先週のプロの棋戦

 週末になると、その週にあったプロの棋戦の注目局の棋譜を眺めるのが楽しみになってます。先週の対局で、注目していたカードは、以下の通りです。

(順位戦)
・○羽生三冠 vs 谷川九段●
 A級1回戦、とうとう真打ち羽生さんの登場。戦型は、後手の谷川会長の仕掛けたダイレクト向かい飛車!なんと、35手ぐらいまで、勉強した『現代将棋の思想』に載っていた順と同じでした。もしかすると、その後もそうだったのかも。
 ダイレクト向かい飛車って、佐藤康光さんのような、定跡を外れてもものすごい読みの深さを発揮するような人でないと、勝ちにくい戦型なんじゃないかと思います。きっと今は、リアルタイムで研究の進んでいる戦型だから、後手番で苦労しているプロの人は、良いと思っていなくても、優劣のはっきりしていな局面に飛び込めばまだ目はある、ぐらいの思いなんじゃないでしょうか。
 なんにせよ、羽生さんが名人か竜王になってくれないと、私の「初段になって羽生さんの揮毫の入った免状をもらう!」という動機が崩れてしまうので、羽生さんの白星スタートで良かったです。。


・●橋本崇載 vs 藤井猛○
 こちらはB級1組の2回戦。全然知らない指し回しなんですが…後手の藤井さんが仕掛けた、角交換四間飛車って事で、いいんでしょうか?なるほど、四間飛車で角道を止めずにいきなり交換するのか。そういえば、そんなようなタイトルの定跡本が、今月出てたなあ。
 素人目では、中盤以降は藤井さんの一方的な勝利に見えます。藤井さんの棋譜を見ると、羽生さんとはまた違った意味で「この人すごいなあ」と思わされます。残念なのは、居飛車党を目指しているので、真似が出来ない事です。

・○豊島将之 vs 高橋道雄●
 こちらもB級1組の2回戦。豊島七段、藤井さんに続いて高道さんも撃破です!戦型は横歩取り…なんですが、先手の高道さん、横歩を取らずにそのまま飛車を引きました。こういう指し方もあるんですね。しかし将棋は、高道さんの駒組みがえらく悪い格好になってしまい、62手という短手数で勝負あり。駒組みが崩れてボロボロの状況、私も良くあるんですが、プロでも起きるんですね。高道さんは、前期まではA級だったのに、これで2連敗。このままズルズルといってしまうんでしょうか。一方の豊島七段、この人、来期はA級じゃないでしょうか?!…と思ったら、木村、阿久津、丸山、山崎、橋本、飯島…この先も難敵だらけですね。

 今週も、竜王戦の決勝トーナメントとか、棋聖戦の第3局とかがあります。楽しい1週間になりそうです。将棋にハマって、こんなに毎日が楽しくなるとは思いませんでした!(負けると気分最悪ですが^^;)

第63回NHK杯 村山慈明 vs 阿部光瑠 (四間飛車)

 今日のNHK杯は、前回の電王戦で人間側唯一の勝利者となった阿部光瑠さんと、ただいま勉強中のゴキゲン中飛車破りの本の著者である村山慈明さんの対戦。ということで、楽しみにしていました。光瑠さんの将棋は、電王戦は見ていましたが、対人間の将棋を見るのは初めて。村山さんに至っては、顔を見るのも初めてでした。ふたりとも子どもみたいな顔つき、予想以上に若い!光瑠さん、将棋で得たお金で、働けないお父さんの面倒を見ているそうで…若いのにえらい!がんばってほしい!

 将棋は先手(村山)居飛車穴熊と後手(阿部)四間飛車の戦いに。最近、対四間飛車でぜんぜん勝てなくなってきたので、「おっ、これは勉強になる!」と思い、食い入るように見てました。特に、対四間飛車は急戦の勉強しかしていないので、持久戦の出だしだけでも覚えたかったのです。変化は兎も角、大筋の駒運びだけはだんだん覚えてきました。あとは、渡辺竜王の書いた『四間飛車破り・居飛車穴熊編』を読めば完璧のはず!!…が、いつ読み始められるだろうか(^^;)

 20130630_NHK杯01 級位者最初の疑問。まずはこの局面。穴熊にしようとすると、よくやられるのが桂跳ねです。で、勉強してない私は、いつもこれに苦戦。角・桂・歩・銀のコンビネーション、苦手です。。65に桂が来た時の桂馬のフンドシが怖くって、この角と銀の位置が、怖いんです。▲66の地点を歩で塞いでおく所まではうろ覚えで覚えてるんですが、以降はどうすればいいのかなあと見ていると…

▲98△63金▲99玉△54歩▲88銀

 普通に潜ってました。相手の角道が開いているわけでも、飛車が控えているわけでも、銀が突っ込んできているわけでもないので、別に慌てなくて大丈夫なんですね。相手の攻撃が間に合うかどうか、ちゃんと計算しろって事ですね。いつも潰されてるから、桂を跳ねられただけで過剰に反応してました(゚∀゚*)エヘヘ。でもここ、後手は角道を開けて△65歩から一気に潰せないんですかね。…潰せないんでしょうね。
 ここから、自分が先手だったら何を警戒するだろうと考えていました。6筋に飛車を戻されての右四間飛車とか、いずれにしても6筋の攻防を中心に考えちゃいます。もうひとつの警戒は、中央に戦力を割かれ、いきなり2筋で向かい飛車にされた時とか?2筋も、お互いに気を遣っとかないとヤバい気がします。あと、先手は▲86角と出る手が定跡であったような記憶が。NHKの将棋講座でいってたんだっけなあ。

20130630_NHK杯02 次に疑問に思ったのはこの局面。ここで△22飛とされたら、どうするんでしょうか。無視して▲64銀?…ああ、これで後手は角の成りこみを防ぐ手がないのかな?後手は2筋を破れるけど、先手も中央突破できるので、そうなると玉の堅さの差が出てしまう、みたいな。他に、先手の次の狙いとしては…どのみち64にいる歩が急所なら、別に先手が飛車を2筋に振らないでも、▲65歩でいいのか。こうすると、後手は角の成りこみを防げない気がする。ああこれ、いい手な気がする。というか、確実にいい手だ。これで良しどころか、優勢だ!これしかない!!!と思っていると…

△24角▲35歩△同角▲54歩△同金▲同銀△同飛▲同飛△同銀


 全然違いました(^ ^;)。解説の大地さんが受け方をレクチャーしている最中に、突然の捌き合い。ところで、▲35歩と歩を突き捨てる意味が、私には理解できておりません。。

20130630_NHK杯03 最後は、ここ。穴熊を崩すのがとても苦手なもので、後手はどうやって手をつけるのだろうと見ていると…

△95桂

 ん?どういう意味?…ああ、なるほど、次に▲△87桂成らず▲同銀と進むと、△79龍で一気に潰れなのか。囲いを崩す時には、駒の連携を外すって考えれば、こういう手をポンポンと思いつくようになれるんでしょうか。そういえば、少しずつやっている『寄せの手筋200』にも、この手のやり口が多い気がします。私が考えていたのは、▲85桂~▲77桂打△同桂▲同桂成△同金▲68銀。…こんなカタツムリの寄せじゃ、付き合ってくれないでしょうね。こちらが王手する前に、きれいに寄せられそうです(^ ^;)。

 この後の、阿部さんの寄せがすごかったです。相手の方が速いと見ての決断と思うのですが、一気の寄せを狙って猛ラッシュ。結局は寄せきれなかったんですが、「おお、なるほど~!!」という手の連続。私なら5回はつまされてました。。面白かったです!!

