『佐藤康光の実践で使える囲いの急所』

Sato_JissenKakoinoKyuusho.jpg いやあ、何はともあれ、終盤の寄せや詰めの勉強をするのなら、この本は絶対に読むべきと思いました!!…と興奮気味の序盤で今日はスタート(・`ー^)。

 勉強して、穴熊や美濃は比較的崩せるようになってきたのですが、矢倉を縦から潰す方法、横歩の中原囲い(これが特に苦手…)、美濃で銀あがりをしないで玉が潜りこんだ形、こういうのを寄せるのが苦手です。問題集形式でなく、囲いの弱点と崩し方の法則みたいなものが書いてある本はないものか、と思ってました。問題集なら何問も問題があって、その寄せ方を解くという形になると思うんですが、結局それって「ああ、この囲いの破り方のコツはここを攻めるんだな」とか「この場合は桂で攻めるのが有効なんだな」とか、そういう認識を自分で発見して、自分の中に蓄積する事になると思うのです。だったら、問題を解いてそれを発見するんじゃなくって、最初からズバリその急所を教えてくれちゃった方が速いじゃないか、と思ったわけです。
 で、前にも書いた、終盤の勉強の候補に挙げていたこの本、タイトルをよく見ると「囲いの急所」と書いてあるので、比較的ボクの需要に近いかな、と思って買ってみると…ビンゴでした!!う~ん、この本は素晴らしい。この本を見ているかどうかで、終盤力に相当な差がつくものと思われます。詰将棋よりこちらを優先すべきと思いました。もしかすると『寄せの手筋200』よりも優先すべきかも(いや、どちらもマストと感じましたが、こちらが先の方が効率が良いかと)。将棋を勉強し始めて9ヶ月目にこの本に出会ったわけですが、これはもっとはやくに読んでおくべきだった。

kakoinokyuusho01.gif これは中原囲いを破る説明。で、例えば、この本の場合、右辺から中原囲いを破る場合は、62の銀が急所、とか書いてある感じです。こういうふうに、囲いごとの急所が明確に書いてある。で、その急所をどうやって崩すかという例が、持ち駒違いとか、わずかな囲い違いとかでいくつも説明してあって、最後に実践問題があるという形。今までの僕は、実戦で急所から探すという作業をしなければならない事が多かったのですが、この本を読んでいれば、急所自体は分かっていて、そこをどうやって崩すかという所から思考を始められる。
 で、この中原囲いのケースでは、以下のように銀を攻めて突破してしまいます。

▲73歩△同銀▲52歩△同玉▲53歩

 …何という事だ、歩だけで、あれだけ私の突破できなかった中原囲いをボロボロにしてしまった(・ω・ノ)ノ
5筋の後手の歩の位置がワザとらしいという思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その場合には▲72歩~▲71歩成との事。…なるほど、これも厳しい。

 また、他にもこの本には素晴らしいところがあります。とにかく、ありそうな囲いが片っ端から書いてある点です。矢倉や美濃や穴熊の攻略は、他の本でも色々と載っていると思いますが、美濃でも銀冠当たりの有名な囲いだけでなく、木村美濃の急所まで書いてあります。それどころか、雁木やカニ囲いの急所まで書いてある。。ああ、「右玉の急所は玉頭」というのも、初めて知りました。。う~ん、素晴らしい。

 僕がなかなか2級の壁を突破できないに理由のひとつに、他の上級の方より終盤力が無いな、と感じる事があります。その理由のひとつは、囲いの急所を知らなかったことにあったのではないかと思い知らされました。初段を目指す人には、マストアイテムと思いました!


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Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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