矢倉戦の対策

 ただ今、対石田流の勉強をしているところです。現在、石田流に来られたら、急戦は久保流だろうが鈴木流だろうが升田式石田流だろうが金銀で受けているだけ、本組にされたらとにかく穴熊を目指しているだけ(^^;)。。…でも、本当に今いちばん勉強したいのは、矢倉なのです。
 矢倉の勉強は、『羽生の頭脳3 最強矢倉』で、いちおう一通りしました。大変だった…。しかし、気になっている事がふたつあるのです。

 第1に、最初の駒組みを、変化を含めてしっかり覚えたい!『羽生の頭脳』だと、5手目で▲77銀とあがるのですが、どうもこれは最善ではないみたい。だから、いつも勉強とは違う順で駒組みしているので、羽生の頭脳で覚えた序盤の定跡がぜんぜん使えない!要するに、5手目を▲66歩とする24手組を、変化を含めてちゃんと勉強したいのです。

 第2に、せっかくした勉強が全然身についていない!!『羽生の頭脳』『光速の寄せ』『佐藤康光の実践で使える囲いの急所』あたりを読んでから、勝率3割台だった矢倉戦が、勝率5割ぐらいになってきました。でも、それは中級までの話。3級以上の方と矢倉戦になると、僕の方が明らかに下手クソ(-_-*)。指していて生きた心地がしません。。2級の方と指した後に感想戦をしていただき、色々とアドバイスをいただきました。その中で特に印象に残っているのが、「自分の得意戦型に持ち込むといいですよ」というものでした。…なるほど、言われてみれば当たり前の事かもしれませんが、僕は矢倉戦で相手の指し手に応じるばかりで、構想というものが全然できていない。狙っているといっても、桂を跳ねて角桂香での端攻めという、谷川会長の『光速の寄せ』に書いてあった絶好形に持ち込む事しか狙ってないなあ。でもそれって、2ヶ月もかけて勉強した『羽生の頭脳』がまるで役に立ってないぞ。。

 矢倉の勉強って、何をやるべきなんでしょうか。3~5級ぐらいの今の段階での考えを、まとめておこうと思います。

第1段階:矢倉城を組み上げるまでの順序をしっかり覚える!
 後手からの超急戦へ対応する変化を含めて覚えられれば理想と思っています。でも、何から何までを1度に覚えるのは不可能なので、相手が矢倉中飛車に来たらこう、右四間飛車に来たらこう、棒銀に来たらこう…みたいな、急戦に対する基本形までを身につける事にしよう。そして、それぞれの急戦に対する対応策は、矢倉の本組とは分けて勉強する、ということで。

第2段階:以降の戦型の形を整理して、頭の中にマップを作る!
 せっかく『羽生の頭脳』を読んだのに、僕はこれがゴッチャゴチャだからダメなんだと感じています。今、自分がやっているのが加藤流なのか脇システムなのかとか、こういうのがえらく曖昧なまま指している感じ。。とにかく、それぞれの戦型の基本形を覚えて「これは雀刺し狙い、これは▲46銀37桂戦法、これは加藤流…」という地図を頭の中に作れば、もう少し記憶しやすくなるんじゃないかと。

第3段階:好みの戦型をひとつ選んで、それを集中的に勉強する!
 将棋は相手の出方次第で自分の最善手も変わってくるゲームだと思うので、全部の戦型を身につけるのが理想だとは思うのですが、いきなり全部を覚えようとしてもやっぱり無理なんじゃないかと。というわけで、②までが終わったら、そこから先はひとつひとつの戦型を丁寧に覚えていった方がいいんじゃないか、と感じています。なんぜ、いろんな戦型の色んな変化が事細かく書いて『羽生の頭脳』をまとめて勉強したものだから、訳わからなくなっちゃってるんだな、きっと(^^;)。ひとつの戦型が身に付いたら、次の戦型を勉強する、みたいにしていけたら良いんじゃないかと。

 で、勉強するためのテキストです。参考にしようと思った定跡書は、以下の通りです。
羽生の頭脳3 最強矢倉』 (羽生善治)
矢倉の急所 4六銀・3七桂型』 (森内俊之)
矢倉の急所2』 (森内俊之)
現代矢倉の思想』 (森下卓)
現代矢倉の闘い』 (森下卓)

 森内さんは、『矢倉の急所』の前に、矢倉の定跡書をひとつ書いているそうなのですが、これが絶版でプレミアがついていて手が出せない!…しかし、これは他の棋書で補えそうなので、パス。
 残りの羽生本、森内本、森下本は、どれも内容が被っているっぽいです。で、「24手組の細かい分岐まで書いてある」という需要を満たしているのは、『現代矢倉の思想』の第1章っぽいです。うん、これはマストだな。。ちなみに、同じく森下さんの書いた『現代矢倉の戦い』は、その続編みたいな位置づけで、この2冊で矢倉ひと通りらしいです。…が、そうなると森内さんの本の方が新しい定跡に対応していて良いらしい。…というわけで、森内本は採用、『現代矢倉の戦い』はパス。。
 次に、矢倉戦の全体マップを作るのは、やっぱり全体を網羅している『羽生の頭脳』が良いように感じます。森内本は、1が▲46銀・37桂型の専門書で、2が加藤流の専門書みたいなので。羽生の頭脳は、その双方が書いてあるだけでなく、森下システムとか、雀刺しとかも載っていた気がするので(しかし、あんなに頑張って勉強したのに、きれいに忘れちゃってるなあ^^;)。。

というわけで、矢倉の勉強手順の構想は、今のところこんな感じです。

(矢倉の勉強手順)

①基本の駒組みを、変化まで含めてバッチリ覚える!
 参考棋書:『現代矢倉の思想』の第1章

②矢倉戦の各戦型のマップを頭の中に作る!
 参考棋書:『羽生の頭脳3 最強矢倉

③各戦型を、自分が指しやすそうなやつから順番に、丁寧に身につける!
 参考棋書:『矢倉の急所 4六銀・3七桂型』または『矢倉の急所2』。 他に好みのものがあればそれでもオッケー!実は、『木村の矢倉』『佐藤康光の矢倉道場』というのも気にはなっていたりして(^^)。どれでもいいけど、全部に手を出して結局身につかないのが最悪で、丁寧にひとつずつやるのが最善手ではないかと。。

 僕の場合は、①『現代矢倉の思想』第1章をやる → ②『羽生の頭脳』の各戦型への分岐の地図を頭の中に作り上げる → ③どうも『光速の寄せ』に出ていた桂を跳ねて玉頭から襲い掛かるパターンが好きみたいなので、加藤流を目指して『矢倉の急所2』と『羽生の頭脳3』の加藤流のところをにらめっこしながら勉強!こういう手順で行きたいと思います。。…と思ったら、コメント欄から「▲46銀37桂の方がおススメですよ」というアドバイスをいただきました!有難うございますm(._.)m というわけで、戦型のブラッシュアップは、▲46銀37桂戦法からしよう。。

きっと、この順番が最善手のハズ!!最善手ですよね??…最善手であってくれ。。







関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ShougiX

Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

新刊棋書
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブログランキング
ブログのランキングサイトに参加してみました。 よかったら、クリックしてくださいね!
QRコード
QR
これまでの訪問者数
アド