横歩△45角戦法 子供からありがたい定跡を教わった

僕が先手で横歩取りを避けたくなるおおきな理由は、△33角戦法じゃなくって相横歩や△45角戦法とかの超急戦なんです。先手優勢で結論が出てるはずの△45角戦法ですら勝ちきれないんです…。相横歩だって何回も勉強した割に、指す頻度が低いので、たまにやられるといつも記憶があいまいになっているという。このまえ指した激戦定跡なんて、思い出すのにヒーコラいいながら指しましたし(゚∀゚*)エヘヘ。

 先日、道場で子供と対局しまして、この子に△45角戦法を指されました。僕が△45角戦法を勉強したのは『羽生の頭脳5 横歩取り』で、その前に勉強した『よくわかる横歩取り』には△45角戦法とかの超急戦は書いてなかったんです。だから、ほかの定跡の勉強が一周したらいつか『横歩取り超急戦のすべて』を読もうと思ってたんですが、以降は一手損角換わりやら矢倉後手左美濃やら角換わり△62金型なんかの対策に追われて定跡勉強が一周などなかなか出来ず、遭遇頻度の低い横歩超急戦の再勉強は後回しになってました。そんな時、久々に食らった△45角でした。

横歩取り44手 44手目盤面図は、この戦型を指した事のある人なら知っている局面図だと思います。『羽生の頭脳』に出ていたのか自分で工夫したのか誰かに教えてもらったのか覚えていませんが、僕は今までずっとここで▲58歩と受けていたんです。それが定跡だとずっと思い込んでいまして、この後も正確に指せば先手優勢のはずと信じて疑わず、でもここからすっ転ばされる事がけっこうあって、だから△45角戦法ですら苦手という意識があったんです。もう、そろそろこの変化になだれ込む攻め合いの順は捨てて、『羽生の頭脳』ではそっちでも先手優勢という受け切りに行く順に変えようかと思ったほど。このあと小学生に負けまして、負けた後の感想戦で「どこが悪かったのか教えて」と聞いてみたんです。するとじゃっかん生意気なこの小学生(僕がいく道場にいる子供たちは生意気なのがけっこういます^^;)がいうには、「合駒は▲58歩じゃなくって▲58金じゃない?」「三段でこんなの知らないの…」とのこと。このクソガキが年長者に向かってタメ口なのは置いといて、えええええ~そうなのかそうだったのかと驚きました、目からウロコでした。。
 そのあと、感想戦でその後の変化もいろいろとやってもらい、うちに帰っても色々やってみたんですが、なんか▲58金の方が感触がいいです。これは先手持って指したいどころか、派手な悪手さえ指さなければ先手勝ち筋だな…という感じ。いや~何度も負かされたこの戦型なので44手目までは完璧に覚えてるんですが、45手目を間違えていたんですね、これはその小学生に本当にいい授業をつけてもらいました。知るは一時の恥知らぬは一生の恥、感謝の言葉しかありません。。

 それにしても、やっぱり飯島さんの書いた『横歩取り超急戦のすべて』は買うべきなのかなあ、横歩超急戦はいちおう『羽生の頭脳』で勉強したから、間に合ってないほかの戦型の勉強が終わってからにしようと思ってる間に売り切れで手に入れにくくなっちゃったんですよね…。あと、こういう「ずっと定石&最善手だと思って指してたけど実は自分の勘違いだった」みたいな手って、ほかにもいっぱいあるんでしょうね。。

鈴木流、困ったもんだ

石田流 先手7手 新年早々、めっちゃ忙しくて泣きそうです。もうダメだ。
 な~んて弱音を吐きつつも、なんとか石田流破りだけは『よくわかる石田流』でコツコツ勉強中です。やっぱり序盤定跡の本を読んでいる時が一番楽しいっす。。

 しかし困った事に…いまだに先手早石田にコロリとやられる時があって、特に苦手なのが7手目にいきなりドカンとくる鈴木流。2回目となる石田流の集中特訓でこれを破れるようになっておこうと思ったんですが…ムズカシイ。もしかして早めの△85歩自体が無理筋なんだろうか。だとしたら、僕の序盤の駒組みを改造しなくちゃいけないぞ。このまま深く研究すべきか…いや、石田破り全体を先に勉強してから序盤の駒組みを選択した方がいい気がする。対石田流の戦績が芳しくないのは、このあたりに原因があるのかも知れないな…。

