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第64回NHK杯 渡辺明 vs 佐々木勇気 (横歩取り)

 お、渡辺さんが出てきたという事は、もう2回戦なのか?!しかし、NHK杯を見るのは極力控えようと思っているので、チラ見で終わらせるぞ!渡辺さんの構想力を勉強するだけで終わらせるぞ!…超攻め合いの横歩だ、面白え…結局全部見てしまいました(^^;)。なんか、もう半年ぐらいこのパターンを繰り返している気がするなあ。。

 それにしても、佐々木勇気5段が強い!プロ棋士で弱い人なんていませんが、それでもタイトルホルダーやA級棋士さんと指すと、けっこう実力差を感じる事が多いです。しかし、佐々木さんの将棋は今までに何回か見たことがあるのですが、いずれもすごく鋭い!今日も横歩という、すぐに力将棋になってしまう戦型で、渡辺2冠相手に互角以上の戦い!中盤以降はものすごい攻め合い寄せ合いで、まったく目が離せなくなってしまいました。渡辺2冠、佐々木5段ともにハッとするような手がバシバシ飛び出し、一手指すごとに、指した方が優位になったように見えるような状況。

20140810NHK_渡辺vs佐々木勇_横歩145手 しかしさすがは渡辺2冠、玉頭を押さえられていた待ち駒を見事な順から外し、これで勝負あり。さすがの構想力、2冠は伊達じゃないな、と思ったら…うおお、佐々木さん、そこから準王手龍で切り返し、ギリギリの状況からの反撃!
 盤面図は145手目、その佐々木さんの激しい反撃をまたもやしのぎ切り、先手の渡辺さんが51に馬を作ったところ。、これが▲33金からの詰めろ。いやあ、見ごたえのある大激戦でしたが、最後は渡辺さんの底力が勝ったか、お疲れ様…と思ったら…

△78歩(146手目)
 後手の佐々木さん、最後のクソ粘り、連続王手から何か良い順を探すしかないのは分かりますが、さすがにこれは思い出王手ですね…と思ったら、あらら、これは存外厳しくないかい?もし△66桂の跳ね出しが王手になる順があるとすると、攻めながら玉の脱出口が出来てしまう。だとしたら▲同玉は危険な気がするので▲同角なのかな?でもそうなるといかにも引っ張り出されそうだよな。となると、できればこの歩を取らずに躱す順を探したいですが…いやあ、仮にその順があったとしても、1手30秒の将棋ではその順を模索するのは頓死しそうで危険すぎますよね。せめて1手3分、いや、1分でもあれば…。

▲同角△88金▲同玉△81飛
 あちゃあ、玉を引っ張り出されてからの十字飛車、王手馬です。これは逆転したんじゃないでしょうか?こう考えると、146手目△78歩からは一直線なので、あれが超好手だという事になりそうです。もう、あれ以外の手だと後手はさすがに寄っていたんじゃないかなあ。

△85桂▲同飛
 なるほど、先手は合駒するしかありませんが、馬を抜かれても直後に銀を抜きながら成桂で右辺に利きを作るという訳ですね。これは勉強になるなあ。と思ったら…うおお、後手は詰めろを解かず、▲同飛車で一気に決めに来ました!!マジか、ぜんぜん読んでませんでしたが、これは寄りなのか?
 …ダメだ、▲79玉なら△88金から一気に寄り、合駒は何を打っても△76桂からばらされてオシマイなのか。う~ん、電光石火の逆転劇、ほんの数手前までは先手勝勢だと思ったんですが、これは素晴らしい終盤力、終盤術というよりは詰将棋の力を見せつけられた感じです。いやあ、この踏み込みは参考になるわ、すごい。。

 なんと渡辺さんは2年連続での初戦敗退。豊島さん、糸谷さん、中村さん、佐々木さん、千田さん…20代の棋士の中から、強豪が続々と出現してきた気がします。これからの渡辺さんは、羽生世代を超えるだけでなく、若手の突き上げも跳ね返さなければならないという板ばさみ状況になっていくのかも知れません。それにしても、早指し戦の面白さがいっぱい詰まった、ものすごく面白い将棋でした!!
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駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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