第67回NHK杯 塚田泰明 vs 畠山鎮 (相掛かり)

 棋書を置く場所がなくなってしまって、昔買ったマンガを整理して、Amazonに売りに出していました。売る前にもう一度だけ・・・な~んてやってたら、半分ぐらい売りたくなくなってしまった(^^;)。

 そんなわけで、漫画の整理に追われて今日のNHK杯は最初の50分ぐらいを見逃してしまいました。たぶん相掛かりだったんじゃないかと思うんですが、もしかしたら横歩だったのかも(^^;)。あんまり見るつもりじゃなかったんですが、途中で見たら「あれ?もうこれ決まっちゃうんじゃないの?」と思って最後の寄せだけ見ようと思ったら、そこから放送時間いっぱいまでもつれる大熱戦(^^;)。いや~、相掛かりや横歩の終盤はオソロシイです、終盤で詰む詰まないの局面である事は分かるんですが、今日の将棋は互いに寄せあいになって、手が広い上にどちらが速いかの速度計算が常に絡んで、攻めるかうけるかの選択もムズカシイ感じでした。乱戦は終盤力に自信がないと選んじゃいけないですね(^^;)。最後は畠山さんが寄せて勝利!

 殴り合いになったかと思ったら、「お、そこで受けるのか?!」みたいになったりして、メッチャクチャ面白かった!僕は基本的に相掛かりは拒否、最近は横歩も先手番では拒否するようになってきたんですが、勉強が追いついたら横歩先手番も相掛かりも指せるようになりたいなあ。というわけで、マンガの整理が午前中に終わりませんでした(&p゚ω゚*)。。



第65期王将戦 第3局 郷田真隆 vs 羽生善治 (相掛かり)

 第1局が矢倉、第2局が角換わりときた今回の王将戦。ここまで1勝1敗とがっぷり4つですね~。さて、第3局は…おお~、郷田さん得意の相掛かり!!3局とも違う戦型、相居飛車のだいご味炸裂ですね。。それにしても羽生さんは避けようと思えば避けられたのに、勝った方が勝ち星の先行する対局で相手の得意形を真正面から受けに行くとは…。

20160204王将65-3_郷田vs羽生_相掛21手 21手目盤面図、お互いに引き角から銀を繰り出し、更に先手が棒銀を示唆したところです。同形なので後手も棒銀に行ったら先手が1手有利なんでしょうね。ということは、腰掛け銀か?飛車を浮くなら、なんとなく一度引き角にした手が損する気もするし…な~んて色々書いてますが、相掛かりの勉強が出来てないもので、なんの根拠もないです。一手損角換わりの勉強が終わったら、次は相掛かりの勉強をしようとは思ってるんですが(^^)。ここで羽生さん…

△88角成▲同銀△22銀
 おお~、いきなり角交換です!!いや~、これはいろんな制限の加わる将棋になるか、派手な速攻になるか…

▲77銀
 郷田さんは1時間ちょっと考えて▲77銀。これはじっくり行くのかな?少なくとも、超急戦はなさそうな気がします。

△64歩▲36銀△63銀▲25銀
 対する後手羽生さんは、腰掛け銀を構想。その間に郷田さんは棒銀を繰り出していきます。でも、これは△33銀と受けられて銀交換ぐらいで済みそうかな…

△54銀
 うおお、羽生さん、受けない?!!いや~、これは大丈夫なのか?えっと、▲24歩からは…全然ダメですね。じゃ、▲34銀から襲い掛かると?…ああ、すぐに破れるわけではないのか、なるほど。そりゃそうですよね、羽生さんが選ぶんだから(^^;)。

▲68玉
 郷田さんはここで囲いに1手を使いました。この辺りは「そろそろ寄っておかないとまずいかも」みたいな、感覚的なものも結構あるのかな?

 そしてここで後手羽生さんが封じ手。二人合わせて7時間半以上かかって31手というのはけっこうスローペースとも感じますが、それぐらい神経を使う難しい将棋なんでしょうね、相掛かりの序盤って。しかも、角交換が入ってますし。さて、アマ的には、後手は△33銀から玉を囲いに行くとは思うんですが、それは先手次第。それぞれの構想が言えてくるのはもう少し先になりそうかも。

*****
20160204王将65-3_郷田vs羽生_相掛36手 2日目です。風邪ひいたみたいで、せきが出るしだるいっす。特に、のどが痛いのと悪寒がするのがちょっときつい(;_;)。さて、昨日の封じ手からは端を突きあった後…

△45銀
 うわあ…。。
たしかに▲34銀と指されるとなかなか嫌だとは思ってたんですが、飛車浮きでも△33銀でもない手で守るのか、どうしてこんな手を思いつけるんだろうか。しかも、端の突き合いを入れたために、△63角が打てなくなってるのか。しかしこの銀自体に圧力をかけられると一気に形勢が動きそうなので、時限つきの指し手に見えるのですが、どうなんでしょう。例えば一番単純に▲46歩と突かれると?△同銀でも△54銀でも▲34銀は実現できそうですが、問題はその後か。ひと目△47角の打ちこみですが、同じように▲63角と打ち込み返されると?…いや~、これはどっちがいいんだか全然わかりませんが、絶対にどちらかが良いんでしょうね。さて、これが最善手なんてとても思えないので、咎めに行きたい気がするんですが…