 そういえば、昔のタイトル戦で、佐藤康光さんが鈴木大介さんの鈴木流三間飛車を見事に破った将棋があったな…。あの棋譜でも観てみようかな。しかし、いまごろ鈴木流破りの勉強をしているなんて、道場ではとても口に出来ません(*^^*)。

角換わり同形腰掛け銀と、プロの水面下の研究

 ある定跡本によると、角換わり相腰掛け銀同形というのは、「富岡流」という強烈な定跡が完成してからは先手優勢がひとまずの結論という事になり、何年も指されなくなったんだそうで。同形腰掛け銀は、同形になったところから先手から歩の連続突き捨てが始まるのですが、僕はこの歩の突き捨て順を丸覚えしているだけでして(^^;ゞ、この歩の突き捨てのそれぞれの意味がえらく曖昧。というわけで、普通に△同歩としてくれていれば先手で良く出来るのですが、変化されると結構ヤバい(^^;)。しかし、この歩の突き捨ての意味を言葉で綺麗に表現してくれたブロクがありまして…相互リンクを貼らせていただいている、おナンシー様の「無謀流将棋の真髄」というブログです。いやあ、おナンシー様のこの解説は永久保存版です!プリントアウトして持っておきたいぐらいだ!!その素晴らしすぎる解説は、以下のページで読む事が出来ます。
http://onancy.blog.fc2.com/blog-entry-115.html

 ところが、先手優勢のハズの同形腰掛け銀が、今年になってから結構登場してます。竜王戦第3局、羽生さん通算1300勝となった対三浦戦などなど、僕が見たものだけでも6~7局はあるんじゃなかろうか。しかし…不思議な事に、そのほとんどの対局で、先手必勝のハズの定跡から外れるのが、なんと先手の方からなのです。簡単にいうと、「42173」の順で歩を突き捨てればいい筈なのに、プロの方は皆先手の方からこの順を外れてしまう。僕が見た中で、「42173」の順で歩を突き捨てたのは、王位戦の挑戦者決定リーグ戦での▲渡辺-△森下戦だけの気がします。これはやはり後手が変化して富岡流を回避し、後手からの「富岡流破り」とはなりませんでした。

20140512_王位戦55挑決リーグ_渡辺vs森下_角換同型腰掛銀47手 盤面図はその時の途中図で、先手が「42173」の突き捨ての、最後の「3」を入れた瞬間です。後手森下さんはこれに対して…

△86歩▲同銀
 ここで△44銀を避けて富岡流を回避。△86歩から反発しました。そして次の▲同銀までは「これからの角換わり腰掛け銀」(あれ?ちがう本だったかな?)記載の筋ではあったのですが、次が△35歩ではなく…

△63金
 ここで後手が桂頭を守って、僕にとっては未知の領域へ。次の渡辺さんの指し手がビックリで…

▲74歩
 なんと守られたはずの桂頭に歩の打ち込み!!この後は△85桂▲73歩成△同金▲71角△52飛▲85銀…という感じで進み、最終的には先手渡辺さんが99手で勝ちました。

 富岡流回避の△86歩の反発は、定跡書にも有力手だと書いてあったと思うのですが、まず△63金という森下さんの研究に「うわあ、なるほど…」と思い、またそれに対する渡辺さんの▲74歩の打ち返しなんて、さらに驚愕。恐らくこれはお互いに研究していた手であって、その研究が渡辺さんの方が半歩だけ先を行っていたという感じなんじゃないかと。

 この将棋のように、角換わりを指す全てのプロ棋士の方は、同形腰掛け銀からの変化は、ありそうな有力手は思いつく限り調べているんだろうな、という気がします。渡辺さんは「42173」が先手有力と見ているからそう指したんでしょうが、他の方々は、先手番で「42173」としない何かの理由を持っている。同形腰掛け銀のプロの研究で、水面下で一体何が起きているのか。これはとっても興味があります(^^)。

