第64回NHK杯 菅井竜也 vs 高崎一生 (角交換四間飛車)
疲れております。寝不足です。今週こそ、NHK杯を見るのは控えるべきです。今勉強している角交換四間飛車以外なら、ぜったい寝よう。寝るぞ。…角交換四間飛車です(^^;)。。こうなった以上、ぜひとも居飛車に勝ってもらって、角交換四間飛車の破り方を覚えよう! 菅井さんって、居飛車を指すんですね。現代振り飛車のバイブルである『菅井ノート』なんて出しているものだから、てっきり生粋の振り飛車党かと思ってました...
『3手詰めハンドブックⅡ』 浦野真彦・著
仕事で調べものがありまして、図書館に行ってきました。そしていつもの如く将棋コーナーに釘付けになってしまう私(^^;)。羽生さんの『終盤術』の1巻とか『戦いの絶対感覚』とか、いつも夢中で読んでしまって、すぐに1~2時間経っちゃいます。おまけに、仕事の本を借りてくるのを忘れてるし(゚∀゚*)エヘヘ。 そんな中、詰め将棋の本が置いてありました。おお~、名著『3手詰めハンドブック』には2巻があるのか!!最近、2...
角換わり棒銀の受け方
このブログを書き始めた1年前は、将棋の勉強を始めて半年ほどが経過した頃でした。備忘録としての側面が強かったのですが、読んでくださる人の数が僕の予想を大幅に超えており、嬉しい反面、ビビッてます。僕が超強い人ならそれは嬉しいことなんですが、「がんばって初段を目指」している程度の棋力であるという事を忘れないでいただきたいなあ、と(今は何とか段位にはたどり着けたんですが、人に教えることができるほどの棋力...
切り替えていく
日本負けた…終わった。。しかし、今日のサッカーは面白かったし、素晴らしかった。もう勝つしか生き残る道がなかったのだから、ああいうリスキーな戦法を選択したという決断も、またそれを見事に形にした実践も見事でした!!すべての選手に拍手を送りたいです!! まあでも終わったものは仕方がない、これから棋聖戦に切り替えていくぞ!...
森下卓
僕はプロ将棋というものを、羽生世代を中心に眺めているような気がします。その前になると谷川さんが飛び抜けて強かった世代で、塚田さんや森下さんや島さんはそのグループにいるイメージ。その前となると中原さんや米長さんや加藤一二三さん、その前となると大山さんや升田さん、それ以前は有史以前、といったイメージです。大山さんや升田さんとなると、もう伝説の世界の人なので「凄い」となるのですが、これが今まだ現役でい...
第64回NHK杯 広瀬章人 vs 森下卓 (矢倉急戦 右四間飛車)
仕事がヘヴィーになってきたので、NHK杯はオモシロそうなものだけ見ようという気分になってはや2ヶ月。ところが…今週もまたまた面白すぎて、全部見ちゃいました(^^;)。正直言って、サッカーより面白いわ。。それにしても、電王戦以来、森下さんって変わったなと思います。 なにが変わったかといって、心構えだけじゃなくって、将棋の内容まで変わったという所が凄い。受け将棋の代表格みたいな人が、なんと攻めが切れ...
第85期棋聖戦 第2局 羽生善治 vs 森内俊之 (矢倉)
5番勝負の第1局を後手番でいきなりブレークした羽生さん。この第2局を落とすと一気にカド番に追い込まれる森内さん、今日は落とすわけにはいきません。そして戦型は…おおお!ついに来ました、満を持しての登場、矢倉本組みです!!森内さんの最強戦法でありながら、名人戦ではついに登場しなかったので、見たかったのです(^^)。しかし…誘ったのは羽生さんの方というのがちょっと不気味。今期の羽生さんは順位戦を戦わなく...
第73期順位戦 A級 1回戦
一昨日の森内竜王vs渡辺2冠と、昨日の三浦さんvs郷田さんを終えて、A級順位戦の一回戦が終わりました。○森内俊之 vs 渡辺明● いきなりの今期順位戦の事実上の頂上決戦!ひとつ前の記事で書いたように、森内さんの角交換四間飛車破りが凄かった!序中盤は完璧、角を切っての鋭い仕掛けから寄せまでもあっという間の完璧な指し回しでした!勝った方が名人挑戦に近づくと思っていたんですが、これは次も羽生さんvs森内さんの名人...
第73期A級順位戦 森内俊之 vs 渡辺明 (角交換四間飛車)
去年、あんまり仕事がなかった事をいい事に始めた将棋の勉強でしたが、最近は鬼のように忙しくなっております(T_T)。好きで選んだ仕事なので嬉しい悲鳴なんですが、将棋の時間が減る事だけがちょっと悲しい。。で、昨日の順位戦をチェックすると…おおお、森内竜王vs渡辺2冠じゃないですか!いきなりのA級頂上対決、はやくも来期の名人戦の行方を左右する大一番です!! そして、もっとびっくりしたのが…渡辺さん、角交換四間...
