『横歩取りの教科書』 畠山鎮
49歳にしていまだ順位戦B1にいる驚異の棋士・畠山さんが書いた横歩取りの本です。これは「~の教科書」という、初級者向けのシリーズの中の1冊です。横歩取りの本に片っ端から手をつけていたら、勢いあまって読んでしまいました(^^)。序盤・中盤・終盤の3章に分かれていて、各章は2ページで1レッスンという構成でした。 先にザックリと感想を書くと、140ページほど割かれている第2章の△85飛戦法と△84飛戦法の説明...
『決定版!横歩取り完全ガイド』 吉田正和
矢倉は▲46銀37桂型の時代が長かったし、角換わりも相腰掛け銀の時代が長かったですが、横歩は進化がはやくて大変。僕は『羽生の頭脳5 横歩取り』と『よくわかる横歩取り』で、▲45角戦法を含む超急戦、相横歩取り、そして△85飛戦法の山崎流&新山崎流をなんとか対策したんですが、いちばんよく指す肝心の△33角84飛戦法や青野流がまったく駄目。。そこで『長岡研究ノート 相居飛車編』やタイトル戦観戦なんかで自分...
『横歩取り超急戦のすべて』
発売になったのは2014年、まだ将棋の勉強を始めて間もない僕は、序盤定跡の勉強が追いつかず。当時のプロの横歩は後手△33角戦法が指されるのが98%ぐらい、たま~に相横歩が出るぐらい。ところが僕が戦っていたアマチュアの級位では、ネット将棋でも道場でも△33角以外の手もけっこう指されて、特に厄介だったのが超急戦の中の△45角戦法でした。これに手を焼いて、『羽生の頭脳5 横歩取り』を読んで対策したのです。これ...
『「次の一手」で覚える将棋基本手筋コレクション432』
超久々の棋書紹介です!これは将棋の手筋本。今、とある元奨励会員の方と仲良くさせてもらってるのですが、その方が将棋上達法として推薦してくれたのがこの本でした。「ひとつでも多く手筋を覚えろ!」という事ですね(^^)。これは想像以上に素晴らしい本でした! 「筋」とか「手筋」って言葉、なかなか難しいですよね。将棋の勉強を始めた最初のころ、僕はけっこう{??」でした。手筋を覚えるって、最初は「割り打ち」とか「...
『横歩取りで勝つ 攻めの最強手筋ガイド』 高橋道雄
将棋の本はかなり読んでるのに、初段達成後はあんまりレビューしなくなっちゃいました(^^;)ゴメンナサイ。というわけで、久々の定跡書レビュー、高橋道雄さんの横歩の定跡書です! この定跡書を買ったのには理由がありまして…序盤定跡って、比較的に1手目から順に覚えやすいものと、そういう覚え方が通用しにくいものってある気がしませんか?たとえば、角換わり相腰掛け銀とか、矢倉▲46銀37桂とかって、多少の変化があっても...
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