 あと、若手最強(と私が勝手に思っている)の中村太地さんの解説が、異常に分かり易かったです。最後、光瑠さんの寄せが見えず「ええと…ごめんなさい、ちょっと待ってくださいね…」と考え込んでいたのですが、実際には詰み筋はなかったようなので、分かるはずもありませんよね。

勉強した戦型ほど勝てない、という話

 中飛車の対策に追われています。前の記事で紹介した『ゴキゲン中飛車の急所』、難しいです(=_=)。しかし、この本を読んでいて分かったのは、ネット将棋の中級辺りでよく出会い、そしてやられているのは、どうもゴキゲン中飛車ではなくて、従来の中飛車じゃないかという事です(笑)。いまさら気づくなよ…

 序盤だけでも、勉強がぜんぜん追いつきません。現状でネット将棋を指した感想では、矢倉の勉強を最後までちゃんとやる事のほか、対四間飛車の持久戦、従来の中飛車の受け方、最低でもこれを追加で勉強しないと、初段なんて無理だと感じています。逆算すると…1日1時間の勉強では追い付かない計算です。。

 それでも、前ほどは序盤で差をつけられなくなってきてはいるのです。しかし、変な事が起き始めました。序盤の勉強をした戦型よりも、序盤の勉強をしていない戦型の方が、勝率が圧倒的に高いのです!それを裏付けるデータがあります。私は、居飛車党を目指していて、序盤勉強は居飛車側のものしかやっていないんですが…自分が振り飛車で指した時の方が、勝率が圧倒的に高い(^^;)。全体の勝率がほぼ5割なのに、自分が振り飛車を持った時の勝率なんて7割以上です。もうひとつ、居飛車の勉強で全く手つかずであるものに、角交換と横歩取りがあるんですが、これなんてどちらも勝率8割。。勉強してない戦型の方が、明らかに強い。まあこれも分析すれば、横歩や角交換はみんな勉強してないからとか、弱いうちは振り飛車の方が勝ちやすいとか、いろいろと理由はあるのかも知れませんが…。それでも色々と矛盾して聞こえると思います。序盤を勉強して、序盤で差をつけられなくなって、それでなんで序盤を勉強した戦型ほど勝てないのか。この矛盾したようなロジックに私も困惑していたんですが、色々と考えて、これが実は矛盾でないような気がしてきました。

 定跡を勉強したものだから、定跡にあったと記憶している指し手は、あまり考えずに指してしまっているようなのです。これで相手に咎められて、中盤に抑え込まれてしまう。…序盤勉強の成果は少しずつ出てるんですが、定跡と思った手であっても、それを指した後にどうなるか、ちゃんと考えながら指さないとダメって事みたいです。当たり前の事に聞こえるかもしれませんが、これが私には結構難しいんです。つまり、自分が考えていないという事に、自分が気づいていないんですよ(^^;)。

 定跡をうろ覚えであることが一番ダメだとは思うのですが、これは何度も復習をするしかないように感じます。で、それには時間がかかるので、あせっても無駄。コツコツやって、急に訪れるであろう覚醒の瞬間を待つしかありません。序盤定跡が完全に身について覚醒の時が訪れるまでは、「定跡に頼ってはダメ」ということではなく、「定跡をガイドにしながら、考えて指す」という事が正解である気がしています。



第84期棋聖戦 第2局 羽生棋聖3冠 vs 渡辺明竜王3冠 (相横歩取り)

 今日の棋聖戦、メチャクチャ面白かったです!!第1戦も面白かったですが、やっぱりこのふたりの対戦は、現在の黄金カードですね。

130622_kisei02_1.gif まず、序盤。横歩取りの出だしでした。横歩取りはまだ勉強していないので、1手ずつ覚えようと思って見てました。よく見るのが先手飛車が横歩を取った後、その真ん前に角を出す△33角。横歩というのはそういう風に指すものと思ってました。しかし後手の羽生さん…いきなり△88角成!勉強している人には当たり前の手なんでしょうが、私は初めて見たのでビックリ。
 羽生さんが後手番で相横歩取りしたのは、なんと24年ぶり(まだ5段の頃)との事です。この角交換を入れると相横歩になるそうなんですが、これがタイトル戦で出たのもなんと2006年以来だそうで、さすがの竜王もこれは考えてなかったんではないでしょうか。ド素人なので深いところまではまったく分かりませんが、きっと最序盤ですら、1手ごとにすごい駆け引きがあるんでしょうね。

130622_kisei02_2.gif 竜王の仕掛けも勉強になりました。
 私は銀の使い方がヘタです。攻める時も仕掛けがよく分からず、受ける時も飛車銀で突破されることが多い。いつか、銀の使い方をまとめて勉強する必要があると感じてます。(そうだ、その前に『羽生の法則』の銀のところを、一度おさらいしておこう!)で、勉強になったのが、この局面からの先手の仕掛け。

 ▲76銀

 おお、もう仕掛けるのか。それから…

 △73銀▲65銀

 えらく単純なのに、おそろしい突破力。。もうこの時点で、私はどう受けていいのかわかりません。。もし、次に▲76飛とされたら…やっぱり、銀の使い方はいちどまとめて勉強する必要があります。竜王のこの攻め、すごく勉強になりました。
 しかしそれ以上に驚いたのが、次の羽生さんの受けのような攻めのような手。

 △84銀

 なんだこれw(゚д゚* )w 信じられません。こんな手、いいんでしょうか。で、よくよく考えてみると…う~ん、すごい。。さっきの▲76飛の懸念なんかも、見事に解消されてます。先手飛車の8筋突破も完封。しかしこんな危なそうな手、どういう思考をしたら思いつくことが出来るんだろうか。73の地点を空ければ、74の歩を払われても73にまた歩を打てるという発想なのかなあ。。この考え方で合ってるかどうか分かりませんが(間違ってるんでしょうね^^;)、銀と飛車のコンビネーションでいつも突破されている身としては、この理解で合ってるという事にして、ちょっと覚えておこうと思います。

130622_kisei02_4.gif もうひとつ考えさせられた局面が、私なら負けを覚悟するだろう竜王の手と、羽生さんの応手。後手のこの飛車上がりで、74の銀は助からないと思っていたところで、先手の竜王は…

▲56角

 う~ん、当たり前の手ですが、私はこれが見えていませんでした。級位者、ダメですね(;_;)。もう、83を突破される絵しか見えません。△92角と受けているようでは攻め手がなくなってしまうし、じゃ攻め合いに行くにしても、8筋を破るので一苦労、破っても先手玉は右辺にいくらでも逃げ込めそう。右辺から崩す手は見つからない。端攻めなんて到底間に合わない…後手の辛い絵しか見えません。。しかし次に羽生さんが放った手が

△64角

 え、こんなので間に合うの??攻め合いでも負けそうだし、普通に飛車を躱されたら何でもないように見えるし。。
 で、解説を聴いていると…▲8九飛△7六歩▲8三銀成△5五角▲7二成銀△7七歩成の攻め合いは、なんと先手が大変らしい。すごい。。プロの将棋を見ていると、とても間に合わないと思える手が間に合ってしまう事がよくあります。ダメだと思っても、間に合うかどうか、これからはよく考える事にしよう。

 そして終盤。中継サイトでは、5~6人の現役のプロ棋士の方々の解説が聞くことが出来たのですが、皆がこぞって「どれも先手の渡辺竜王が良い変化ばかり」と言っていたところで、プロ棋士の誰も読めなかった手を羽生さんが連発。すごい、すごすぎる。。リアルタイムで強烈な羽生マジックを連発で見せつけられました。いいものを見せてもらいました。結果、86手で後手羽生棋聖三冠の勝ち。