昨日の余韻

 昨日の王座戦最終局はすごかった!!あの息が詰まるような最終盤、いまだにジ~ンとしてます(^^)。もしかしたら、今年の名局賞を取るんじゃなかろうか。

 アマチュアである事をいい事に、昨日はろくに検討もしないまま、怖いもの知らずで好き勝手な事をブログに書きまくってしまいました。我ながら、アホは怖いもの知らずで怖いですねヽ(`・ω・+´)ノ。。あの凄すぎる終盤、逆にプロだったら相当に検討してからでないと、迂闊に発言できないのかも知れません。しかも、羽生さんも豊島さんも、時間に追われながらあの棋譜を残したというのが信じられん…。そして、棋譜中継を改めて覗いてみると…おおお!羽生さんのコメントが更新されているではありませんか!!羽生さん自身は、あの▲91銀をちょっと反省している模様。また、渡辺明さんのブログを見ると、「最後▲91銀捨てから歩の打ち替えが妙技、と思ったら『単に▲93銀と打てば▲91銀から▲93歩成の9手1組より得だった』というのを感想戦コメントで見て唖然としました。解説していてなんでそれに気が付かないんだろう」なんて書いてあります。昨日のニコ生で解説をしていた阿久津さんは「こんな手筋見たことない。これで寄っているなら考えられない切れ味」みたいなことを言ってました。いやあ、プロもアマも、あの終盤には皆魅せられたんでしょうね。

 しかしあの終盤、真相はどうだったのか、アホはアホなりにやっぱり気になる。僕的には、昨日は終盤が2回あったと思っているのですが、その2回目で疑問がやたらとありまして、自分なりに研究してみました。正確にいうと、将棋好きの仕事仲間とSkypeで話していたら、ふたりで昨日の検討になってしまった(^^)。

 …な~んて、ここまで書いておきながら、その内容を書くのが面倒臭くなってしまった(^^;)。とにかく、「なぜそうなのか」が膨大なんです。そして…やっぱりものすごく深い読みが入っていたとしか思えない。それは、羽生さんだけでなく、豊島さんも素晴らしかった。簡単にいうと、僕が昨日のブログで疑問に思ったと書いた、107手目の▲46同歩を手抜いて以降の端攻めの踏み込みは、あの時点で龍捨てを含めた寄せの見通しが立った上での踏み込みだったんじゃないか、という事に尽きます。羽生さんの1億倍ぐらい弱い僕があれこれ思ったのは、要するに端攻めで寄る筋が全く見えなかったからであって、羽生さんは寄ると思えたから全部手抜いたと、もうそれだけ。実際、じゃあ手抜いた事によって豊島さんからの反撃筋がどれぐらいあったのかをふたりで検討してみたんですが…これがありそうでない。どれも足りないようにしか思えない。△47歩成も△56角も全部2手以上遅くて、かといって攻防手も放ちようがない。豊島さんの粘りの△82銀に対してあっさりと▲同龍と捨てたのも、▲91銀からの寄せも、それで寄りが見えたのでそのまま行った、という感じなのかな、と。それにしたって、1手1分になって、全ての筋を読んでいる暇はありませんからね。しかし、あの後の歩の使い方は今も戦慄、あんなの見た事ありません。。もう、「あの▲91銀の将棋ね」という事で、この先もずっと話が通るんじゃないかと。

 結局、107手目以降の羽生さんの踏み込んだ手順は、最速に限りなく近い寄せだったんじゃないかと。まあ、検討したふたりがせいぜいアマ3段レベルですし、揃いも揃って無料のBONANZAしか持っていないという超アナログ人間なもので(^^;)、将棋ソフトがあれば豊島さんからの反撃筋が見つかるかもしれません。しかも、WINの再インストールの時にBONANZAを消してしまったらしいことに今日気づくし…(半年もたってから気づくなよ^^;)。しかし、昨日の棋譜に限って言えば、友人のBONANZAの終盤は相当に当てにならない状態で、うちら人間の方が強かった( ̄ー ̄)。一体、いつの時代のを使ってるんだ…。これ、昨日の将棋の観戦記を書く方の開発したソフトとか、最近のだと、いともたやすくバババッと読み切っちゃうのかなあ。。将棋ソフトは、「序盤定跡をちゃんと覚えるところまで来たら買ってもいい」、と自分にルールを課しているのですが、このペースだと、どうもその日は永遠に来ない気がする。。

 それにしても、あの107手目以降の指し手を仲良くしていただいている方と調べていたら3時間も経ってしまった(^^;)。Skypeを英語レッスン以外で使ったのは初めてですが、これは使えるわ。。

横歩取り 16手目角交換からの△38歩 (=横歩取り△44角戦法)

 甥っ子が近くに住んでいるのですが、僕に懐いてくれていて、ちょくちょく僕の仕事場に遊びに来ます。とはいっても、こちらは仕事中なのであんまり構ってやれないのですが(^^;)。で、昨日も「将棋やろう!」と飛び込んできました。しかし仕事で構ってやれない…そうだ、81dojoの妻のアカウントで、ネットで対戦しといてもらおう!