▲38金
 いやあ…。
もう、僕なんぞがいくら考えても分かりません。飛車のコビンが開いた後の蓋を考えている?どちらもかなり時間を使いながら慎重に指しているので、かなり先で嫌な順があって、それを互いにケアしてるんじゃないかと思います、きっとそうです。棋譜中継なった木村さんの言葉を借りれば…「パスも難しいです。△7四歩だと▲6三角があるし、△5二金は飛車の横利きを止めてしまいます。後手は2五銀が働いてきても得できるような展開を考えているのではないか」との事。う~ん、やっぱり角を持ち合っての将棋になると、打ち込みをケアしながらになるので、どうしてもこう着状態に陥りやすいですね。下手に動いた方が負け、みたいな。

△24歩
 すげえ、羽生さん打開に行ったよ…。
これは後戻りできそうにありません。アマがひと目思いつくのは▲23歩△同銀▲24銀で捌きに行く手ですが、それで良いかどうかはちょっと分かりません。右金が離れた分だけ、先手若干指しにくいのかな?他には突き違いの歩じゃないけど▲46歩ですが、これはさっき指すのと状況が似ているので、郷田さんはこれがまずいと見て指さなかった以上、ここで指すこともなさそう。▲63角△54銀で駒損覚悟の決戦は?…いや~、次の指し手が見つかりません。単なる駒損になりそうだな。あとは普通に銀を引く手ですが、右金を右に寄せたのだから、これが濃厚かな?

▲36銀△同銀▲同歩△23銀
 お、そうなりましたね(^^)。これで互いに角銀を手駒にして、羽生さんは銀冠が出来ましたが玉はまだ居玉。郷田さんは右金を攻撃に使うのかな?いや~、でも敵陣までは遠いぞ。相掛かりって、横歩みたいな派手な決戦になる事もありますが、角換わりのような序中盤で少しも間違えられないような神経戦になる事もあるんですね。というか、これは出だしが相掛かりだったというだけで、もうほとんど角換わりですね。。そして…

20160204王将65-3_郷田vs羽生_相掛43手▲46角(43手目盤面図)△52金▲37桂△42玉▲66銀△33桂▲55銀△35歩
 郷田さん、角を下ろして、左銀を攻めに繰り出した!!角銀で後手飛車のコビンを狙いに来ました。それに呼応する形で羽生さんは先手右辺の桂頭狙い!いや~ここで一気に将棋が動き始めました、お互いに技のかけあい!!これはどちらの構想が優れているんでしょうか。さすがにもう互角という事はないでしょう!!

▲35同角△86歩▲同歩△同飛▲87歩△76飛
 桂頭を守るためには▲35同角しかありませんが、これで飛車のコビンを狙っていた角筋が逸れてしまいました。その瞬間に後手羽生さんは飛車先の歩を交換してから横歩もかすめ取り!いや~、あんなにジリジリとした神経戦だったのに、いきなり凄い戦い!!こうなると後手は△88歩の手裏剣や△36飛みたいな良さげな手がいくつもあるので、後手が指しやすくなったかな?でも、飛車が狭くっておっかないな…。

▲77桂△88歩▲66銀△93桂▲29飛△25桂▲46角
 羽生さんの攻めと郷田さんの受けという展開になりましたが、これって本当に攻め切れるんでしょうか?とにかく、飛車が狭いです。先手は角も46に戻ってきたし、受け切られてしまうと64の傷から殺到されて反発が厳しい気がするんですが…

△37桂成▲同角△74桂▲55銀
 うひょ~、先手が相手の手に乗りながらじりじりと反撃筋を用意してます。ついに▲55銀まで来てしまったので、最初の郷田さんの攻めの構想まで戻った形ですが…

△89歩成▲同飛△86歩
 羽生さん、歩を成り捨ててから打ち直し!しかしここで郷田さん…

20160204王将65-3_郷田vs羽生_相掛71手▲75歩(71手目盤面図)
 いや~、ちょっとこれはゾクッと来ました、これは素晴らしい!よくぞ△87歩成が見えているこんな所でこんな手が指せるなあ。本当に間に合うなら絶妙手に見えますが…・

△85桂▲74歩△77桂成▲同金
 うああ、激しい攻め合い、駒の拾い合いになりましたが、ちょっと広瀬さんが凄い手を指摘してるんですが…

△88銀
 うわあ、マジで来たあああ(゚ロ゚ノ)ノ!!!ほとんど詰め将棋みたいなカッコいい手です!!▲同飛なら△79角~△77飛成、▲76金なら△89銀不成か。いきなり先手玉は裸にされ、しかも飛車交換は後手の方が打ち込みの傷が少ないのか。なんという終盤力、一瞬にして後手良くなったんじゃないでしょうか。さすがはプロ屈指の詰め将棋名人の広瀬さん…といいたいところですが、それを羽生さんも指しちゃってるってことは、やっぱり羽生さんの終盤力は尋常じゃないんだな。

 以下、先手も嫌味をつけながら反撃するも届かず、100手にて後手羽生さんの勝ち!!