 それから、今日のニコニコ放送は塚田さんが解説だったのですが、ものすごく分かり易い、良い解説でした。

プロの将棋が面白くて仕方がない

 将棋を勉強し始めて約半年ですが、これと重なるようにプロの将棋も観戦するようになりました。時間がないので、終わった後に棋譜をざっと見るだけだったり、結果を知るだけだったりという事が多いのですが、それだけでも面白くて仕方がありません!子どもの頃、プロ野球の球団や選手の名前を少しずつ憶えていった時の楽しさに似ている気がします。プロ棋士のキャラクターとか棋風とか、各棋戦の仕組みとか、色々な因果関係とかが分かってくると、メチャクチャに面白い。

 今週は仕事が忙しく、将棋を見てなかったので、週末にまとめてチェックしてみると…順位戦は始まっているし、王座戦の準決勝はあったし、棋王戦の本戦はやってるし、すごい事になってます!スポーツニュースの将棋版みたいなものって、ないんですかね?あったら絶対見るのに。。知らないだけかもしれませんが、棋戦の挑戦者決定トーナメントとか、調べるだけでも結構大変です。というわけで、ここのところのプロ棋戦で興味あったものを、ちょっとまとめてみます。敬称略です。

(順位戦A級)1回戦です。

・○三浦弘行 vs 屋敷伸之●
 屋敷さんって、メチャメチャ強い印象があるんですが、三浦さんの方が強いんですかね。
 三浦さんは小さな森内という印象があります。前期も羽生さんに次ぐ順列2位ですし、やっぱり強いんだなあ。

・●渡辺明 vs 深浦康市○
 うわ、これはすごい。。竜王が勝つと思っていたので、私の中ではビッグニュースでした。
 あれ、昨年も順位戦では深浦さんの勝ちだったかな。相性もあるのかな。
 棋譜も見たのですが、深浦さんの圧勝に見えます(スミマセン、級位者のいう事なので信用ゼロの情報です)。
 竜王は、名人になっていない事の方がおかしいぐらいの人だと思うんですが、
 A級順位戦では毎年苦戦しているみたいですね。
 そうそう、これも棋譜がすごく勉強になりました。すごい。。

・○佐藤康光 vs 久保利明●
 去年のA級は10人全員が居飛車党。その中で、今年は久保さんが振り飛車党のトップ棋士としてA級に。
 どちらも大好きな棋士なのですが、そんなわけで若干久保9段を応援してました。
 棋譜を見ると、最初からすごい駆け引き。佐藤さん、振り飛車のトップ相手に振るのかと思ってしまいました。
 途中からは、今勉強中の中飛車に対する▲超速37銀戦法模様(先後逆ですが)になり、勉強にもなりました。
 メチャクチャに面白い将棋でもあったので、この棋譜は私のコレクションに追加。。

(B級1組) 
 A級がほとんど羽生世代・居飛車優勢という感じなのに対し、B1は振り飛車党もそれなりにいて、また世代闘争もあったりで、A級とはまた別の魅力が。

・○橋本崇載 vs 丸山忠久●
 橋本さんというと、あのキャラのイメージが強いんですが、やっぱり強いんですね。
 正直、丸山さんが勝つと思っていました。橋本さん、中飛車にして丸山さんの得意技「1手損角交換」を封印。
 そして最後に飛香香の重ね打ち。これは見た目だけでもえらい迫力でした。
 6/6に行われたこのカード、直後の棋王戦本戦にまで因縁が続きます。。

・○山崎隆之 vs 阿久津主税●
 羽生世代より少し下の世代の実力者同士といった感じで、注目していたんですが、山崎さんの勝ち。

・●藤井猛 vs 豊島将之○
 豊島さんという若手(といっていいのかな?)、すごく強いとは聞いていたのですが、さすがです。
 一方の藤井さんには、まだ落ちぶれてほしくないという気持ちがあったので、悩ましいカードでした。

・●鈴木大介 vs 松尾歩○
 好きな棋士の一人である鈴木大介さんが黒星スタートですか。。う~~~ん。。

(王座戦 準決勝)

・●渡辺明 vs ○郷田真隆
 このカード、将棋を見るようになってからやたらと見ている気がします。
 その範囲でいうと、実力は渡辺さんが1枚上、しかし郷田さんも食い下がる、といった印象があります。
 この将棋でも、郷田さんが意地を見せたという感じだったのでしょうか。
 棋譜は見ていないのですが…ガンバレ郷田さん!

・●森内俊之 vs ○中村太地
 この10年、名人戦で圧倒的な強さを見せている森内名人と、若手最強(勝手にそう思ってます)の対決。
 なんと相振り飛車!
 さすがはプロという差し回しの連続で、最後は大地さんの勝利。この将棋、メチャメチャ面白かったです。

 これで、決勝は郷田vs 中村大地。

(棋王戦 本戦)

・●橋本崇載 vs 丸山忠久○
 6/6の順位戦と同じカード。丸山さん、借りを返します。
 しかし橋本さん、徹底して飛車を振り、丸山さんに得意の角換わりを指させませんでした。
 全盛期の羽生さんみたいに、相手の得意を「やってこい!」みたいに受けるのも格好いいですが、
 こういう勝負に徹した感じも、また格好いいですね。

 そして現在、羽生vs渡辺の棋聖戦第2局をやってます。これも序盤からとんでもない手の連続。面白い。。
 休日ですが、持ち帰った仕事をしながらチラチラ見てますが…将棋観戦はおもしろすぎるので、見すぎないようにしないと。。

 

 

『ゴキゲン中飛車の急所』

book_GokigenNakabishaKyuusho.jpg*2013.7.10に加筆修正しました。

 ネット将棋では相変わらず3~5級あたりをウロウロしているのですが、中飛車に一方的に攻め潰される回数は減ってきました。対中飛車戦の勉強のため、中飛車を指す同じぐらいの級位の方を選んで指しているので、中飛車にあったら完敗だった頃よりは少しはマシになったのかもしれません。でも、受け切ってから攻めというパターンが多く、1局指すとヘトヘトです。。
 中飛車対策には、この本を勉強していました。というのも、ネット将棋で出会う中飛車は、そのほとんどが、玉も囲わないままガシガシと攻めてくるものだったので、従来の中飛車の勉強よりも、ゴキゲン中飛車の勉強が先なのかな、と思ったからです。

 この本は、ふたつあると思います。ひとつは、中飛車の受けの方法を3つに分けて解説しているところです。

(ゴキゲン中飛車の受け)
①▲58金右超急戦
②超速▲37銀戦法
③従来の受けを含めた、その他の受け


 もうひとつの特徴は、プロの将棋のゴキゲン中飛車対策の歴史の順に説明している事です。これが少しばかり厄介で、勉強した後で「次に編み出されたこの手の方が良かった」とかいって、修正されてしまうんです(゚Δ゚;)。手筋本にはよくある事ではありますが、先に最善手かどうかだけでも書いておいてくれる方が、勉強しやすいです。相手の緩手も、こちらが咎められなければ緩手にならないので、結局は変化をすべて追う事になるとは思うのですが、一度覚えた手筋を変更するというのが、私の記憶のシステムにとって、ちょっと効率が悪いのです。。いちばんつらかったのが、最初の▲58金右超急戦を勉強し終わったところで、「現在の主流は超速▲37銀戦法で、プロはほとんどがこれ」とか書いてあります。最初から言ってくれれば、そこから始めたのに。。この本、読むのに苦労しているんですが、ようやく読んだ後にこれだと、泣きそうです。。(追記:2章に入る前に序文を読んだら、「現在は超速▲37銀戦法が主流」って、ちゃんと書いてありました。悪かったのは、序文を読み飛ばしていた私の方でした。村山様、本当にすみませんでした<(_ _)> )

