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第65期王座戦 第1局 中村太地 vs 羽生善治 (矢倉)

 始まりました王座戦!中村さんは羽生さんへのタイトル戦挑戦3度目、いずれも惜しい所まで迫って羽生さんにあと一歩届かずという紙一重の差、3度目の正直でいよいよタイトルを奪取できるんでしょうか…羽生さんに2冠以下になって欲しくないし、どちらも応援だな、これは(^^)。

20170905王座65-1_中村太vs羽生_矢倉29手 将棋は最近よくある先手矢倉vs後手雁木。雁木とか左美濃とか、後手が矢倉本組みに行かずに工夫していく最近の将棋でいうと、A級順位戦の▲佐藤康△豊島戦もNHK杯の▲森内△藤井聡も後手の勝ち。いまは後手の工夫を先手が破り切れない感じなんでしょうかね…。29手目盤面図は後手雁木△73桂に対して、先手は▲79玉も入れないうちに棒銀の構えを優先!この棒銀が成立するのかどうかはぜひ見てみたいです。ここから…

△55歩▲同歩△45歩
 後手、はやくも仕掛けた!△33角の形の角筋を通しに行きました!いや~、矢倉の急戦型では、右四間飛車なんかでもこの角筋が先手の脅威になる事がけっこうありますよね。しかし今回は先手玉が6筋に待機しているのでどうでしょうか…

▲37桂△55角
 先手はなんと桂跳ね!いやあ、この桂跳ね、本当に大丈夫なんでしょうか、ボク的にはもう大変な状況に見えるんですけど(^^;)。後手は△55角の一手でしょうが、その後で桂を跳ねると飛車取り、銀が動いても桂を抜かれます。▲56歩は先手だけ歩切れにされるのでよほどでない限りは指したくないし…ああ、▲66歩と止めておいてから▲76歩と桂頭攻めかな?

▲66歩△86歩▲同歩△85歩
 お、予想的中(^^)!しかしそれは見え見えなので、ここで後手の羽生さんが8筋で連打の歩!しかし先手はこれを取ると後手の桂が躍動してくるので取れない、ここで反撃か…いやあ、中盤がいきなり際どい戦いだよ、急戦調の矢倉ってこういう手番を交換にながらギリギリの将棋が続く感じですが、こういう最新形でもその傾向は変わらず(^^;)。

▲56歩△44角
 いやあ、この▲56歩もこの一手ですが、しかしいい角追いですね、後手の角は右に引いても左に引いてもどちらかの利きが消えてちょっと嫌だ。でも、残すなら22~44のラインのどこかに引きたい感じでしょうか。

 というわけで、後手の急戦も先手の棒銀もいきなりは決まらず、一手間違えたらあっという間に悪くなりそうな状況でお互いにねじり合い。途中、角の利きの差と攻めの右銀の捌けぐあいの差で後手の方が少し良さそうになったようにも見えたんですが、しかし寄せに入るのは簡単でなかったか(もしかするとその逆で踏み込みを急ぎ過ぎた?)、先手玉が入玉できるか後手が捕まえることが出来るかという将棋に。そして…いやあ、これはちょっと鳥肌もの、中段玉寄せにくしの典型のような格好から羽生さんが押し返してしまったよ(゚ロ゚ノ)ノ。これはすごい、なんでこんなのを押し返せるんだ…。しかしここからの中村さんの凌ぎがすごかった!敵陣3段目に入って押し返されたのが117手目なので、そこから70手近く粘って、逆に詰めろをかけ返しての大逆転勝ち、中村さん先勝です!しかし、投了図以下の詰みがボクには分からんぞ(^^;)。。

 最近、王位戦とかNHK杯とかで、太地さんの解説を見る機会が何度かあったんですが、中盤も終盤も寄せもものすごいので、羽生さんは中村さんに終盤で競り負けてしまうんじゃないかと思ってました。今日はその予想がモロに出てしまった形でしょうか、英雄の落日を見るのは辛い…。羽生さん、今は気持ちを切らさず、竜王戦に集中して欲しいです(^^)ガンバッテ。


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駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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