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変な寄せばかりが先に見える話

 昔ほど将棋の勉強に時間を割くことが出来ない僕は、昔より弱くなってます(^^;)>。特に弱くなってると思う所がありまして、それは終盤。今の僕は終盤の寄せで変な順が先に見えるのです。

00097手 これは、この前道場で指した将棋。僕は後手だったので盤面をひっくり返して表示させてますが、もう後手の勝ちは確定の局面ですね。ここで皆さんならどうやって寄せるでしょうか。寄るかどうかはともかく、最初に考えるのは△79銀から玉を引っ張り出す手じゃないかと思うんですが、その後の寄せが僕には見えませんでした。あとで考えれば、相手に手を渡さずに連続王手で寄る以下が理想だと思うし、こうすれば必死なわけだし、この寄せってそこまでむずかしくないと思うんですよね。

△79銀▲同玉△97角成
 角成はいわゆる退路封鎖&守り駒を上ずらして利きを弱める効果。この角成が見えなかったんです。これさえ見えてしまえばあとは簡単。以降は▲同桂も▲同香も似たような寄せになりますが、仮に▲同香とすると…

▲97同香△68金▲88玉△78金▲同金△98飛▲同玉△78龍
 △98飛以下は送りの手筋ですね。その後の歩頭桂さえ知っていれば打てる手だと思います。

▲88金△86桂▲同歩△87金▲99玉△88龍
 歩頭桂の△86桂以下は、もう8級ぐらいでも寄せが分かると思います。というわけで、17手詰めですか。手数はほどほどですがそれほど難しくない寄せなので、△97角成さえ見えれば5級ぐらいの方でも読み切りできる寄せだと思うんです。

 しかし、△97角成が見えなかった僕は以下のような寄せ方をしたんです。簡単にいうと、相手が寄せきる事も攻防手も打てないと一応計算はしていて、詰めろをかけてから相手に手を渡し、それから手番が戻ってきたところで寄せたんです。手順は…

△66桂
 これは龍の利きが通ってるので先手は取れず。次の△78桂成からの詰めろです。これで手番を渡して…

▲32銀成△同玉▲43金
 この終盤は先手にとっては辛いというか、もう投了しても仕方ないかも。詰めろ逃れで受けるなら▲43金にかえて▲79金と粘りに行く手もありますが、逆転の目に少しでも賭けるなら僕が寄せきれない事に期待して攻めの▲43金は順当かも。

△22玉▲42金
 角を抜いた▲42金で先手は一応詰めろ。でもここで後手に手番が渡るので、ここで詰ましに行きました。

△78桂成▲同金△79銀▲同玉△39飛▲88玉△77銀
 この△77銀も変ですよね。もちろん読み切って指してるんですが、なんで△89飛成▲同玉△77桂という簡単な寄せが先に見えないんでしょう…

▲同桂△99飛成▲同玉△97香
 ここで先手が投了。いちおう、以下の寄せを書いておくと…

▲88玉△98金▲79玉△67桂▲同金△88金
 まで、17手詰めでした。

 僕は将棋は勝てばいいと思ってるので、必死を寄せ切れるのであれば、そしてそれがちゃんと読み切れているのであれば、最小手数で寄せる必要はないと思っています。だから、今回の△77銀みたいな手は、僕の中ではアリです。「変わった寄せ方しますね」とは言われましたが(^^;)。
 問題は、寄せ切れる局面なのに相手に一度手を渡した事です。今回、寄せられないと一応見切っての事ではありましたが、しかし相手にチャンスを与えているというか、もつれる原因になるというか、決められるところで一気に決められないのが弱くなってる一番の原因と感じます。昔は、定跡を知らずに序盤はボロボロ、中盤の構想は段位に見合ったぐらい、そして序盤のひどさの帳尻を終盤で合わせる、みたいな感じでした。でも、その終盤がこれでは…

 な~んてわけで、簡単な手が見えなくなってる原因は、やっぱり詰め将棋をあまりやらなくなった事にあるんじゃないかと。そしてちょっと変わった手が先に見える原因って、やっぱり手が見えないから他の手を考えて、結果的に変わった手を選ぶようになって起きるんじゃないかと。これはいけない、詰め将棋の勉強を復活させよう。。


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コメント

日々の詰将棋 

ShougiXさん、こんばんは。

卒爾乍らお尋ねしたいのですが、ShougiXさんのような有段者の方はいったい何手詰めの問題を日々何問ぐらい解いていらっしゃるのですか?また、解くときに気を付けていることはありますか?