 苦労した所は、「これにて先手勝ち」などと説明を打ち切られるところです。3~5級ぐらいだからかもしれませんが、「え?これで本当に必至になってるの?」となってしまうのです。それで、一生懸命考えるんですが、どうしても寄らない。観念してボナンザさんに訊いてみると…13手詰めって、それは私には無理です。。(追記:読み進めていると、17手詰めも出てきました。)級位者の人向けではないという事なのかもしれませんが…まだ1/3ほどしか読んでいないのですが、こういう箇所が結構出てきます。

 この本、私ぐらいのレベルだと、ボナンザさんなんかの手助けが必要ですが(^^;)、がんばって一区切りまで読んだ後は、さすがに「良い本だなあ」と思いました。まだ最初の「▲58金右超急戦」しか読んでおらず、それもうろ覚えの状態なのですが、3~5級あたりで中飛車相手に何とか5分の成績ぐらいになってきています。
 他にもゴキゲン中飛車の本はあったのですが、受けの立場から書いてある本は、これぐらいしか見つからなかったので、結局のところこれしか選択肢はないかも。ああそうそう、ゴキゲン中飛車は後手番の時に自分でも指す計画なので、攻めの勉強をするときには、もしかすると鈴木大介さんの『パワー中飛車で攻め潰す本』というものも読んでみるかもしれません。でも、出来ればこの本だけで何とかなるといいなあ。


(追記)最後まで読み終わりました。実践で特に助かったのは、第3章の穴熊でした。私には、中飛車をやられてこちらが悪くなる典型が2つありました。ひとつは中央突破、もうひとつは途中で向かい飛車にされて飛車角銀で2筋を突破される筋です。この正しい受け方が、どちらも書いてあったのです。また、銀を使った攻めの筋も、とても実戦的に思えました(まだ実践できてませんが^^;)。対中飛車戦って、大駒の空中戦とか、あるいは序中盤はひたすら受けみたいな展開ばかりで、こう着状態になった時の、こちらからの攻め筋が全く分からなかったんです。これが、右銀を使った攻め筋を知ることが出来て、自分から仕掛けられるようになれそうです。



中飛車への対策 ver.2

 う~ん…3~5級の間をウロウロしています。分かったことは、やっぱり中飛車で来られると完全にアウトという事です。矢倉の勉強はただいま予定の3/10あたりの所なのですが、この時点で矢倉戦の勝率が6割ぐらいあるので、矢倉の勉強は現状よしとして、中飛車対策を先にやることにしました。

 さて、今までの中飛車対策は、羽生の頭脳に載っていたものでした(といっても、これも勉強してるって程のものでないのですが)。中飛車側は美濃に囲って、飛車先から銀を繰り出して、角道を止めて…という、四間飛車のバリエーションみたいな中飛車。しかし私が負けているのは、いきなり5筋を突かれ、飛車道と角道を開けられ、ほとんど居玉状態で突っ込んで来られるタイプです。いまだに良く分かってませんが、これがゴキゲン中飛車というものじゃないかと思っています。

 これに対応するため、中飛車対策の順番を逆にしました。ゴキゲン中飛車対策が先です。

(対中飛車の勉強 ver.2)
・学習の順番:ゴキゲン中飛車破り → ノーマル中飛車破り
・使用テキスト:
 ゴキゲン中飛車対策 → 村山慈明『ゴキゲン中飛車の急所』
 ノーマル中飛車対策 → 羽生善治『羽生の頭脳2 振り飛車破り』


 ノーマルな中飛車は、受けの基本形が分かっていれば、あとはある意味で対四間飛車と似た感じになるので、中級ぐらいであればアドリブで対応できる気がします。しかし、ゴキゲンは、アドリブだと今のところ相当に難しいです。そんなわけで、対四間飛車急戦の勉強を一応やったという前提では、ノーマル中飛車対策よりも、ゴキゲン中飛車対策が先の方が良いような気がしています。




終盤の勉強 ver.2

 ネット将棋で、2級に返り咲きました!!2級に届いたのは2度目ですが、そこに留まった事が無いので、実際の力はもっと下だとは思うのですが。。

 1日1時間の勉強でも、6か月弱ぐらいで2~5級ぐらいまで来られるみたいです。始めた頃は10級の方にもコテンパンにやられていたので、嬉しいです。ただ、1日1時間とはいっても、ここ数日は勝てるもので楽しくなってしまって、勉強以外に1時間ほどネット将棋をしてしまっていますが(^ ^;)

 今まで、最初のおおまかなプランを幹、「これは先に勉強しとかないとな」と思ったところを枝に勉強してきました。あとは「あ、これは違うな」とか「こうした方が良いな」という予定変更をしていく感じ。今日、その勉強法が、少しは正しかったんじゃないかと思えました。例えば、詰将棋よりも寄せの法則を優先させたプラン変更。今日は思いっきりその局面が出ました。もうひとつは、角交換の勉強。これは今もまだ手がつけられていないんですが、自分からは拒否できない場合があるので、その時のために枝の勉強として大雑把な下調べだけしてありました。これが功を奏し、上級者の方に土をつける事ができました。。

 というわけで、終盤の勉強法のプランニングを、少しだけ変えました。こちらの方が分量が少なく、効率も良いと思えたからです。終盤の勉強はこれでフィックスで良いような気がしてきました。


(終盤の勉強 ver.2)
・やる事:
 ①寄せの法則の勉強
 ②囲いの崩し方
 ③詰将棋
・テキスト:
 (寄せ)『寄せの手筋200』
 (囲い崩し)『羽生善治の終盤術3 堅さをくずす本』
 (*余裕があれば『光速の寄せ』全5巻も)
 (詰将棋)『3手詰ハンドブック』『5手詰ハンドブック』

 例によって、寄せと囲い崩しの勉強を並行してやれればベストなんでしょうが、時間がないのでそれが難しいです。というわけで、寄せの勉強プランは…法則だけは先にまとめて記憶してしまう。これは序盤勉強よりも先で良いんじゃないかと。実戦問題はその後でゆっくりコツコツやる感じで、歯医者の待ち時間とか、電車に乗ってるときとか、わずかに空いた5分とか10分の間でやる、といった感じです。
 囲いの崩し方も同様です。先に、典型的な囲いの崩し方をまとめて勉強してしまい、あとは時間の空いた5分10分という時間を活用して勉強をする、といった感じ。

 で、どちらが先かというと、とにかく、最初のまとめて勉強するところはどちらが先でもいいので、やってしまう。あとは、交互(寄せがやや優先)ぐらいで良いのかな、と思っています。やっぱり、自分の実力的に、詰将棋は後回しになってしまいますが、これは現状からしたら仕方のない事かと(とはいうものの、3手詰めの詰将棋も、現段階で2周しているので、実感がないだけで役立っているのかも知れません)。現状で2~4級ぐらいの強さなので、もしかしたら、初段を目指すなら、詰将棋は程々で良いような気もしてきました。いや、詰将棋がダメという事ではなくて、先に寄せの法則と囲い崩しの定跡を学んだほうが良いんじゃないかと。これは、あと半年の自分の成績を見て、結論したいと思います。

