対局ばかりしていちゃダメだぞ

 前にも書きましたが、どうにも3段以上の方との対局となると、甘っちょろい事ではぜんぜん勝てないと感じます。対振り飛車戦や矢倉持久戦ならまだいいのですが、横歩の最新形、角換わり、5筋交換型の急戦矢倉なんかになると…序盤で優勢を築くのは到底無理、知らない変化に入ってしまうと全く勝てる気がしません。勝てた将棋を振り返っても、相手のミスを待つ将棋とか、強引に踏み込んで無理な寄せが通った将棋とか、そんなのばっかり(*>_<*)。実力ある人の棋譜と見比べると、実力差は歴然です。強い方の棋譜を見ると、同じ段位でも序盤が美しいったらありゃしません。僕はすぐに定跡から離れてしまうんですが、それは棋風というんじゃなくって、単に序盤がうろ覚えというだけなんですよね。。強い人はそう簡単には定跡から離れません。つまり…最善手をかなり長手数まで指し続けているんですよね。そりゃ強いわけだわ。こんな状態で何番指し続けたところで、とても勝つ事などできないんじゃないかと。勝ったところで、その1局の勝負に勝ったというだけで、トータルの棋力としては全然あがってないんじゃないかと。

 こういう事を感じたのは今回が初めてではなく、今まで何でも味わってきました。中級への壁を突破できずにいた頃も同じような事を感じた事があります。要するに、序盤定跡を覚える事が急務なんですよね。違いはわずかで、中級への壁は主力筋を知っているかどうか、3段への壁は変化も覚えているか、といったところで、原理は同じなんじゃないかと。しばらく2段以上の階級で戦って見て感じた事は、初~2段でも序盤定跡がきちっと身についている人というのは非常に少なくって、アマチュア向けの定跡書でもいいから、それがキッチリ身についていれば3段以上にはなれるんじゃないか、という気がするのです。

 調子が良かった事もあり、昨年末から対局が多くなっていました。しかし、対局を増やしたのには他にも理由があって、形勢判断や構想といった将棋の応用部分にあたるところを、実践で身につけたかったから。まあこれは一定の成果があったんじゃないかと思うんですが…しかしここは昔のペースに戻って、定跡の勉強や中終盤の棋力アップを地道に続けるべきではないかと。対局から離れすぎると、何となく分かりかけたように感じる大局観というやつがまた手からすり抜けてしまいそうなので、たまには指そうと思うのですが、基本的には座学中心に戻そう。…なんかこの感覚って、1年ほど前に対四間飛車急戦の勉強を始めた時の感覚に似てるなあ。なつかしい。というわけで、何となくですが、レーティング的な意味では、僕は今年一年はあんまり伸びないんじゃないかという気がします。でも、僕はプロになりたいわけじゃなくって、アマで楽しく将棋を指せるようになりたいというのが目的であるわけだし、目標の初段には何とか到達できたわけなので、実力が追い付いてもいない3段以上の実力を身につけるというより、将棋を指せる人なら誰でも知っているような序盤の定跡とか、そういうものをキッチリと身につける1年にしてもいいんじゃないかと。実力以上のクラスで戦い続けても苦しいばかりですしね。2段なら強い2段、3段なら強い3段というレベルの実力をつけてからその段位にあがった方がいいんじゃないかと思うのです。僕の棋力は、バランスでいうと、思考力よりも知識が足りていない気がします。暫くは、あまりに足りていない序盤の知識を身につけたいです!
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Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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