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第58期王位戦 第3局 羽生善治 vs 菅井竜也 (角交換振り飛車)

 角交換振り飛車&時間攻めのセットで菅井さん2連勝で始まった今期の王位戦。この第3局で菅井さんが勝つと、もうこれはほぼタイトル奪取なんじゃないかと。菅井さんとしては、羽生さんに破られるまでずっと角交換振り飛車の連投で行くでしょうが…ああやっぱりそうでした、そりゃそうですよね(^^)。

 20170808王位58-3_羽生vs菅井_後手角交換振飛車31手 ファンとしては「もう王位戦は捨てていいから竜王戦に絞ってくれ~」なんて思ってたんですが、ファンも見るスポンサーもついているというタイトル戦で、タイトルホルダーがそんな事できないんでしょうね、羽生さん対策をしてきました!まず、角交換振り飛車からの向かい飛車への振り直しに対し、羽生さんは早々に▲67角(31手目盤面図)!せっかくの角を早々に自陣に打つのはもったいない気もしますが、菅井さんが飛車を1段目に引いているのでなかなか敵陣への打ち込みのチャンスは廻ってこなそうだし、一歩得確定のこの角打ちで先手を取りに行く感じでしょうか。あと、この角はたぶん△12香と吊り上げてからの▲24歩での端の突破も含みにしてるんでしょうね、さすがにそんな単純にはいかないでしょうが(^^;)。そしてもうひとつ、菅井さんの時間攻めに対し、この第3局は菅井さんと同じぐらいに速いペースで指し進めてきました!互いにこれだから1日目の午前中ではやくも37手、このままいったら1日で終わってしまうんじゃ(^^;)。さて、このまま午後もハイペースで進むのでしょうか?

20170808王位58-3_羽生vs菅井_後手角交換振飛車38手 1日目はこのあと、先手▲67角の筋違い角からの▲12歩の香のつり上げの筋が決まっちゃってるように見える所まで進行。菅井さん、途中で筋違い角の攻撃を受け切るのは無理と見たか、別の戦場を作り出しての反撃を狙う△55銀(38手目盤面図)。これは次の△77角の攻めを狙ったんでしょうが、羽生さんは…

▲15歩
 うわあ、羽生さん、付き合わずに筋違い角を使っての端攻めを進めます!対して菅井さんは…

△73桂
 これはアマ低段の僕には狙いがよく分からない(^^;)。ここで△77角を打てないというのは、羽生さんが付き合ってくれなかった事で△77角が成立しなくなってしまったように見えるというか(いや、成立の是非をぜんぜん読んでないんですが^^;)、これだと△55銀との関連が少しぼんやりしてしまって、手がバラバラにも見えるなあ…。。いや、でも僕が何かを見落としてて、深謀遠慮な手なのかも。

▲14歩△同歩▲12歩
先手羽生さんは1筋攻めをして…

△85桂▲68銀△95歩▲同歩
後手菅井さんは9筋攻め。お互いに我が道を行ってます(^^;)。

この後も互いの指し手がハイペースで進んで、66手目で封じ手になったところでは、双方攻め合いの様相。いや、攻め合いというより、先手の筋違い角の攻撃が決まっちゃってるので、後手は先手玉にいつでも攻撃をかけられるように嫌味をつけておいてから手を戻したというあたりなのかなあ。この局面がそう見えるへなちょこアマの形勢判断としては、封じ手の時点では先手十分の局面な気がします。もしかすると、2日目の午前中には優劣がはっきりしてくるぐらいの状況かも。でも、明日の昼間は将棋を見ている暇はナシ、またしても15時代の決着とかになるとファンとしては辛いっす。菅井さん、2日制のタイトル戦で時間攻めとかやってないで、考えつくした自分なりの最善手を指すようにしてくれ~、そのための2日制なんだから(。・ω・。)タノムヨ。

20170809_kansousen.jpg◆◆◆◆
 2日目、ダッシュで5時台に帰ってきました、どんな状況かな…終わってました(´;ω;`)。。137手にて先手羽生さんの勝ち、終局は14時50分との事、菅井さんは3時間半近く余らせての敗戦。そして羽生さんの寄せ、これはすごい…。いや~竜王戦トーナメント村山戦での詰め将棋のような寄せも強烈でしたが、飛車捨てからの歩1枚すら余らせないピッタリのこの詰みもすごい。衰えてなおこの寄せか、やっぱり羽生さんは特別だわ、これはスゴいものを見せてもらいました(^^)。
 それにしても8月の羽生さんは夏の甲子園なみの過密スケジュールです。番勝負が王位戦3局に竜王戦挑戦者決定戦3局。それに順位戦、棋王戦本戦、王将戦予選ですか…。このまえ、棋王戦トーナメントで敗退していましたが、もし竜王戦に挑戦したいと思うんだったら、あれは敗退が正解ですよね、もし勝ってたらありえない過密スケジュールです。僕なら王将戦予選の対三浦戦の準備も捨てるな(^^;)、相居飛車で対策しないといけない新手がこの期間に飛び出してしまったら、王位戦第4局の準備を捨てるのすらやむなしかも。なるほどこの過密スケジュールを見ると、この第3局に対策をぶつけてきた羽生さんの選択は理解できます、だって棋王戦本戦を潰してでも王位戦の準備に当てないと、角交換振り飛車対策を準備できる時がなさそうねすよね。そう考えると、タイトル戦を戦っている棋士って本当にしんどいですね。渡辺さんが「2冠ですら相当厳しい、3冠なんてとても無理、準備がまるで追いつかない」なんて言っていたことがありましたが、複数冠がいかに怪物レベルなのかという事がよく分かります(^^;)。それにしても、1勝返して最低限の面目は保ったと思うので、8月はあくまで竜王戦を本筋で戦ってほしいっす。。

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駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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