『羽生善治の終盤術3 堅さをくずす本』

book _HabuSHuubanjyutu3 矢倉崩しと穴熊崩しの典型の参考にしたのは、この本です。タイトルからは分かりにくいですが、これは囲い崩しの本です。美濃、穴熊、矢倉の崩し方が出ています。
 それぞれ、最初に典型的な寄せ方が数ページ書いてあって、あとは1問1答形式の実践編。私はまだ、最初の典型的な寄せ方と、穴熊の実戦問題の最初の方しか読んでいません…が、これは素晴らしいです!囲い崩しの参考書は、他に谷川浩司さんの『高速の寄せ』という本に目星をつけているのですが、あちらは全5巻なので、本腰を入れて取り掛かれる状況になるまでは、手が出せない感じです。

 私がすごく気にかけている事のひとつは、「挫折」してしまう事です。今までの人生経験上、挫折してしまった経験が何度もありましたが、その原因のひとつは、目標が遠すぎること。やってもやっても目標に近づかない時、いつか頑張れなくなってしまうんです。それを回避する方法は、目標達成のスパンを、自分の頑張れる範囲に設定する事なんじゃないかと。そして、それらを積み重ねていくと自然と大きな目標が達成できるようになっている、みたいな。

 ネット将棋をやっていて、その都度思うのは「ああ、寄せがうまかったら勝てたのに」「序盤がヘタだなあ」「中盤が抑え込まれたなあ」とか、そんな感じです。同じぐらいの級の方と指していると、最初から最後まで一方的な負けというのは、あまりありません。でも、負け続けると、きっとイヤになってしまう気がします。大事なのは、序盤、中盤、終盤のバランスなんじゃないかと思います。もし、9の力があったとして、序盤9/中盤0/終盤0の人と、序盤3/中盤3/終盤3の人が対戦したら、おそらく勝つのは後者なんじゃないかと思います。

 序盤の勉強は、とにかく時間がかかります。勉強を始めてもうすぐ半年になるというのに、また対四間飛車と矢倉のかじり程度です。あとは、どう考えても角交換は覚えないといけないし、受けは最低でも中飛車、石田流、向かい飛車の勉強をしないとどうにもならないと感じています。この状況で、中盤と終盤に時間を取られていたら、おそらくいつまで経っても勝てない。いつまでも勝てなかったら、つまらない。その上さらに終盤の勉強が序盤と同じぐらいに時間がかかるものだったら…挫折しない方がおかしいですよね。もし、1日1時間程度しか将棋に時間が割けないのだったら、序盤の勉強に時間を多く取られることは必至なので、中終盤はサクサク勉強できるプランにしておいた方が良いと感じています。

 というわけで、囲い崩しが1冊にまとめられている本というのは、素晴らしいんじゃないかと思います。囲い崩しの本は、きっと他にもあると思うので、この本じゃなくても良いと思いますが、大事なのは長大なプランにならない事なんじゃないかと。1冊にまとめてあるなんていうのは、素晴らしいです。今月はお小遣いがピンチなので、なんとか図書館の返却日までに穴熊崩しだけは身につけてしまいたいです。。

 いや、それにしても、横からの穴熊の崩し方は、本当に勉強になります。読んでいて「おおっ!」という方法の連続。最後の82で玉を守っている銀、あれがどかせないんです。。それこそと金があればいいんですが、竜なんかバシバシ切って強引にこじ開けている例なんかがいくつも出てきて、「男は強引なぐらいの方が、引きこもっているやつを引っ張り出せるのかもしれないな」と思った次第です。



穴熊崩し

 ただいま、序盤勉強は『羽生の頭脳』矢倉編の3/10あたり、ネット将棋は3~5級あたりを彷徨ってます。一度2級にあがったのがウソのようで、3級挑戦は弾き返され、5級降格は必死に逃れている、という感じです。でも、先日は3級同志の戦いで、負けはしたものの、1手差のいい勝負になりました。相手に向かい飛車にされまして、受け方をさっぱり知らずシドロモドロ。しかし、アドリブで穴熊に囲うと相手も穴熊に。(あとでちょっと調べてみたんですが、向かい飛車相手に穴熊は悪くない選択だったみたいです。他には、左美濃もあったみたいです。)中盤は飛角交換の得をしたかわりにと金を作られ、最後は1手差で負け。寄せきったと思ったんですが...。

 というわけで、穴熊崩しの定跡もまったく知らないので、これも矢倉崩しと同じように、本格的な勉強をする前に、典型的なものだけ2~3覚えておくことにしました。

(穴熊崩し 横から編)
 まず、横からの攻め。穴熊って、横から金銀で攻めても、また金を張られたりしてきりがなかったりします。横からの穴熊崩しの基本は、と金みたいです。これは何となく知ってたんですが、間に合わない気がして、なかなか選べません。でも、と金みたいです。実際、今回はと金にやられました。まあ、これがはっきりしただけで「他にもっと速い攻撃ないかなあ」と迷わないだけ良いか。もう少しいうと、横からの穴熊崩しの急所は5筋、という事になるみたいです。

(穴熊崩し 縦から編)
 これが知りたかったです。。穴熊を縦から潰すには、8筋か9筋のどちらかみたいです。

Anaguma_tate1.gif穴熊の上からの寄せ1 桂香で銀頭攻め

▲86香△XXX▲75桂

おお、これはちょっと強引な気がしますが(^^;)。82と72の金銀を吊り出してしまうということかな?

次は▲83香成△同銀▲同桂不成△同金▲71龍。

ああなるほど、後手は金駒で88を受けたくても、それを持っていないのか。これは実戦ですぐ使えそうだ!


Anaguma_tate2.gif穴熊の上からの寄せ2 垂れ歩

今度は桂のほか、歩が2枚。ああ、これは分かる気がする。84の地点を叩くんじゃない??
▲84歩△同歩▲85歩△同歩▲84歩

やっぱりそうだ!!で、次は…
▲83桂△同銀▲同歩△同金▲71龍

という感じかな?
これは、アドリブでも出来そうな気がする。


Anaguma_tate3.gif穴熊の上からの寄せ3 端攻め

 どうでもいいですが、「はじぜめ」と入力したら「恥責め」と変換されました^^。自分で必死に修理したばかりのPCですが、結構気に入ってます^^。
 今回、さりげなく攻撃に角が参加してますね。。

▲94歩△同歩▲93歩△同香▲85桂

で、次は
①▲93桂成△同桂▲94香
②▲94香△同香▲93歩(以降、▲71角成~▲92金狙い)

どちらを選択するかは状況次第みたいです。

あと、問題図で▲64歩△同歩▲63桂もなかなかいい攻めみたいです。

他にも、9筋に香車を並べてドカドカ行くような穴熊の攻めを見たことがありますが、どうやるんだろう。「4枚の駒を93に集中すれば端は破れる」みたいですが…角桂とかも参加させるのかな。ちょっと、また調べてみよう。

第63回NHK杯 北浜 vs 木村一基 (相掛かり)

 将棋講座の後、NHK杯の中継も見ました。昨日がんばって仕事を終わらせたんで、日曜の午前ぐらいはゆっくりしてもいいや、と思いまして。。

 北浜8段vs木村一基8段。相掛かりの将棋でした。これは、子供のころに親父に相手をしてもらって遊んでいたやつです。垂れ歩も何も知らなかった頃です。今日の対戦は、飛車先の歩の交換をした後、腰掛け銀にしてました。親父に相手してもらった頃は、どちらも棒銀一辺倒だったなあ。
 ところで、終盤の攻め合いになった時、北浜さんが寄せに行かずに受けた瞬間がありました。見ながら自分で寄せを考えていたんですが、詰みにできた気がしたので、「あれっ」と思いました。

nhk63_kitahama vs kimura 盤面図です。本局は▲48金と受けたんですが、普通に▲33桂成で寄ったと思ったんですが…

▲33桂成以下
①△24玉▲34圭△14玉▲24金 まで

②△12玉▲22圭 まで

③△14玉▲15香 △同 玉 ▲16銀 △同 玉 ▲17金 △15玉▲16歩 △24玉 ▲34圭 △14玉 ▲15銀 まで。…あれ?、もし▲16銀に△同玉ではなくて△26玉だと捕まらない?ああ、その時には▲27金で、王手飛車で飛車を抜きに行くのか。
(*追記:△26玉には27金でいいんですね。詰んでました。。)