 で、戦型は…なんと、横歩取り。いやあ、まだ低級の甥っ子には早すぎる戦型だと思ったんですが、どうも僕と父(甥からしたらおじいちゃんですね)の将棋を眺めていて覚えてしまった模様。「門前の小僧、習わぬ経を読む」、これには驚きました。で、そこで僕が知らない指し手に遭遇。

20140819_17手 盤面図は17手目、先手が横歩を取った瞬間に後手から角交換をしてきて、先手の甥っ子がその角を銀で取り返したところ。いやあ、△45角戦法か、これは甥っ子は見た事ないはずなので、ちょっとヤバい展開だぞ…と思ったのですが、相手の4級の方は違う指し回しをしてきました。

△38歩
 あ、あら?△28歩じゃないのか?いやあ、これは81dojoで高段の方が指しているのを見た事がありますが、まったく覚えてないぞ…。力戦だと思っていましたが、2回目という事は、こういう定跡があるのかも知れん。

▲38同銀△44角
 金でなく銀で取るというのは、甥っ子もセンスがあるな。。僕も、壁形を作るのが恐いのでここは100%銀だと思ったんですが、後で考えたら、もしかすると金で取るほうが得だったのかも知れません。それにしても△44角か!いやあ、まったく未知だわ。これ、ノータイムで指されていたので、やっぱり定跡がなんでしょうね。『羽生の頭脳』にも出ていなかった筋で、かつ16手目角交換という最近指されていない定跡というと…さては飯島さんの『横歩取り超急戦のすべて』に出ているな?あの本はしばらく読む予定がないので、この筋は今日教えて貰っちゃおう。。

▲77角△同角成▲同桂
 甥っ子、考えまくった末に合わせの角。いやあ、まじで甥っ子はセンスがあるわ。。定跡も手筋も何も勉強していないのに、小学2年生でこの角はなかなか打てないんじゃないかい?しかし、対戦相手が小2とも知らず、相手の方は緩める事もなくガシガシと攻め込んできます(^^)。

△89角▲87銀(25手目)
 この△89角は横歩でチラホラ見かける手筋です。甥っ子の指した▲87銀の受けは僕の第一観でもあったのですが、これは恐怖の横歩超急戦、一手でも間違えると即死なので、甥っ子はもうちょっと考えてから指した方がいいぞ…。

△87同飛成▲同金△67角成
 ですよねえ、ここは飛車切りですよねえ。。後手は飛車捨てからの角の成り込み、しかもこれが即死級の詰めろ。こうなってはもう勝てません。甥っ子は何とか粘るも、34手にて後手の勝ち。さすがに小2でこの手の飛車切りは見えないよなあ。。

 横歩というのはこういう嵌め手みたいな定跡がいっぱいある印象がありまして、しかも僕はこういうのをあんまり知らない。そんなもんだから、感想戦で定跡手を質問しようと思っていたら…相手の方、即去り(>_<)。甥っ子も短手数で負けてしまったものだから涙目です。

 というわけで、甥っ子と感想戦をしてみました。まず、24手目△89角の打ち込みに対する応手。▲87銀で悪いとすると、▲68玉しか残ってません。で、これで果たしてどうなるかというと…

△89角(24手目)▲68玉△78角成▲同玉△68金▲同玉△88飛成
 いやあ、今度は龍を作られて、相手の駒台には銀と歩が残っている(T.T)。これは生きた心地がしないなあ。。際どいけど、ここから何とか受けてみると…

▲78金△99龍
 この瞬間に手番が先手に。ここで先手の反撃が決まれば…しかしなかなか難しい。
①とりあえず▲84飛は?攻防手にはなりますが、△82歩とか△83歩なんかで止められると何でもなさそう。
②▲65桂~▲55角みたいな狙いは?55角が決まらなくとも▲53桂成もあるし、これは感触が良さそうだな。検討の価値があるかもしれん。

20140818_33手▲65桂(33手目盤面図)

