将棋日本シリーズ 決勝 佐藤天彦 vs 豊島将之 (角換わり)

 午前のNHK杯に続いて、この将棋もメチャクチャ面白かった(^^)!!どちらが勝つかギリギリの寄せあいにもつれこんだ大熱戦でした!!

20161023日シリ37_佐藤天vs豊島_角換58手 中盤で凄かったのは天彦名人。天彦さん、銀をまるまる損しながらも後手玉に襲い掛かり、58手目盤面図に辿りついた時は先手天彦さんは桂損の状況。しかし後手陣を半壊させているのでこれでバランスが取れているという判断なんでしょう。それは分かるんですが、後手豊島さんが銀を打って馬を追いに行ったところでの天彦さんの応手は…

▲41銀
 おおお~、馬取りを手抜いて後手玉に迫ったああ!!!いや~、更に角銀交換の駒損をしてでも寄せが先なのか。ということは、寄せの目星がついている?いやあ、僕には寄せのイメージがぜんぜん湧きませんでした(- -;)。

△45銀▲同歩△46角
 そして今度は豊島さんが逆襲、角の打ちこみ!これは好手に見えますが、飛車の打ち込みなら王手から入れるのにそうしないという事は、攻防に利かせないと後手はヤバいという事かな?

 ここから後手豊島さんは怒涛の反撃!!もう悪いと思って詰まさなければ負け、みたいな感じだったのかも知れませんが、しかしこの追い上げがすごい迫力、面白かったです!!いや~、凄かったなあ。でも、解説の木村さんや棋譜コメントしていた谷川さんあたりは、その口ぶりからすると後手足りないと思ってたみたいです。しかし…豊島さん、寄せきってしまいました!!大熱戦の末、96手にて豊島さんの勝ち!!

 最後の寄る寄らないの所ですが、天彦さんとしては、玉を上部脱出させようと上に逃げた時に、88手目の△76銀は詰めろになっていたのが痛かったみたいで、上部脱出狙いが敗着らしいです。でも、代えて97や98に玉を逃げるとすると、角の利きで頭を押さえられてるし、△76歩あたりでやはり詰めろになるので、感覚としては上に逃げにいくのは普通ですよね。1分将棋になると、名人ですらこうなるから終盤はオソロシイ(^^;)。でも…さすがは光速流の谷川さん、読み切っていたのはさすがと思いました。しかも、人格者だから「こうすれば寄っていた」とか、言わないんですよね。あれ、実際に指している棋士を慮ってのことですよね、大人だなあ。。それにしても、最近の豊島さんの終盤はすごいです。序盤は鉄壁、課題は終盤なんて言われてましたが、僕らアマからしたらとんでもない。。というか、悪くなってからの終盤逆転術って、関西の若手棋士の人はみんな凄いですね。山崎さんも糸谷さんも稲葉さんも、最後の最後で本当にひっくり返してしまいますから、しかもプロを相手に。いや~、大熱戦の日本シリーズ、面白かったです!!

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Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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