④△同銀 ▲12銀 △24玉 ▲22龍 △同銀… あれっ、やっぱり詰まないか。。あとでもう1度考えてみよう。

 じゃ、もし先手がどこかで手を渡した場合、後手の攻めで手が空くかどうか。

①△58角成▲77玉△59角▲(68間駒)△同角成▲同金△同馬 まで

 …私のぬるい受けだと、空きそうにありません(;ㇸ;)。攻めても寄せきれず。手を渡せば寄せられる。北浜8段のように、▲42金とかいったん受けにいくのが最善なのか。やっぱりプロはすごいです。

 3~4級レベルで、しかも詰将棋がヘタだと、このぐらいの読みで限界です。寄せの③と④なんて、考慮時間を過ぎた後もずっと考えていて、これですから。。(恥ずかしいですが、更に読み抜けもあると思うので、あまりいじめないでください。。)私だったら、もし手を渡したら一気に寄せられるようにしか思えなかったので、やっぱり無理でも寄せにいってたなあ。このあたりの「たぶん」という感じがダメなんでしょうね。なんで「たぶん」になるかというと、正確に読み切れないからなんですよね。読み抜けがない自信がないから、詰めるのではなく、最善手を指すだけで、そこに攻めるべきか守るべきかという選択が入ると、あっぷあっぷ。。プロは「たぶん」じゃなくて、ちゃんと何十手先も読めていて、具体的に手数の計算をした上で判断しているんでしょうね。今日見ていてそう思いました。

 しかし、今回のプロの将棋も、双方の攻守に、自分ではとても思いつかないような手が続出しまして、とても楽しかったです。北浜8段の中盤の怒涛の攻めなんか、よくぞこれだけ手を繋げられるものだと、すっかり感心してしまいました。こんなふうに指せるようになったら、楽しいんだろうなあ。。

NHK講座 鈴木大介さんの居飛車穴熊破り

 日曜日の午前中が楽しくて仕方がありません。NHKでやってる鈴木大介さんの将棋講座がメチャクチャ分かり易くて、しかも為になるのです。

AnagumaFuuji.gif 今日は、振り飛車側が、組まれる前に居飛車側の穴熊を破るというものでした。対四間飛車は、まだ急戦の勉強しかしていないんですが、たまに穴熊に囲います。しかし、これが中級になった辺りから、がっちりと組む事が出来なくなってきました。いつか、渡辺竜王の居飛車穴熊の本を読もうとは思っているのですが、やることが多すぎて、それは随分先になりそうです。そんなときだったので、この講座は為になりました。

 今回、振り飛車側は右辺の桂を73に跳ねて攻撃に使いました。(盤面図はうろ覚えなので、少し違うかもしれませんが、だいたいこんな感じだったと思います。)ああこれ、やられてた。。問題はそのあとで、角桂で攻められた後の受け方が分かっていませんでした。66は銀で守るんじゃなくて、歩で防ぐのか。。桂頭は銀だとばかり思ってました。

 穴熊には、守る機会と攻める機会がそれなりにあるので、これも先に寄せの手筋を2~3覚えておこうと思っています。

矢倉崩し 横から編

 ダメです。4級に落ちました。13連勝のあと4連敗です。今度は、一手差の攻め合いで、攻め急いで結局寄せきれず。今回は、寄せが下手というよりは、寄せと受けの手数計算が甘かったです。普通に受けていれば良かった箇所を、あせって攻めてしまいました。実力が伴わない今の段階では、指し続けたところで勝てない気がしてきました。ここはひとつ対局を控え、勉強に勤しもうと思います。。

 矢倉崩しの上から編、書いた時には分かったつもりでいたんですが、何回も頭の中でおさらいしていると「あれ?ここはこうされたらどうするんだ?」とか「あれ?どうするんだっけ」とか、色々出てきました。やっぱり、ちゃんと覚えることが大事ですね。

 そして、覚えるときはまとめてグループ化して覚えないと効率が悪いと思うので、矢倉崩しをもう少し勉強することにしました。今回は、横から編。

yagura_yoko1.gif矢倉の横からの寄せ1 一段飛車からの寄せ

ここから▲41銀。

①△42金寄は、▲32銀打、△同金は▲同銀成△同玉▲31金で詰み。

②△31金は? やっぱり▲32銀打ちで良いのかなあ。

ざっくりいうと、32の金を何とか払って、その金を1段目に打ち込んで寄せるというイメージなんでしょうか。




yagura_yoko2.gif矢倉の横からの寄せ2 二段飛車からの寄せ1

ここからやっぱり▲41銀。以下…

△42金寄▲52銀打△53金寄▲51銀不成。

ああ、最後の▲51銀不成はいい手ですね。1分将棋になったら、自分では気づかない気がする。

2段飛車の場合、飛車が利いているので32の金が上下に躱せない、というところも覚えておこうと思います。





yagura_yoko3.gif矢倉の横からの寄せ3 二段飛車からの寄せ2

今度は、持ち駒が銀と歩1枚の場合です。
ここからは▲52銀。以下…

①△42金引▲43歩

②△53金▲54歩△同金▲43銀不成






 う~ん、なるほど。矢倉は32の金が弱点なんでしょうか。玉が移動させられると32の金のひもが外れちゃう。32の金がいなくなると、32に駒を打ち込めるし、23の地点の利きが玉しかなくなる。手筋を覚えると同時に、囲いの構造的急所を考えると良い気がしてきました。。




矢倉崩し 上から編

 アホです。あれほど2級の感触を味わうためにしばらく対戦しないと言っていたのに…同級の人と戦って、負けてしまいました(;へ;)。3級に陥落です。でも、3級ですら自分の実力より高いと感じているので、2級でない方がストレスがなくて良いかもしれません。

 しかし悔しかったのが、2級の人と接戦だったんです。しかも、中盤からは私が優勢。差が出たのは、寄せの力差でした。たぶん、私が正しく寄せられてたら勝ってたんじゃないかと思うのです。ぬるかったんです。寄せが下手なんです。詰将棋が苦手なんです。悔しいです。。

 前から思ってたんですが、私は敵の矢倉を崩すのが下手。これは中盤も同じで、どうやって崩していこうかというプランにいつも悩みます。単に駒得や大駒の成りこみを狙うばかり。特に、矢倉を上から潰すのがダメダメです。終盤に関しては、寄せの本が終わったら、次に囲い崩しの勉強に移ろうとプランしていたのですが、まだそこまで行けていません。しかしこのままでは勝負にならないので、典型的な崩し方だけでも先に2~3覚えておこうと思いました。自宅と職場のすぐ近くに図書館があるので、ちょっと寄ってみると…私の需要にピッタリの本がありました!