私は短手数でも中々苦労していて、苦手な手筋が出ると脳内の駒の配置が朧気になります。そして詰将棋ばかり解いているとき詰将棋ルール前提での詰みを検索してしまいますね。実戦を意識してどのように活用していくか考えないと練習の為の練習になってしまいそうです。詰将棋で解けたとしても本将棋で手筋としてスムーズに想起して、使えるかは別問題ですし。なんかこの悩みShougiXさんの過去記事でも見たことがあるような気がします(笑)将棋ファン皆が一度は通る道なのかもしれません。
  • 湯豆腐 
  • URL 
  • 2017年10月08日 18時45分 
  • [編集]
  • [返信]

Re: 日々の詰将棋 

湯豆腐さま、書き込みありがとうございます!

えっと、僕の場合は詰め将棋をしばらくサボってました(^^;)>。。それで、こういう事になってしまったわけでして…。

サボるようになる直前、僕の場合は電車の中で5手詰めや7手詰めといった比較的単手数の詰め将棋を、1日1冊バーッと解く方法で落ち着いていました。詰め将棋の本はローテーションで、ハンドブックが中心です。

「詰め将棋ルール前提の解き方」という所は、僕も昔は気にしていましたし、それでいいのかとも思っていました。でも詰め将棋でとくに重要なのは思考能力以前に、寄せの手筋を覚えてしまう事、そしてそれを「考えず」にひと目で見えるようにする事だと思い、気にしなくなりました。そして長手数の詰め将棋ではなく単手数の手目将棋をくりかえし解く事にしました。それまでは解けるまで何十分でも「考えて」いたんですが、寄せの手筋の「覚える」ならそれは合理的じゃないと思って、しばらく考えても分からないものは粘らずにすぐ答えを見る、という方法にしてましたね。

 長手数の「考える」タイプの詰め将棋は、もちろんやれば効果はあると思うんですが、それは僕の場合は本将棋でやる事にしています。だって楽しいんですもの(^^)。

  • ShougiX 
  • URL 
  • 2017年10月09日 17時19分 
  • [編集]
  • [返信]

NoTitle 

お答え頂きありがとうございます。

解いていた時期は一日一冊ですか。凄いですね!それも7手でですか。

確かに基本的な形や手筋を覚えないことには手数が伸びたときにも逆算して解けませんしね。実戦なら猶更そうです。1,3手レベルなら考えなくても反射的に解けるのですが、5手以降のレベルではまだまだパターン認識で解けませんね。上達への道のりは長い。

自分の実戦での寄せの局面を収集して、吟味してみたら面白そうですね。多用する手筋、よく見逃す手筋など傾向を調べて、それを改善するトレーニングを意識的に積んだら終盤凄く強くなりそうです。こんなこと基本が疎かの私には早すぎるんですけどね(笑)
  • 湯豆腐 
  • URL 
  • 2017年10月09日 20時26分 
  • [編集]
  • [返信]

Re: NoTitle 

湯豆腐さま、

ああ、5手詰め、わかります、僕も経験あります!僕も、3手詰めから5手詰めへのステップアップの時は苦労した覚えがあります。あそこって、何か壁がありますよね。僕は一回挫折した後、詰め将棋以外の勉強を色々やってから詰め将棋に戻ってきたら、いつの間にか解けるようになってました。寄せの手筋とか囲い崩しとかのほかの勉強でヒントでも掴んだんでしょうか。
  • ShougiX 
  • URL 
  • 2017年10月10日 04時35分 
  • [編集]
  • [返信]

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Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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