右玉破り

 腰掛け銀の勉強が終わったので、先手番でも後手番でも、狙えたら角換わりを狙っています。指さないと身につきませんからね。しかし…僕が覚えた形になかなかならず、とうとう、角換わりの勝率が29%になってしまいました。よ、弱ええ…。。その僅かな勝ちも、たぶん棒銀で勝ったものだと思うので、腰掛け銀は全敗なんじゃなかろうか。。咬ませ犬にもほどがあります。。

 でも、何番も角換わりを指していて、気づいた事がいくつかあります。81dojoの場合、初段になって以降、角換わり棒銀を指したのは僕ぐらいなもので、ほとんどの人は右玉に組むか、腰掛け銀にしてきます。で、意外だったのが、右玉に組む人が非常に多いという事。これは対策しないと、勝率2割を切る事も時間の問題である気がしてきています。

20140503_37手①▲99飛と振る狙い
 僕は、△右玉の定跡を『よくわかる角換わり』で勉強しました。『よくわかる~』に書いてある右玉対策は、普通に▲79玉~▲88玉と潜る組み方ではなくって、盤面図のように▲67金とあがって受ける方法。まあ、そんなに一度にたくさんは指せないし覚えきれないので、これを指していたんですが、どうもこれがうろ覚えだったみたい。先手の狙いのひとつは、飛車を地下鉄飛車から9筋に振り直し、右玉の囲えていない方から崩すというもの。例えば、後手がここで手待ちに入ると…

△72玉▲78玉△62金▲56歩△52金▲88銀△62金▲77桂△52金▲98香△62金▲99飛

 みたいな感じで、9筋から飛車香の2段ロケット&桂馬の猛攻が炸裂します。まず、右玉に対して▲67金とした場合の狙いの本命はこれ。で、これは覚えていたんですよ。問題は…

②後手の反撃に対する定跡
 ▲99飛が強烈な攻めなものだから、あまりに強引にその形にしようと拘りすぎていたみたいで、これが最大の敗因であったんじゃないかと。▲99飛の弱点は…飛車を振れる形を完成させるまでに、ものすごく手がかかるんです。これはあくまで後手が手待ちや緩手を指して来た時に可能になる筋であって、後手が先制してくると、▲99飛は間に合わない。
 右玉からの攻撃で、何度も負かされたパターンは、後手の飛車を1筋や2筋に回されて、これを受け切れないというもの。先手陣の右辺には金駒が一枚も残っていないので、これを喰らうと受けづらい。で、後手が飛車を回すのに邪魔駒になっているのが、21の桂。これを跳ねることころまで駒組みを進められると、先手は結構ヤバい。その桂が跳ねるには33の銀が邪魔。となると、後手の反撃筋は、盤面図から△44銀は、それ自体が先制の筋でもあるし、桂跳ねも用意できるしで、先手にとっては見た目以上に脅威になる手である事が多かったです。この銀を何とかしないと…。定跡手順は…

△44銀▲78玉△35歩
 ▲78玉の寄りは、右辺を放置してでも優先すべき手なのかどうか。僕には判断の難しい手なのですが、定跡はこれみたいです。後手飛車先の8筋に利きを作っておく手が大きいという事と、戦場から一路遠くなるというのが大きいと見ているんでしょうね。で、後手は、桂跳ねよりも先に△35歩から先制!

▲同歩△同銀▲45桂
 ▲45桂に代えて▲36歩と普通に収めても互角らしいんですが、せっかく勉強したので、激しく反撃する方法を覚えてしまおうかと。それは▲45桂。いやあ、デンジャラスな順に踏み込む手があるものです(^^;)。

20140503_46手△44銀▲39飛△35歩(46手目盤面図)▲56歩

 44銀の所では色々と考えられるところですが、これが最善手らしいです。こうなると戦場での形が崩れたので、先手に攻め筋が発生。手番が先手となったのを利用して、▲39飛。それを後手が受け、先手は銀の進出を阻む▲56歩と突き返したところで、ひと段落。ここからは、実力勝負という事のようです。

 それから、▲67金に代えての、右玉対策のもうひとつの▲79玉~▲88玉と潜る組み方というのは、『よくわかる~』には載っていませんでした。まだ読んでいない、僕が持っている角換わりの本に、糸谷さんの『現代将棋の思想 ~一手損角換わり編~』があります。右玉って一手損でよく見かけるので、その本を読んだ時に、▲79玉~▲88玉の方が戦えるようだったら、そちらにスイッチするというのも手かも。

20140428_69手③右玉の急所
 あとは、僕にとっての囲い崩しのバイブル『佐藤康光の実戦で使える囲いの急所』に出ていた右玉崩しも、いつの間にか忘れていました。昔はこればっかり使って右玉を破っていたというのに。。

 盤面図は、先月末ぐらいに指した角換わりの将棋です。ちょっと珍しいのですが、先手が右玉、後手が僕で、例によって△43金の玉形を作っての対右玉対策。中盤はうまく指し回し、まるまる角得して、後手よしの状況だと思います。で、問題の69手目盤面図が来ました。ここで僕は、ずっと狙っていた△11飛と回る事の出来るチャンスと思い…

△11飛▲35歩△45歩▲34歩
 ここで何が起きていたのかというと、△11飛なんかより、△45歩としておけば後手優勢だったんじゃないかと。△45歩に▲同歩と出来ないんですよね。そうすると△45同桂で、これまた▲同桂が出来ない。そうしたら△19角成で飛車がタダの上に詰めろがかかる(o^▽^)o。で、▲35歩とされた後に「あ!△45歩で良かったんだ」と思って、焦って△45歩としてしまい、その時には▲34歩が発生していて、先手優勢の局面が一気に混戦になってしまい、最終的には負けてしまいました(- -*)。
 さて、佐藤さんの本に出ていた狙いは、まさにこの将棋でいう△45歩であって、右玉は玉頭や桂頭が弱点。こんなの、何度も勉強していた筈なのに。。こちらの自陣角は、相手の打ち込んだ角を捕獲するために打った角なので、相手の手に乗って、いわば労せずして桂頭にラインを作った絶好の角だったわけです。こんなに条件が揃っていたのに、アホでした。。

 というわけで、今度、対右玉戦になったら、これらの反省を踏まえて、なんとか勝ちパターンを自分の中に作り上げたいです。糸谷さんの本を読む前に、とにかく今までの勉強を身につけないと。。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ShougiX

Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

新刊棋書
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブログランキング
ブログのランキングサイトに参加してみました。 よかったら、クリックしてくださいね!
QRコード
QR
これまでの訪問者数
アド