がんばって将棋初段を目指すページ!

Entries

第64回NHK杯 畠山鎮 vs 熊坂学 (後手角交換四間飛車)

 今期の成績次第では引退に追い込まれてしまう熊坂さんですが、トーナメント戦であるNHK杯で連勝を続ければ生き残りの可能性もある!!しかも、今年は結構調子が良くって、ここまで11勝6敗!!人柄は良さそう、しかももっといてほしい振り飛車党、というわけで、応援しちゃいました(^^)。

20141123NHK_畠山vs熊坂_角交換四間32手 将棋は後手角交換四間飛車。振り飛車は向かい飛車&逆棒銀、先手居飛車は銀冠&腰掛け銀。双方とも文句なしの駒組みです。さて、ここからは1筋の歩を突くか、▲66歩とさらに万全の形を作るか、と思っていたところで…

▲75歩
 おお~畠山さん、7筋の位を取ったああ!!この前の竜王戦でも、森内竜王が75まで歩を進めて後手の美濃囲いの△74歩を指させないように押さえてましたが、自陣が乱れる事にもなるので、僕はなかなか怖くて指せない(^^;)。そんな事もあってか、こういう手は無意識のうちに候補から外してしまうのですが…今回の場合は美濃崩しの常套手段である角のラインを利かせてからの73の歩を浮かせる手が綺麗に見える。これは良さそうな手に思えます(^^)。

△33桂▲74歩△同歩▲55角
 うおお、畠山さん、いきなり行ったああ!!しかし…角が狭いなあ。角換わり系の将棋では、どうしても敵陣に角を打ち込まなくては気がおさまらない僕としては、もしかしたら捌けなくなってしまうかもしれない所に角を打ち込むのはとっても不安なのです(^^;)。この角、逆に後手から的にされないかしらん?

△64歩
 え?△77桂でも△77銀でもないのか?!…なるほど~、これは歩損してでも角を呼びこんで、手順に銀をあがって角に当てようというんですね。

▲同角△73銀▲55角△63金▲44角△32飛
 この時点で先手は一歩得ですが、やっぱり角が狭い(^^;)。というわけで、差し引きでまずまずバランスのとれた中盤の入り口なのかな?竜王戦といい、ここのところ後手美濃の△74歩を突かせない▲75歩をよく見るので、今度指してみよう(^^)。

20141123NHK_畠山vs熊坂_角交換四間50手 この絶妙のバランスのまま局面が進んで50手目。先手も後手も飛車が動いたらいきなりヤバいという、どちらも非常に仕掛けにくい状況。こういう時、早差し戦で自分の手番だと焦りますよね(^^;)。将棋の勉強を始めたばかりの頃は、もう何を指していいのか分からないという状況に追い込まれ、悪い手と分かっていながらもその手を指さざるをえないという事が良くありました(^^;)。いまならまだ1筋の端歩を突く余裕があるので、一回は手渡しできますが、それも突き返されたらもう手渡しできない。というところで…

▲48飛
 うわ、先手動きました!!しかしこれは27に角の打ち込みスペースが出来てしまいますが、大丈夫なのか?

△55歩▲同角△27角
 やっぱり打ち込まれちゃったよ…。これは相居飛車の角換わりで、級位の時によく食らった筋なのですが、しかしプロがこんなの見落とす筈が無いので、これで指せるという形勢判断という事ですよね。しかし…先手はここからどうするんだ?

▲45歩△同角成▲同飛△同銀
 飛車角交換で先手駒損、ここまでは後手が得。ここで終わったら後手が得した上に、自分で仕掛けておいて自分で暴れるしかなくなっている状況なので、あまり良くない気がします。しかし手番は先手なので、ここで何かあるのか?あ、▲43角みたいな手で、△42飛なら▲33角成、△31飛なら▲52角成で馬を作るとか?

▲85桂
 ぜんぜん違った(^^;)。しかしこれは…後手付き合ってくれないのでは?右金が離れている状況で飛車を渡しているので、これは先手まずくないかい?

△28飛
 やっぱり来たか…。手抜いてどうなるかは誰でも考えると思うんですが、しかし実際の形勢はどうなんだろうか。…先手は▲73桂成の王手で銀桂交換の駒得ですが、攻めが繋がりそうにない。一方の後手は龍を作る事が確定、桂香も確実に拾えそうなので駒損もすぐに挽回できそう。という事は、後手の方が良いんじゃないかなあ。
 やっぱり居飛車はあの飛車を動かしてはまずかったんじゃないかと思うのですが、では代えて何があったかというと…分かりません(*´・ω・) 。あそこ、手待ちしたとしたら、振り飛車から何か速い手があって、急いだという事なのかな?しかしこの中盤戦は見ごたえがありました!一回戦の時も思いましたが、熊坂さんは、中盤で相手の手を消してしまう重厚な差し回しがうまいですねえ。

 これで終盤戦にいい形でなだれ込んだかに見えた熊坂さんですが…暴れるしかなくなった先手の攻めに対し、受けずに攻め合いを構想してしまい、93手にて逆転負け(・_・;)。いやあ、受けの金を攻めに繰り出して玉を薄くしたのはさすがに指しすぎだったようです(^^;)。生き残りに向けて応援していただけに、これはちょっと残念。

 この前の竜王戦の佐藤康光さんの解説や今日の感想戦をきいていると、森内竜王にしても熊坂さんにしても、終盤戦で、アマの級位者ですら見えるような手を回避して、更に良くしようと複雑な手を指してマズくしちゃったような気がします。きっと、プロだから色々と見えすぎちゃうんでしょうね。今年のNHK杯でも、山崎さんが「こうすればいいと分かっているのに違う手を指してしまうというのは病気ですかね」みたいなことを言ってましたが(^^;)、「あれ?こうしたら良くないか?」とか、色々と思いついちゃうんでしょうね。「寄せは俗手で」、というのを肝に銘じておこうとも思ったんですが…よく考えたら、僕は俗手しか指せないので、いらぬ心配でした<(* ̄ー ̄)>ふふ…
関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

トラックバック

トラックバック URL
»»この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

左サイドMenu

プロフィール

ShougiX

Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

新刊棋書

最新記事

右サイドメニュー

検索フォーム

これまでの訪問者数

アド

ブログランキング

ブログのランキングサイトに参加してみました。 よかったら、クリックしてくださいね!

QRコード

QR