第63回NHK杯 大石直嗣 vs 行方尚史 (向かい飛車)

 A級棋士やタイトル戦に絡む棋士が続々と消えていく今年のNHK杯。今日は今年からA級に入った行方さんの登場です!

 出だしが面白くて、▲76歩△84歩▲16歩。先手の大石さん、変わった指し方だな…と思っていると、角交換を仕掛けてからの向かい飛車。先手番で向かい飛車をやるのか。。そういえば大石さん、ダイレクト向かい飛車の定跡本を書いていたな。もしかして、宣伝のために強引に向かい飛車にしたな( ̄ー ̄)。
 しかし以降は、よく見る角の打ち込み合いにはなりませんでした。これは、行方さんが避けた感じでしょうか。で、居飛車が船囲い系の囲い、振り飛車が片美濃。で、行方さんが凄かった。向かい飛車となった8筋でいとも簡単に捌き合いにして飛角銀を互いの持ち駒にした直後に、1段飛車を打ち込み、美濃囲いの急所の金頭に銀の打ち込み。え、すごい攻めなのはわかるけど、まさかもう寄せに行ったのか?まだ40手目なんですけど。。
 美濃というのは、何手か空いてもいいなら寄せにくい囲いとは思わないのですが、鋭い人が寄せるととんでもない順で、手を空けずに寄せちゃったりして驚きます。谷川さんの『光速の寄せ』の美濃崩しなんて、凄すぎていまだに覚えきれない順が出ています。というわけで、もしやこれは…と思ったのですが、必至だったわけではなかったよう。それどころか、飛車道を止められ、船囲いを力でこじ開けられ、行方さんはあっという間の投了。うわあ、またA級棋士が消えたのか。。行方さん、さすがにあれは急ぎ過ぎだったんじゃ。

 かなり早い段階から手将棋みたいになったので、1手1手の指し回しは意味深なものが多くて、見ていて楽しかったです。しかし途中は、単に香車を打ち込めば行方さんが良くなりそうなところとか、色々と思う所があったんですが、それじゃ間に合わなかったのかなあ。こういう時の為に、やっぱり将棋ソフトを買うべきかなあ。

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Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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