がんばって将棋初段を目指すページ!

Entries

第63回NHK杯 丸山忠久vs金井恒太 (角換わり)

 A級棋士が次から次へと消えていく大波乱となったNHK杯の2回戦が終わり、今週から3回戦です!今日は、角換わりしか指さないのスペシャリスト・丸山さんと、久保さんの振り飛車を玉頭位取りから撃破して波に乗る金井さんの対戦。金井さんは順位戦でもまだ昇級レースに残ってるんじゃなかったかな。今期の竜王戦トーナメントでも決勝トーナメントまで残っていたし、絶好調ですね。どちらも好きな棋士なので、双方がんばって欲しいです。

 さて、今回は戦う前から角換わりになるのが目に見えていたので、真剣に見てました。なんといっても、居飛車の勉強でいちばん出来ていないのが角換わりなもので、これはぜひ見たかったのです。で、できれば最新形の先手右四間の形になってほしいなあ、と。今日は解説が郷田さんなので、きっと丁寧に説明してくれるはず。。
 で、今日のNHK杯はやたらと勉強になったのですが、午後から用事で出かけてしまい、帰って来たのが夜中。僕の場合、習った事をすぐにまとめると頭に残りやすいのですが、ほったらかすとすぐに忘れてしまう体質でして(゚ω゚*)、何を学んだかすっかり忘れてしまいました。。で覚えている事だけでもまとめておこうかと。

2013120139手(6筋の歩)
 将棋は予想通りの角換わりへ。で、先手は飛車を4筋に振り直す最新形へ。で、前から不思議に思っていたのが、この基本形。僕が知っている将棋だと、先手の6筋の歩が66にあがっているのですが、どうもこの形の場合、この歩を突かない事が多い気がしていて、その条件が良く分かっていませんでした。しかし、今日の郷田さんの解説でスッキリ。要するに、後手の右桂が△7三桂~△6五桂と跳ねあがってくる心配がないのであれば、▲66歩と突く必要がない、という事なんですね。なるほど~、角交換で角の打ち込みがある事を考えれば、陣形を低く出来るのであればその方がいいし、先後同形になりやすい角換わりでは、1手でも得できると有効になり易い気がします。う~ん、これでひとつスッキリ。
 一方、先手が6筋の歩を伸ばさない場合、後手からはここで△65歩と突く場合をよく見ます。で、この狙いは、△64角の打ち込み場所を作るという事だそうで。なるほど~、これはすぐに使えるじゃないですか!!郷田さんの解説、すげえ。。

(後手の反撃の筋)
 で、僕は角換わりは相腰掛け銀からの木村定跡までしか勉強が間に合っていないもので、この先手の飛車が4筋に来る将棋の指し方というのが全然わかってません。特に、自分が後手だった場合、ここからどうやって指していいかがまったく分からず。角換わりでいうと、僕のネット将棋での成績は後手で1勝3敗で、後手番で勝てる気がしないという(;;)。この形、今年の竜王戦決勝トーナメントの森内vs羽生戦とか、あとは羽生vs中村の王座戦とかで何度も見ているにもかかわらず。う~ん、ぼんやり見ていたんだなあ(;;)。で、これも今日の郷田さんが見事に解説してくれて、しかも本譜もその通りに進みました。△35歩▲同歩△24銀として銀を繰り出し、先手の桂頭を狙うとの事。なるほど~。この前の王将リーグでの羽生vs久保戦でもそうでしたが、守りの銀を繰り出して攻めに使ってしまうんですね。僕はこういうのって怖くて出来ないんですが、指さないとできるようにならない気がするので、負けてもいいから今度指してみよう。

 う~ん、他にも為になる話が満載だったと思うのですが、さすがに12時間も経過すると忘れてしまった(;;)。あ、そうそう、先手は途中で飛車を8筋に戻したのですが、これはもう6筋からの突破がなくなったからとの事。この見切りも早くて感心しました。

 それから、先手後手とも、矢倉から穴熊に組み直す構えを見せたのも、森内vs羽生や、羽生vs中村と同じでしたね。これはよく分かっていないのですが、手待ち合戦の展開になりやすい角交換では、そうなったら玉形を整備する事に手を使う、という事なのかな?本当の理由はよく分かりませんが、これはアマチュアでは使いやすそうな構想かも。

 そして、この将棋、穴熊に潜るべく、後手が△12香としたところで、先手の丸山さんが一気に端攻め。この端攻めが実に見事で、また郷田さんの解説がこれまた見事。これは角交換どころか矢倉戦でも即使えそうな感じでした…が、細かいところを忘れてしまった(x_x)。

 そして、金井さんの受けの構想がまた素晴らしい!先手の矢倉城の頭に伸ばした桂で銀桂交換をして、その銀をすぐに受けに使うとか、盤面全体を使っての押し引きが凄かったです。いやあ、今期のNHK杯では金井さんの将棋を何度も見ていますが、特に凄いと思うのが、その構想力です。この人、そう遠くない未来に、タイトル戦に絡む棋士になるんじゃないかと思います。堅陣となった先手陣を崩すのが難しいという所からの構想と思われる、この受け切り狙いが仇に。ついに回ってきた反撃のチャンスを逃がして受けてしまいました!うわあ、これはもったいない。ずっと劣勢だった将棋をひっくり返す千載一遇のチャンスだったのに。ここを乗り切って以降の丸山さんの寄せの構想はもの凄かったです。飛車を狙った▲71銀が実は寄せの拠点作りだったとは。2回戦での丸山さんの角捨てからの強烈な指し回しも見事でしたが、丸山さんはA級でないことが不思議なぐらいの強さです。結果、、角換わりのスペシャリストである丸山さんが149手に及ぶ大熱戦を制し、4回戦進出です!

 今日は、両棋士の構想力、終盤力、序盤定跡を恐ろしく分かり易く解説してくれた郷田さんの解説、どれをとっても満点の放送でした!ああ、あとは僕さえしっかり解説についていけていれば(;;)。…NHK杯は速いから、解説についていけない時があるのです。。今日の端攻めの解説、もう一度聞きなおしたい。そうそう、竜王戦の最終局で、藤井さんが細かい形勢判断の計算方法を解説してくれたそうですが、それも聴いてみたかった。。

関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

トラックバック

トラックバック URL
»»この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

左サイドMenu

プロフィール

ShougiX

Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

新刊棋書

最新記事

右サイドメニュー

検索フォーム

これまでの訪問者数

アド

ブログランキング

ブログのランキングサイトに参加してみました。 よかったら、クリックしてくださいね!

QRコード

QR