第66回NHK杯 羽生善治 vs 佐藤和俊 (後手四間飛車)

 うわあああああ羽生さん負けたああああ(゚д゚ノ)ノ!!!!振り飛車党の佐藤さん、これは大金星です!!

 それにしても序盤から面白かった!後手佐藤さんは飛車筋を三筋から四筋に変えて、攻めやすい所からという感じで駒組み、一方の羽生さんは早めに跳ねた右桂がずっと負担になる感じ。僕が居飛車党だから居飛車を悲観視してしまうのかも知れませんが、序盤の駒組みの時点からずっと後手が良いように見えていました。中盤も6筋の攻防も後手が優位。こんなの、僕が指したら一方的な先手ボロ負けだったと思うんですが、ところが簡単に崩れず、ものすごく際どい将棋を作ってしまうのだからプロはすごいです。

20161218NHK66_羽生vs佐藤和俊104手 そして終盤、これがメッチャクチャ面白かった!!お互いに、よく一手30秒であんなに手が見えるもんだと舌を巻いてしまいました。戸辺さんが解説していましたが、先手はどこかで▲61桂成と入りたかったですね。しかし、そのタイミングが難しい…それは自玉が受かっているかどうかを計算してからでないと指せないので、ここに早指し戦の妙があったと思います。盤面図は104手目ですが、この局面図って、ものすごいと思います。勿論そんなわけないんですが、なんかどちらにも勝ち筋がありそうに見えるんですよね。ここの先手は攻めるかうけるかの判断がすごくむずかしそうでした。パッと見えるのは後手玉の入玉を防ぎつつの攻めの9筋に止め駒を張る手、今かどうかは分からないけど攻防の▲46角、受けるなら▲86銀(でもこれは戸辺さんが否定してました^^;)、そして入るのであれば▲61桂成…

▲95香△94歩▲46角
 羽生さんはまず後手入玉の筋を消してから攻防の角を放ちました!9筋の手の交換は0手で入った計算ですが、しかし先手からすれば時限つきの手なので、本当にギリギリの一手です。いや~これは僕には指せない…。だって、その後にはやい寄せがひとつも見えないので(^^;)。こういう時って、自玉が何手空きになってるかとの比較で最善手が変わってくると思うんですが、先手玉の安全度がなかなか難解で読み切れなくって、ムズカシイです。。

△55歩
 これまた難しいっす。とにかく、後手の駒台にある香が厄介。本当なら▲55同角として、いずれ来る△77桂成には▲77同角で綺麗に守れそうなもんですが、それをやると串刺しで切り返されるんですよね…。

ここから羽生さんは玉の早逃げをし、そして▲26角打なんていうとんでもない攻防手までひねり出したんですが(どうやればこんな手を思いつくんだ…すげえ)、最後は佐藤さんの勝ち!!いや~、このあたり、検討したらなんかあったような気もします。しかし後手玉が2手空き以上あるのは確実なので、先手は攻め手を挟むタイミングが本当に難しい終盤だったように思いました。

 佐藤さん、勝った後は少し渋い表情をしていましたが、本当は喜びたくって仕方なかったんじゃないかと(^^)。プロ棋士になって、全国放送で羽生さんを倒すなんて、天にも昇る気持ちになっていてもおかしくないですよね~。佐藤さん、おめでとう(/*゚ー゚)/!!!

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Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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