 基本すぎるぐらい基本の手筋らしいのですが、知らないと自分で考えつくのは無理っぽいものでした。3つです。

yagura_tate1.gif矢倉の上からの寄せ1

ここから▲24桂。

①△42金寄りは▲31銀まで。

②△同歩は▲同歩△同銀▲23歩。
 そこで△同玉や33玉なら▲21飛成、
 △同金は▲43飛成、
 △12玉は▲43飛成△同金▲22金。

おお、すごい!!



yagura_tate2.gif
矢倉の上からの寄せ2 (2段目に飛車がいる場合)


これも▲24桂。

①△42金寄りは▲32銀。更に△53金寄りなら▲21銀成△同玉▲42飛成で必至。

②△同歩▲同歩△同銀▲23歩。
 あとは、△同玉▲24飛△同玉▲32飛成で必至。

おお、これもすごい!



yagura_tate3.gif
矢倉の上からの寄せ3 (41に馬がいる場合)
41に馬がいることは矢倉崩しの絶好のポジションだそうです。

これは▲24歩みたいです。

①△同銀▲同飛△同歩▲23歩。これで寄り形。
 以下、△同玉は▲15桂△33玉▲25桂△同歩▲24銀△同歩▲32馬。
 △同金は▲32銀。
 △33玉は▲22銀△23玉▲21銀不成。

②△同歩も▲23歩で寄り形。


ああ、たぶんこれを知っていたら、2級に踏みとどまれていたんじゃないかなあ。。。
とにかくこれを、うろ覚えでなく、完璧に記憶することにします。

中飛車への対策

 信じられないことに…ネット将棋で2級まで来ました!!なんとまさかの13連勝。ありえないです。嬉しいです( ̄∀+ ̄)。しかし、実際のところ2級の強さはないと思いました。他の2級の方々の棋譜を見ると…ああ、これは敵いません、って感じなんです。序盤は正確だし、寄せは鋭い。

新規棋譜22手 特に露骨に分かったのが、中飛車で攻められると全然ダメという事です。今までは中飛車で来られてもアドリブで何とかなっていたのですが(△58金と受けていただけ^^;)、中~上級ともなるとさすがに潰されます。飛車角銀の波状攻撃です。こんな状態で2級なんて言うこと自体おこがましいのです。大体、自分がやられている中飛車というものが、昔からの中飛車なのか、それともゴキゲン中飛車というやつなのかも分かってないのですから。

 特に悩まされたのが、中飛車で来られると、玉をどう囲っていいのか、どこから攻めればいいのか、これが分からない事でした。今、矢倉の勉強を再開したところなので、中飛車の対策は後回しになるかもしれませんが、せめて玉の囲いと簡単な攻め筋だけでも調べておこうと思いました。そして例によって『羽生の頭脳』。中飛車破りは、文庫版の2巻に収録されてました。パラパラ見ていると…「中飛車に美濃は不利」だそうな。うわあ、美濃で受けてたよ。。受け方は色々あるようなんですが、居飛車穴熊に囲うという方法があるみたいです。おお、これは急場凌ぎには良さそうだ。穴熊なら捌き合いの泥仕合に持ち込めそうだし。盤面図みたいに、銀があがるんですね。なるほど。これで当面は凌ぐとして…

 で、いずれ勉強することになる対中飛車戦ですが、こんな感じでプランしてみました。

(対中飛車の対策)
・使用テキスト:
 古くからの中飛車対策 → 羽生善治『羽生の頭脳2 振り飛車破り』
 ゴキゲン中飛車対策 → 村山慈明『ゴキゲン中飛車の急所』


 当初のプランでは、ゴキゲン中飛車は後手になった時に使おうと計画していたんですが、それ以前に受ける必要があると思い、参考資料を探してみたら…おお、すばらしい!対ゴキゲン中飛車対策の本があるではありませんか!でも、4手目角交換の勉強をして思ったのは、あれはまず普通の角換わりを勉強した上でないと、基礎がないからダメなんじゃないかという事。そういうわけで、対中飛車の勉強をするときは、従来の受け方を勉強してからゴキゲン対策をしようと考えています。

 そうそう、2級陥落は時間の問題ですが、この余韻をもう少し味わいたいので、しばらく対戦はしないでおこう。( ̄∀+ ̄)。

スランプ脱出の備忘録

 前回の記事で、「5級に必死に踏みとどまっていたが、一気に9級に落っこちた」と書きました。その時、自分では「極度のスランプ」と感じたのですが、何とかここを抜けることができました。次にスランプに陥った時のために、今回のスランプ脱出法を書いておこう、というわけです。
 スポーツのスランプの場合、自分の意識では認識できていないような所が原因であることもあるかと思います。体重が変わって体の重心が前とは違う、とか。しかし将棋の場合、どこかに具体的な指し手の問題があるはずです。それがなかったら、負けない筈ですもんね。だから、将棋のスランプは、原因を掴みやすいんじゃないかと思います。スランプ脱出に必要なことは、3つ。

 第1に、負けに正対することが大事なんじゃないかと。人間にとって面倒くさいもののひとつは、感情だと思っています。古い中国の言葉に「失意泰然」という言葉がありますが、失意の時にいちいち落ち込んでいては、なんにも前に進みません。落ち込むことは、感情が事態を正確に把握しているという事なので、悪い事じゃないと思います。落ち込まない人は、きっと負けても悔しくない人なので、たぶん強くならないでしょう。だから、落ち込む事は、強くなる為に必要な事と思います。しかし、ひととおり落ち込んだら、後は、そのまま腐るのでなく、また開き直るのでもなく、事態をありのままに泰然と受け止めることが大事だと思います。

 第2に、原因を正しく把握する事が大事なんじゃないかと。スポーツに比べれば、将棋のスランプはその原因を特定しやすいと思います。それでも、原因を正しく把握するというのは、なかなか難しい事です。歌の下手な人が「ビブラートをきれいにかけられない」と認識できれば、その練習ができます。しかし、「ビブラートをうまくかけられない」と認識できなければ、練習すらする事ができない。認識を立ち上げることが難しいのです。負けた時に、負けの原因が特定できなければ、負け続けるのでしょうね。原因の把握は、間違えるとデタラメな方向にいってしまうと思うので、深く丁寧にやるべきだと思います。私の場合、スランプではなく、これが実際の実力だと思いました。負けを分析してみると、矢倉城を潰された負けが多かったのです。序盤の勉強は四間飛車ぐらいまでしか終わってなかったので、矢倉は負けて当然なのです。私が5~6級で踏ん張っていたのは、たまたま対振り飛車戦や力戦が多かっただけなのではないかと。連勝と連敗が多いというのは、気分のむらではなく、相手の戦法の偏りによって生じていただけの事ではないかと。原因が把握できれば、問題の8割は解決したも同然です。

 第3に、原因が分かったら、対策を立てて淡々と実行する事ではないかと。私はどちらかというと「ああ、それは~なんでしょ」と、すぐに事態の結論にいっちゃうタイプです。しかし、そのくせに具体的な練習をしない。それだと、本質に気づいていないのと全く変わりません。まず、具体的な対策を立てることが大事。次に、具体的な対策方法が出来たら、あとは面倒くさがらずにただ淡々とやる。物事というのは、最後のこの「実行」というところまでやって、初めてモノになるんだと思います。

 というわけで、矢倉戦の対策として、中断状態だった羽生さんの教科書を、おさらいがてら1からやる事にしました。すると…もう、最初の20ページぐらいの所に、すでに答えが書いてありましたp(^^)q。ここ、1度勉強したところだったのになあ。翌日からは、連敗に次ぐ連敗の9級生活から一転、連勝に次ぐ連勝で4級まで上がることが出来ました。スランプではなく、あの転落はやっぱり実力だったのだと思います。羽生さん、ありがとう。

5ヶ月で4~5級ぐらいまで来た!