 一番強い狙いは▲55角なので、後手は△52玉、△52金、△62銀みたいな受けをすれば▲55角で一気に先手優勢じゃないかと。これは後手も攻めるかうけるかの方針の立て方が難しそう。こういう時は激しい順から考えるべきだと思うので、攻める順から。

後手が攻めるとすれば:
 後手の攻めとしてすぐ目につくのは△69銀でしょうか。仮にそうすると…

△69銀▲53桂成△78銀成▲同玉△98龍▲88歩
 ▲53桂成は、次に▲32飛成が決まると即死級。というわけで受けるわけですが、その前に先手玉の守りを崩してから、というのが正着な気がします。というわけで、ここまでは必然の気がします。△98龍が一間龍なので先手はメチャクチャおっかないですが…う~ん、これは先手受け切ったように見えるなあ。▲88歩の合駒に対し、一間龍の手筋の△87金は、普通に▲68玉と逃げられても掴まえにくいし、▲69玉ならなおさらつかまらなそう。じゃ、送りの手筋の△68金は?…タダですね。。というわけで、安い駒で詰めろをかけるとなると…△87歩の一択でしょうか。

△87歩▲69玉
 いやあ、これはもう終盤だわ。。先手も▲69玉に替えて▲68玉なんて逃げ方もありそうですが、△88龍が王手になってしまうのはちょっと怖いので、▲69玉の方が良い気がする。で、それに対する後手の追い方がまた難しくて…

①やっぱり△88龍で詰めろ:
 これは▲86角が絶妙の攻防手で、しかも詰めろ。手抜けば▲52銀△同金▲同成桂△同玉のあとに▲32飛とバシッと切ってしまえば詰み。やっぱり王手をかける順の方がよさそう、というわけで…
②△89龍:
 これは一直線で…△89龍▲58玉△78龍▲68銀△77金▲48玉△68龍▲39玉。△77金のところでは△69金と下から打つ手もありそうですが、それは▲77角と打つ手が飛車取りにもなる絶好手になってしまうので、「敵の打ちたいところに打つ」△77金の方がよさそうです。いずれにしても…いやあ、これもつかまりそうにないぞ。どうも後手の攻めは切らされそう、切れてしまえば先手が一気にまくれそうです。

 では、後手が受けに行くと?

後手が受けるとすれば:
 33手目盤面図から後手が受けるとすれば、飛車の成り込みを防ぐ△33桂か、桂の受けの手筋の△64銀ぐらいでしょうか。しかし△33桂ではやっぱり▲55角がやっぱり決まっちゃうのでダメ。では△64銀だとすると…

△64銀
 こうなると銀が桂の成り込みを防ぐとともに55に利きを作っているので、▲55角は打てない(-_-*)。さらに桂取りにもなっていて、先手は攻めを急がされる格好になってしまうなあ。それでも飛車取りに当てるとすると、66か77に角を打ち込む事になりそうですが、攻防を考えると77の方が若干いいかな?

20140818_38手▲77角△89龍▲11角成△65銀(後手受けの変化の38手目盤面図)

 …う~~~ん、ムズカシイ。。ここ、▲21馬~32馬と攻めて大丈夫なら簡単ですが、それで行けるんだろうか。。いかにも横歩超急戦といった感じの局面、先後とも一手間違えたら即死級だぞ、これ。。
 
 で、ここから▲21馬とするとどうなるのかを色々やってみたんですが、ものすごい泥仕合。おたがい火だるまになりながら相手にしがみつくような将棋になってしまいます。。後手が34手目に△64銀と受けた場合の変化は、研究課題として残ってしまいました。

 というか、きっと、飯島さんの定跡書あたりにサラッと正着が書いてあるんだろうなあ。。(*追記:コメント欄から、『横歩取り超急戦のすべて』に定跡が書いてあるとの情報をいただきました。横歩取り△44角戦法というのだそうで…。情報をいただきましたメル様、ありがとうございましたm(_ _)m。)ちなみに、相手の4級の人が、きっと同じような戦型で指しているに違いないと思って、その人の過去の棋譜を覗いてみると…おお、指してます!で、その対局では、先手が角交換直後の△38歩を▲同金と取ってから破っていました。ああ、あそこは▲同金が正着だったか。たしかに△28歩の打ち込みを消せるという理屈は通るかもしれん。。横歩の超急戦は知らないと怖すぎる変化が多すぎる…。。



プロフィール

ShougiX

Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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