第63回NHK杯 豊島将之 vs 佐藤康光 (ダイレクト向かい飛車)
きたあっ!これは今期NHK杯最高の好カードではないでしょうか?!変態将棋でありながら驚異の強さを誇る佐藤康光さんと、中村太地さんと並ぶ若手最強棋士の豊島さんの世代間闘争です!これは、実力伯仲のいい将棋になりそう。 佐藤康光さんが後手。ということは…ダイレクト向かい飛車です!ダイレクト向かい飛車対策は、低級の頃に4手目に角交換をされてボロボロにされた事があり、悔しくて糸谷さんの書いた『現代将棋の思...
『四間飛車破り 【居飛車穴熊編】』 渡辺明・著
ただ今3~5級ぐらいでウロウロしています。そんな僕が、ここひと月ほど穴に籠るようにして勉強していたのが、穴熊で戦う対四間飛車戦でした。なぜ、まだ手つかずの角換わりや対石田流の勉強よりも、わざわざ急戦定跡をひと通り勉強した対四間飛車の勉強を繰り返したかというと、単純にネット将棋で四間飛車使いの方と対戦する機会が多く、しかもその戦績が芳しくなかったからです。 対四間飛車対策は、今年の前半に急戦定跡を...
順位戦 C級1組 4回戦
プロの将棋を観戦し始めでまだ1年と経っていません。最初は羽生さんとか渡辺さんとか超有名棋士しか知らない状態だったので、順位戦はA級以外はさっぱりわからない状態でした。それがだんだん強豪棋士が分かるようになってきて、ベテランが分かるようになって、若手の成長株が分かるようになって…としているうちに、C級1組が面白くなってきました。。A級と違って、一気に上にあがる若手とか、何とか下がるのを食い止めよう...
9ヶ月で3~5級ぐらいまで来た!
いま、ネット将棋で3級にいます。でも、実力はやっぱり4~5級ぐらいかな。。で、前の日記を振り返ると「5ヶ月で4~5級ぐらいまで来た!」とあるので、勉強をはじめて半年ぐらいから伸び悩み始めたという事になります。中級の方に勝てるようになってからは、成績の上がり下がりが激しかったです。中級どころか、8級まで落ち込んで這い上がれなくなった事もあったり。伸び悩んで、成績が安定しなかったのは、考えてみれば、...
取り急ぎの、角交換四間飛車対策
角交換四間飛車の対策が分かりません。穴熊に組もうとすると、藤井システムに似たような手順でいつも潰されます(・_・、)。 で、参考になる棋書はないものかと探してみました。候補は三冊で、以下の通り。『角交換四間飛車破り』(屋敷伸之)『角交換振り飛車』 (鈴木大介)『角交換四間飛車 徹底ガイド』 (門倉啓太) 屋敷さんの書いた『角交換四間飛車破り』は、居飛車視点からの受けという意味ではたぶん一番ニーズに合っ...
- 2013.09.21
- [将棋に強くなる為のプラン]
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B級1組 6回戦
昨日はB級1組6回戦が行われました。もう六回戦か、速いなあ。。●高橋道雄 vs 飯塚祐紀○ 高道さん、泥沼の6連敗。。B1の中では比較的やりやすい相手と思われた飯塚さんにも破れてしまいました。去年のA級棋士、これはマズいです。A級返り咲きはもはや不可能、降級レースの先頭を走る事になってしまいました。一方の飯塚さん、3連敗から3連勝!これは盛り返してきましたよ。。●橋本崇載 vs 畠山鎮○ 橋本さん、畠山さん...
第61期王座戦 第2局 羽生善治 vs 中村太地 (矢倉?)
この将棋はものすごかった。。とんでもない序盤の攻防に、とんでもない終盤の攻防、随所にとんでもないプロの指し手があらわれた、大名局、大熱戦でした!これは今年の名局大賞になるのではないでしょうか?!◆◆◆◆◆◆ 前半戦は、駒がぶつからないままに物凄い駆け引きが延々と続く、冷戦のようなジリジリとした展開。投手戦のような緊迫感、いくつもの囲いが登場しては変化する、囲いのオンパレードみたいな展開でした。こんなの...