 実は、ネット将棋の登録は2回目でした。1回目は1月に登録、10級からのスタート。でも、ちょっとストーカーみたいな人と出会いまして、いちいち対応するのも面倒なので、そのアカウントは破棄。で、新たに登録したのが翌月の2月なかば。このときは、6級からのスタートだったのですが(81dojoは、最初に数試合を戦うと、自動で級位判定してくれるみたい)、開始早々1勝5敗。一気に8級に落ちました。だから、最初10級(当たり前か)、1か月後は8級ぐらい、って感じだったんだと思います。

 そこからは苦難の連続だったんですが、昇級降級を繰り返しながら、概ねの級位は6~8級ぐらいでした。5級挑戦は何度も跳ね返され、でも8級あたりになると大概は勝っていたので、しばらくは6~7級の力だったのではないかと。

 で、何とか頑張って、ついに5級に。これが4ヶ月半ぐらいの時です。ここでも何とか必死に5級に踏みとどまり、ついにあと1勝で4級というところで…突然のスランプ。4級挑戦失敗どころか、あっという間の5連敗。その後も負けが混み、坂を転げ落ちるように9級まで降下してしまったのです。。自分は5級ぐらいなんじゃないかと思いはじめたところで、9級ぐらいの方に敗けると、なんだか自己否定されたような気分になってしまい、ものすごいショックでした。しかも、完全な実力負け。立ち直れませんでした。2日ほど、将棋に正対することができませんでした(6月アタマにブログの更新が止まったのはその為です)。将棋、大嫌いです(・_・、)。

 それが、ここに来て8連勝、1敗を挟んで7連勝と、信じられない快進撃。上級の人を倒した勝利も幾つかあり、嬉しくってたまりません。5級復帰どころか、連勝は止まらず、4級になり、4級でも連勝を続け、現在はあと1勝で3級の位置!!将棋、大好きです(ノ^-^)ノ

 将棋を勉強し始めて5か月ですが、おおむね中級ぐらいなんじゃないかと思えています。もしかしたら、1年で初段になる事も、まんざら無理な目標ではないのかもしれません!!!

(頑張って将棋を1日1時間ぐらい勉強した場合の級位変化)
 ・1ヶ月:10級
 ・2ヶ月:8級
 ・3~4ヶ月:6~7級
 ・5ヶ月:5級(現在4級だが、ここに踏みとどまる自信ナシ)

第84期棋聖戦 第1局 羽生善治 vs 渡辺明 (横歩取り△85飛戦法)

 名人戦が終わったばかりで、すぐに棋聖戦なんですね。これ、名人戦が4勝3敗までもつれていたら、羽生さんは両方の棋戦を掛け持ちで指す事になってたんでしょうか?まだプロの将棋を見始めて間がないので、色々と新鮮です。

 さて、棋戦戦第1局は羽生3冠が先手、渡辺竜王(渡辺さんも3冠ですよね。呼び方が難しいです)が後手で、横歩取りになりました。横歩取りは全然勉強していないので、歩を取るところまでしか分かりません(x_x;)。もっと言えば、横歩取りは拒否しようと思えば拒否できるそうなので、将棋の勉強時間が足りない身としては、一生勉強しないで終わらせるつもりでもあります( ̄ー+ ̄)。

 中級者(フッフッフ、今日は低級者ではないのです!理由は次の記事ででも。)なりに見た感じでは、こんな感じで進行しました。

kifu_kisei84-1.jpg・01~20手あたり:横歩取りの出だし。最後に後手の飛車が引いたのが5段目だったところが特徴なのかな?

・21~26手あたり:先手から角交換

・27手:▲77桂 (盤面図)

・28~96手あたり:羽生さんの仕掛けから、中盤の捻じり合い。羽生さんが突破を試みて、竜王が受けつつカウンターを狙い続ける感じ。すげ~面白い!

・97手:羽生さん、受けずに踏み込んだ!

・98~111手あたり:寄せ。先手の勝ち

 最初に「おおっ」と思ったのは、盤面図の27手目▲7七桂。当たり前の定跡らしいんですが、知らないものだから、感心してしまいました。「なるほど、そこを拠点にするのか!」って感じでした。盤面図以下の攻め筋は、以下の通りでした。

△84飛▲75歩△51金▲68銀△94歩▲86歩△93桂▲74歩△同歩▲72歩

 最後の▲72歩がすごい。。これ、桂を跳ねた時からの狙いなんですよね、きっと…。この後、先手は後手飛車を抑え込み、後手は受けつつカウンターを狙い続ける展開だったのですが、低級者中級者には「おおっ!なるほど~」という手の連続でして、メチャメチャ面白かったです。羽生さんも渡辺さんも凄すぎる。名人戦がちょっと渋い感じだったので、電王戦以来の興奮でした。将棋の勉強を始めてから、面白かったプロ将棋の将棋は保存するようになったんですが、これは棋譜コレクションに追加です。。




段位の基準

 「1年で初段になるぞ!」とやってきて、疑問にぶつかってしまいました。初段になる方法がいくつもあって、それぞれの方法の判定にけっこうな開きがあるみたいなのです。じゃ、将棋初段って、何を基準に判断したらいいんでしょうか。

 初段を目指そうと思った時、自己申告で「俺は初段だ!」と言っても、それはインチキなんじゃないかと思いました。それで、ちゃんと将棋連盟に認定してもらうのってどうすれば良いのかを調べたんです。プロ棋士に判断してもらう、大会で好成績を収める、道場で認定してもらう、ネットの通信教育で認定、雑誌『将棋世界』で認定…いろいろありました。道場に行く暇も大会に参加する暇もない身としては、選択肢は通信教育か雑誌の認定問題のどちらかでした。それで、名人戦の挑戦者が羽生さんに決まったことを切っ掛けに、将棋世界の段位認定コースというヤツに応募してみたのです。1年たった時に、なんとか初段に辿りつけていればいいな、と…。それが応募してみると、初回は正答率75%、次は正答率100%。どう考えてもこのペースだと来月中に初段になれてしまいそうなのです^^;。

 ところが、81dojo というネット将棋での私の級位は、今のところ6~8級ぐらい。果たしてこんな状態で初段認定してもらったとして、それは初段と言えるのでしょうか。。

 先日、ネット将棋で感想戦をしていただいているときに、対戦相手の方がこんなことをおっしゃっていました。 「僕は雑誌の段位認定で5段、町の道場で初段、81dojoだと5~6級ですよ。」
 …う~ん、これは何を基準に考えるべきなのか。。ネット将棋をやる時に、将棋倶楽部24や81dojoを調べたことがあります。「81dojoは町の道場と同じぐらいの段位判定。24だと道場初段でも低級」みたいな評判がありました。というわけで、81dojoはいいな、と思ったのですが、現状は81dojoもレベルが上がったという事なんでしょうか。ここに来て、何を基準に考えたらいいかわからなくなってしまいました。

 やっぱり、初段というのは初段の実力があるという事であって、そうでないのに初段と名乗るのは違う気がします。しかし、実力があっても、自己申告はちょっと違うと思ってしまいます。オリンピックに行っていない人が「俺はオリンピックに行く実力がある」といっても眉唾になってしまうようなものです。仮に、本当にその力があったとしても、です。事実であることが重要なんだと思います。というわけで、自分なりの将棋初段の基準を設けることにしました。

 「81dojoで初段になり、初段を10番以上保ち、かつ連盟の認定する何らかの基準をパスして初段認定をしてもらった時に限り、俺は初段と名乗って良し!」

 道場よりもネット将棋の方が判定がシビアであるのは確かなようですし、こうすれば、名実ともに初段と名乗って問題ない気がします。というわけで、今日、4手目△88角成型の角換わりの勉強が終わりそうなので、来週からいよいよ矢倉の勉強を開始しようと思います!って、「矢倉を中心に」という計画だったのに、その着手までに5か月か(- -*)。1年で初段は間に合わないかも。。
プロフィール

ShougiX

Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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