将之 (角換わり)

 おお、棋聖戦の挑戦者決定戦がやってるではありませんか!というわけで、今日は仕事をしながらアベマTVでの生中継をチラ見してました。西尾さんや行方さんの解説を聞いていましたが、やっぱりプロは違いますね。ひと目で読む速度がとんでもなく速くて驚きです。

20180501棋聖89挑決_三浦vs豊島_角換36手 今日の将棋は超難解、はやい段階からものすごい激しい順に踏み込んでいて、僕的には訳が分かりませんでした。最近のプロ将棋は序中盤の踏み込みが凄すぎて、僕程度のアマにはまったく参考になりません(^^;)。最初の驚きポイントは、36手目盤面図。角換わり先手棒銀、先手飛車先の歩の交換になったところですが、最近のプロ将棋はこういう所で恐ろしい順に行ったりする事があるから、まだ序盤なんてうかうかしてられなかったりするんですよね。

▲34飛
 ほ~ら来た、△33銀でも△33金でもこれで飛車が捕まっちゃう順だというのに、こういう変化に飛びこむから最近のプロ将棋は恐ろしい(^^;)。
しかも、プロの解説では「△33銀の変化は先手が良さそう」みたいな形勢判断だから訳が分からないっす。後手が居玉で囲えていないので、飛車を切ってでも形を乱す方が得という考えなんでしょうか。う~んマジで難しいです。むしろこういう形勢判断に慣れてしまうと、僕程度の読み力しかない人は弱くなっちゃうんじゃないかとすら思ってしまいます。

△63金
 豊島さんも、取れる飛車をとらないし(^^;)。
この手を指すという事は、△33銀▲同飛△同桂のあとの▲71銀の割り打ちを見てるのでしょうから、いずれ△33銀を狙ってるんでしょうが、この辺は読んだ上での判断だけでなく、相手の研究範囲を避けるという意味もあるのかも知れません。

20180501棋聖89挑決_三浦vs豊島_角換42手 次のビックリは42手目盤面図。この局面に行く前の豊島さんの△84角も受け一方の手に見えてビックリでしたが、それと引き換えに挟撃形を潰せて飛車を確保できればいいという事なんでしょうね。いやあ、こういうは聡が本当にすごいと思ったんですが、そして豊島さんが銀を温存して金で飛車を召し取りにいったところでの三浦さんの応手が強烈でした。

▲22歩
 どうやったらこんな手を思いつくんだ…。これが今日の対局でいちばん驚いた手でした。ひとめ△34金▲同歩△22飛▲33歩成△同桂までは分かりますが、そこで▲34歩という事か。いやあなるほど、これは部分的には思いっきり成立してますね。ただそれが飛金交換以上の手なのかという所と、飛車を渡した後の受けも考えないといけないところ。しかし…う~んなるほど、狙ってるのかどうか知りませんが、49の金が絶妙にいい所にいます、△39飛も消してるし、△28飛には▲38銀の切り返しも用意できてるという。う~ん今日は攻めの三浦の強烈な攻めと、受けの豊島のものすごい受けの連発だわ、これはメッチャいい将棋、プロ同士の将棋じゃないとありえない攻防です(^^)。

20180501棋聖89挑決_三浦vs豊島_角換58手 そして、今日の将棋の勝敗を分けた58手目盤面図。角換わりの山場が58手目というのも3年前なら考えられない事だと思うんですが、そうなったもんは仕方ない(^^;)。う~こんなに難しい局面図があるのか。というのは、ここで三浦さんが放った手は…

▲34桂△51角
 これは▲42桂成または▲42と以下の詰めろなので、当然の一着に思えます。しかしこれがどうだったかというのだから信じられません。要するに、受けの速度との兼ね合いで、33のと金を守る▲31とが有望視というんだから…でも、詰めろじゃない手が最善手って、けっこうあるんですよね。寄せ切れるかどうかが見えていない場合は、攻防の速度計算が優先順位が高いという事なんでしょう。ところで、豊島さんの△51角が絶品。この前に、豊島さんは後手左辺での清算を手抜いてまで△61玉を入れていたんですが、結局飛車の間接的な右辺の補強のためだけに打った角が、ここで受けにもうひと働きするんですから、大局観たるや大したものです。そして…

▲32と
 これが敗着。プロの検討ではここで▲65銀と質駒の桂を取ってから寄せに行く順を示していましたが、後手がこれを放置するとさらに▲74銀と飛車まで抜かれ、後手の反撃筋△76歩が消えてしまいます。というわけで、▲65銀に△同歩は絶対なので、先手はこの交換をゼロ手で入れることが出来るんですよね。これは弱小アマの僕も気づいてましたが、問題はその後の寄せで、これがけっこう難しかった。そしてこの順に僕がなぜ気づいたかというと、弱いから受けから考える癖が身に染みていて、△76歩の怖さと後手玉の寄せの比較をしてしまうから。ここで受けの手を見なかった三浦さんは、強いからその順は見なかった、また銀を渡すという事はその後の後手の寄せまで読み切らないとデンジャラスすぎる手だから、時間に追われている状況でその順ははやめに枝狩りした、という事なんじゃないかと。
 でもじゃあ、▲31とを指さずに▲34桂の詰めろを優先したのに、なぜここで▲32とと避けに行ったのかというと…うああなるほど▲42銀と銀を使ってしまうと△95角と出るのが激痛で、その後に▲41銀不成としても△61玉で攻めが続かず、次の後手△68角打が受けにくいのか。う~んなんという難解な終盤だ。。

 そして、ここからは豊島さんが電光石火の切り返し、84手にて後手豊島さんの勝ち、豊島さん、羽生棋聖に挑戦決定です!

 いや~凄い将棋でした、序盤研究、形勢判断力などなど、トップレベルのプロのすさまじさをまざまざと見せつけられたような将棋でした。そして、棋聖戦は何度目かの羽生vs豊島のタイトル戦。羽生さんは名人戦に続いての連戦なので、これは豊島さん初タイトルのチャンスかも?!

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Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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