第64回NHK杯 小林裕士 vs 鈴木大介 (角交換四間飛車)
先週まで追われまくってた仕事が終わり、今日はうって変わって優雅な1日。やらなきゃいけないことは色々あるんだけど、自分のペースでひとつずつ丁寧に片づけていけばいいので、気分的にすごく楽です(^^)。 というわけで、昨日見逃したNHK杯の小林裕さんと鈴木大介さんの棋譜を観ました。やっぱり角交換四間飛車だったのか、解説つきで見たかった…。そして、将棋はなんとW杯の日本vsコートジボワール戦以上のド派手な大逆...
W杯かNHK杯か
先週は仕事に追われまくってまして、体もきついし、アタマの中もトロトロです。こういう時に、日課の序盤勉強は横歩の最新形みたいなハードな研究はキツイので、角交換四間飛車対策をゆる~く進めていました。そしてようやくたどり着いた日曜日、ボオっとしている中でいきなりの難題が。ワールドカップの日本戦を見るべきか、NHK杯将棋を見るべきか。よりによって、時間帯が完全にかぶってるよ。今日はずっと応援している小林裕...
熟練について part2: 熟練には量が必要、というハナシ
若い頃、江戸川乱歩にハマった事があります。あまりに面白すぎて、1日2~3冊のペースで、あっという間に全部読んでしまった。「ウィザードリィ」というテレビゲームにハマった事もあります。金曜の夜から日曜まで、起きている時間はそれだけをやり続けた時期がありました。なんという人生の無駄遣い。。しかし、将棋とか楽器とかスポーツって、そういう「お手軽」に目的を達成できるものとはちょっと違う気がします。将棋でも...
『羽生の頭脳5 横歩取り』の記事を更新しました
実は今まで勉強していなかった(^^;)相横歩取り。いいタイミングだと思ったので、『羽生の頭脳』に戻って勉強していました。いやあ、これはスゴイ戦型だ。超急戦に行くともの凄い乱戦、一手でも緩んだら勝敗が簡単に入れ替わります。しかも、横歩△45角戦法のように、正確に指せば先手必勝という訳でもないみたいで、かなりの接戦になります(若干先手指せるぐらい?)。でも、今あんまり指されないという事は、プロ間では...
熟練について part 1: 学習自体が熟練する、というハナシ
横歩取り△33角戦法の定跡書での勉強が一応終わりました。しかし、横歩というのは角換わりのように定跡一直線になる戦型と違って、玉型や飛車や銀の位置なんかの組み合わせでバリエーションが大量に発生してしまい、それぞれで違う将棋になっちゃうので、定跡書数冊程度の勉強じゃ全然足りないんですよね。まあ、それが力戦指向(=序盤定跡の勉強が追いついていない^^;)の僕には向いていると言えなくもないのですが…。本当...
『長岡研究ノート 相居飛車編』 長岡裕也・著
羽生研究会のメンバーである長岡裕也さんが書いた、相居飛車の最新形についての研究本です。全6章の構成で、うち約8割が横歩取り、残りの2割が角換わり腰掛け銀について書かれています。(角換わり腰掛け銀) まず、第6章に書かれている角換わり腰掛け銀。この本は最前線の戦型に的を絞って書かれているので、角換わりの知識の無い人がいきなりこの本を読むのはちょっと無理筋な気がします。まずは『よくわかる角換わり』や...
マジでどこなんだ
昨日の棋聖戦は痺れるようなもの凄い将棋でした。ホンモノの神技を見た思い。昨日から何度も棋譜を見返しているんですが、いまだに鳥肌が立ちます。ネットでは87手目▲86金が敗着みたいな声が多いですが、じゃ代えて▲76金なら本当に後手が良かったかというと、それでも先手よしだったんじゃないかと。じゃ、逆転はどこで起こっていたのかというのを遡って考えるんですが…マジでわからない。もう自分の棋力では分析不可能と...
第85期 棋聖戦 第1局 羽生善治 vs 森内俊之 (横歩取り▲48銀型)
この前の名人戦の熱気がまだ残ってます(`・ω・´)。そんな中、はやくも棋聖戦が開幕です!!対局は…なんとまたしても羽生vs森内。ほんの1年半ほど前は渡辺さんが最強で、羽生さんも森内さんも遂に渡辺さんに抜かれて世代交代してしまうんだろうな…と少し悲しい思いで見ていたんですが、なんと40を超えたこのふたり、そこから巻き返して返り討ち、またまたツートップにになっちゃったんだからすごい。羽生さんに名人を奪取され...
第64回NHK杯 飯塚祐紀 vs 塚田泰明 (角換わり相腰掛け銀同形)
昨日は久しぶりの友人たち大勢で、バルタン星人が店長のをしている「怪獣酒場」という所に行ってきました。いやあ、楽しかった。というわけで、やや二日酔い気味なので、NHK杯はぼんやり見るだけにしようと思ったら…とても興味深い内容で、結局最後まで見てしまいました(^^)。なにが興味深かったかというと、塚田さんが後手番で、0手損角換わりの同形腰掛け銀同形に持って行ったところでした。この戦型は先手必勝のハズ...
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