『佐藤康光の実践で使える囲いの急所』
いやあ、何はともあれ、終盤の寄せや詰めの勉強をするのなら、この本は絶対に読むべきと思いました!!…と興奮気味の序盤で今日はスタート(・`ー^)。 勉強して、穴熊や美濃は比較的崩せるようになってきたのですが、矢倉を縦から潰す方法、横歩の中原囲い(これが特に苦手…)、美濃で銀あがりをしないで玉が潜りこんだ形、こういうのを寄せるのが苦手です。問題集形式でなく、囲いの弱点と崩し方の法則みたいなものが書いてある...
第63回NHK杯 久保利明 vs 金井恒太 (四間飛車 vs 玉頭位取り)
NHK杯も2回戦に入って、シードのA級棋士が続々と登場!これが、1回戦を勝ち上がってきた若手の実力者と指すので、面白いです(^^)。タイトル戦やA級順位戦だと、トップ棋士と若手実力者の対戦はなかなか見られませんからね。特に、序盤の指し回しなんかは、若手の方が研究が進んでいて面白い時なんかもあって、それがトップ棋士に通じるのかどうかという所を見てしまいます。今日は、解説が藤井さん。藤井さんの解説っ...
A級順位戦 3回戦など
夏休みも終わり、仕事を頑張っていまして、将棋に使える時間が減ってきました。で、将棋観戦も控え目で、あんまり見れていません(・_・、)。というわけで、今週にやっていたA級順位戦の4回戦などの結果を、ダイジェストで!(竜王戦挑戦者決定戦)○森内俊之 vs 郷田真隆● この将棋は、振り駒で決まった感じがします。相矢倉で、森内さんが先手になった時点で、勝負あり(^^;)。それにしても郷田さん、挑戦者決定戦までやたら...
第63回NHK杯 佐藤天彦 vs 村山慈明 (横歩取り)
去年のNHK杯で、敵玉の矢倉城がほとんど崩れていないように見える状態から一気に崩して寄せ切ってしまった将棋を見た事があります。もうどんな順だったか覚えていませんが(^^;)、あれには驚いた。で、それを指したのが佐藤天彦さん。それ以来、剛腕という印象が強く残っています。一方の村山さんは、僕が勉強させてもらった『ゴキゲン中飛車の急所』の著者なので、思い入れはあるのですが、まだ強豪に1発入れるまでの実...
形勢判断を大事にしてみようと思った話
数日前にあった、竜王戦挑戦者決定戦で森内さんの指した、序盤で大きな駒損になる飛車銀交換。あと、これも数日前の王将戦で羽生さんの指した、これまた大序盤での駒損になる銀桂交換(しかも銀は守りの要だった駒)。これは僕に指せません。そもそも、級位者で羽生さんや森内さんのような手を指そうというのが無理な話なのですが、しかし、そういう駒損になるような手を検討すらしていない自分の、将棋の思考ルーチンに問題があ...
第61期王座戦 第1局 羽生善治 vs 中村太地 (一手損角換わり)
羽生三冠、王位戦が終わったばかりだというのに、もう王座戦が始まります。なんというハードスケジュール。羽生さんがこの忙しさという事は、もう一方の三冠である渡辺竜王も、いずれこの忙しさになるんでしょうね。 さて、王座に挑戦するのは中村6段。で、この王座戦の挑戦者決定トーナメントを見てみると…中村さんは、佐藤康光さん、森内名人、郷田さんを破って勝ち上がってきたのか?!これはすごい…さすが若手最強です。で...
第26期竜王戦挑戦者決定戦第2局 森内俊之 vs 郷田真隆 (横歩取り)
渡辺竜王への挑戦を賭けた森内vs郷田の3番勝負の第2戦です!前回はとんでもない変態将棋を見せた郷田さん、今日は後手番でどんな戦法を見せるのか期待してました! 将棋は横歩取り。先手が横歩を取るところまでは見慣れた風景。しかし、その後の郷田さん、銀を72という変なところに立ちました。う~ん、前回の将棋といい、森内さん相手に王道では不利と見て、敢えて見慣れない指し手を選んでいるのでは?…まあ、今日は後手...
第63回NHK杯 丸山忠久 vs 飯島栄治 (一手損角換わり)
NHK杯の丸山さんといえば、去年の稲葉さんとの大熱戦を思い出します。将棋にハマった大きな理由のひとつは、あの将棋がもの凄く面白かったからです。今日の丸山さん、男臭いというか、なんか格好いいなあ。将棋は丸山さんが後手で、1手損角換わりの出だし。さすがは角換わりのスペシャリストである丸山さん。で、今日は渡辺竜王の解説がもの凄く分かり易かったです!!いやあ、これは勉強になった。 これは45手目、飯島さ...
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