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第30期竜王戦1組 郷田真隆 vs 羽生善治 (横歩△85飛)

 羽生さんと康光さんがいなかったら、いまだにプロ将棋を見る気になれなかったかも。羽生さんの永世竜王&永世7冠が実現するとして、それを見逃す事だけはしたくないのです( ̄ー ̄)。そんな羽生さんですが、竜王戦1組なので楽な対戦相手がひとりもいません。というか、羽生さんは順位戦でも他のタイトル戦でもいつでもそうか。。1組ランキング戦、三浦さんの次は郷田さんです。後手となった羽生さんは横歩取り△33角85飛。
20170317竜王30-1組_郷田vs羽生_横歩32手 一時は下火になった△85飛戦法ですが、ここのところまた復活してきましたね。僕は後手横歩の時は△85飛は角交換から▲77桂が飛車に当たってくるのがとにかく嫌なので避けているのですが(^^;)。32手目盤面図、これは後手の右辺の駒組みはともかく(でも最近の横歩は後手が△72銀の一手で済ませるものが圧倒的に多い気がする)、△85飛戦ではありがちな形じゃないでしょうか。しかしここでの先手は手が難しい…。▲16歩、▲96歩、角交換、▲24歩…どれもありそうですが、横歩ってこの中盤の入り口で一気に優劣がついちゃったりするんですよね。。個人的には▲24歩と角交換、それに交換後の▲77桂を飛車に当てて手番を握って先手を取りたい所ですが、先手の中住まいは守りにくいんですよね、仕掛けて良いものかどうか。。

▲16歩△24歩
 お、郷田さんは無難に▲16歩、それに対する羽生さんは△24歩。あれ?やっぱり羽生さんも▲24歩は嫌だったのかも。これは「敵の打ちたい所に打て」なんじゃ…

▲59銀右△94歩▲17桂△81飛
 うああ、なんだこの先手は!!!ここの郷田さんの指し手は素人にはさっぱりわからないよ(゚ロ゚ノ)ノ。。でもアマチュアと違ってプロが指す桂馬の外跳ねって、すごい事になる時があるんですよね…いや、これは飛車の引き場所も考えてるのかな?う~んわからん。。しかし、羽生さんの△81飛が凄い、これは▲77桂の飛車当たりをあらかじめ避けつつ、飛車の打ち込みに備えつつ、11と99に紐をつけてるんだな、きっと(テキトウ)。。

20170317竜王30-1組_郷田vs羽生_横歩39手▲75歩(39手目盤面図)△同歩▲74歩△65桂
 郷田さん、行ったああああ!!!いやあ、これは決まったんじゃ…

▲33角成△同桂▲66歩
これで後手の右桂は死にました。しかしこれ、返し技があるように見えるんですが…

△88歩▲同金
 そうですよね、こうやって金を88に呼び込んでから△44角の打ち込みですよね…と思ったら…

△45桂
 うあああああ、そうかなるほど、桂を取らせてから△44角の方が厳しいのか!というわけでこれで先手は▲65歩と桂を取りにくくなりました。いやあ、横歩の中盤の争いって代償の求め合い、派手な交換や打ち込みやトラップ合戦になるので、見ている分には最高に楽しいです(^^)。これは羽生さんが一本取ったんじゃないでしょうか。そして、ここからは羽生さんの一方的な攻め。この攻めがまったく切れず、86手で後手羽生さんの勝ち!よかった、羽生さんの永世竜王&永世7冠への道はまだ繋がってます(^^)。

 ところで、32手目盤面図あたりは多分定跡範囲ですよね(85飛の研究が甘くて良く分からず^^;)?だとしたら、あそこから数手のうちに優劣が決したと思うんですが、もし▲16歩△24歩の交換が後手の得だったとすると、横歩って恐るべき戦型だと思ってしまいます。端歩を突く一手でアウトなんて、もうこれは研究勝負じゃないですか。強豪棋士が若手が研究した横歩の新手の餌食になり続けている理由が、なんとなく分かった気がします。横歩、怖いなあ。実は、△85飛対策は、山崎流&新山崎流を押さえてあるだけで、あとは羽生vs渡辺戦での羽生さんの△85飛破りをもとにアドリブで指している程度なので、指されるとけっこう肝を冷やすんですよね。85飛対策もやっとかなくちゃいけないのか…趣味で将棋を指す僕にとっては、時間が足りなさすぎます。稲葉さんの△85飛本でも目を通しておこうか…あの本、「もう△85飛は廃れただろう」と思って買わなかったんですよね…。


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駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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