『山崎隆之の一手損角換わり』

Yamazaki_Ittezon.jpg 序盤勉強がなかなか進まなくなってしまいましたが、細々と続けていたのがこの本の勉強(^^)。今の勉強プランでは読み終わるまで待っていたら全然レビュー出来そうにないので、第1章(大体1/4)を読み終わっただけですが、ここでひとまずレビュー。僕が待ちに待った一手損角換わりの定跡書です!!いや~、これが発売になった時は飛びついて買ってしまいました。山崎さん、ありがと~。。

 この本の目次は以下の通り。
1章 △3二金型VS腰掛け銀
2章 △3二金型VS早繰り銀
3章 △8八角成型VS早繰り銀
4章 糸谷流△7三銀戦法
5章 棋譜解説


 まず、この本以前の知識として、「一手損で相腰かけ銀は後手大歓迎」という点と、「一手損は早くり銀に対応しにくい」というのがあります。とはいえ、一手損角換わり全盛期にはまだ将棋を始めていなかった僕は、実践で一手損を喰らうことが少なかったです。それに輪をかけて正調角換わりはガンガン喰らっていたので、先に角換わりの勉強を済ませてました。結果、角換わりでの自分の得意戦型が腰掛け銀になり、一手損では△85桂が飛んでくるのが分かっていながらも相腰かけ銀にしていたわけです(^^;)。。そんな僕なので、手っ取り早くいくなら第2章から読めばいいのに、正調も一手損も腰掛け銀だけで何とかならないものなかと、淡い期待を込めて第1章から読みました(^^)。

(1章:相腰掛け銀)
 全部で220ページほどのこの本、50ページほどが第1章に割かれています。普通の腰掛け銀の変化は、あまり丁寧に書かれてません。多分、一手損の本筋を早繰り銀と見ているんでしょうね。腰掛け銀を深く研究したいのであれば、青野さんの「後手番一手損角換わり戦法 (スーパー将棋講座)」の方がいいかも。あ、そうそう、青野さんの本は、角換わりの主要戦法となる腰掛け銀、早繰り銀、棒銀それぞれをバランスよく説明してくれていて、こちらもおススメです。とくに後手番で一手損を指す人にはマストかも。そうそう、渡辺‐丸山の竜王戦の棋譜なんかも、めっちゃくちゃ参考になります。
 えっと、ハナシをこの本に戻しまして、じゃあなぜこの章に50ページかかったかというと、山崎流△52飛戦法なるものにページを割いているからです(^^;)。いや~、こんな筋、僕は今まで喰らった事がないです(^^)。というわけで、先手で相腰かけ銀を指すなら、この部分は読んでおいた方が良いかも。山崎流を初見で破るのは至難の業に思えました。逆に後手で指すなら、まずは先手が相腰かけ銀にしてくれないと、そもそも相腰かけ銀の選択を出来ないし、またわざわざ山崎流にしなくても後手指しやすい展開に出来ると思うので、山崎流を選ばないなら飛ばしてもオッケーかと。

 あと、1章に関しての話ですが、山崎さんがはやめに検討を打ち切っている変化筋に注意。山崎さん、「これで先手は馬を作るので駄目」とか「端を突破されて終了」みたいに書いてある筋でも、僕ぐらいの棋力(千駄ヶ谷3段ぐらいです)だと、とてもそうは思えない所がちょくちょくありました。指し進めてみて「あ、なるほど」という所もあったんですが、どうしても打開の順序が分からないものもあったり(これは僕の棋力の問題かも)、反撃筋を思いついたりする所も。山崎さんは将棋も独特なので、羽生世代の将棋本や対局を中心に勉強してきた僕とは、形勢判断の感覚が違うのかもしれません。まあこの辺りは世代差や個人差があるんでしょうね。

 な~んて感じで、第1章のレビューでした。う~ん、糸谷vs渡辺という、角換わりの達人同士の対戦となった竜王戦が始まるまでに、全部読み終えることが出来るだろうか、自信ないなあ(^^;)。でも、出来る所まで頑張りたいと思います!!


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Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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