 △88銀がとにかくカッコよかったです!!僕は全然見えませんでしたが、プロだとみんな見えるのかなあ。アマの段位だと、どれぐらいの人が見えるんでしょうか。けっこうみんな見えるのかなあ。。
 序盤から定跡を外れたところでジリジリと駒組みの続く将棋って、独特の面白さを感じます。△45銀なんて構想、この将棋を見た後でも、ちょっと僕には真似できないなあ。角交換しているので打開以外にも色々な構想がありえたかもしれませんが、もしあれが最善なのだとしたら、将棋って難しすぎる。。そして郷田さんが▲46角と角を下ろしてからは一気に激しい将棋となりましたが、差なんてほんの少しなんでしょうね。どちらが良いのか全然わからない所で、いきなり一撃で決まっちゃうんですから。あそこから寄せには入れる後手がどれぐらいいるんでしょうか…。とにかく凄い終盤術でした!!これで羽生さんは後手番をブレイクして2勝1敗。羽生さん、マジで5冠とっちゃうんじゃなかろうか。

第28期竜王戦 第5局 渡辺明 vs 糸谷哲郎 (相掛かり)

 渡辺さん3勝1敗で迎えた竜王戦第5局。糸谷さんは負けたら竜王失冠。この竜王戦に限って言えば、糸谷さんは序盤でいいように揺さぶられている気がします。誘いに乗ると自分の得意形が指せない。拒否すれば渡辺さんの研究が爆発しそうな戦型に入る。地獄の2択ですね。そして今日は横歩取り…かと思いきや、後手糸谷さんが横歩を拒否して相掛かり、これは糸谷さんから研究に引きずり込んだ!いや~、後手番横歩は想定できる事でしたので、そこから相手の研究を外す相掛かりとは、糸谷さん用意してきましたね( ̄ー ̄)。第5局にして、はじめて糸谷さんが自分の組み手に…

20151202竜王28-5_渡辺vs糸谷_相掛19手 と思ったら、先手渡辺さん、飛車を6段目に引いた!▲26飛型相掛かりだああ!!
いや~、結局渡辺さんの組み手か(^^;)。それにしても▲26飛型のひねり飛車模様の相掛かりか、これは昔に『羽生の頭脳』でざっと読んだ事があるだけだぞ。あの本、たしかほとんど▲26飛型相掛かりの説明だった気がしますちゃんと読んでないけど。。▲96歩型とか▲16歩型とか、相掛かり腰掛け銀とか、色々あるんですよね。渡辺さんとしては、「世代的にも、この形の相掛かりの知識は俺の世代の方が上だろうし、あなたはこういう今はあまり指されない形は研究してないでしょう」という事でしょうか。この竜王戦、序盤の駆け引きがメチャクチャ面白いっす(^^)。さて、19手目盤面図以降は…

△72銀▲38銀△64歩▲15歩△63銀▲36歩
 途中までは、先手が1筋の位を取って、▲36歩から右桂の活用を狙う感じ。後手は腰掛け銀から、もしかしたら76の歩を狙いに来るのかな?角交換を見据えながら指さないといけないので、すごく勉強になるな…と思ったら、ここで糸谷さんがまたしても序盤での長考。いやあ、またしても力戦形にするつもりなのか…

△54歩
 うああ、糸谷さん△5筋の歩を伸ばした!!角交換を見据えながらですので、このまま角交換すると後手まずい。という事は、これは第4局に続いて力戦調の出だしから中飛車か?

▲37銀△55歩▲46銀△52飛
 中飛車警戒というわけで、渡辺さんは急きょ超速37銀気味に銀を伸ばして中央を警戒しつつ角頭狙い、糸谷さんは…中飛車だああ!!!

 以降、急戦のまま行くか持久戦模様になるか、玉の囲いと仕掛けを見据えながらの駒組みが続いて1日目終了。良し悪しは僕には分かりませんが、玉の囲いと攻めの拠点のバランスでは、パッと見先手渡辺さんの方が良さそうです。後手は居玉のまま、どうやって玉を囲うのかが素人には分かりません。金が左右に開いちゃってるし…これ、いくらプロだからと言ってまとめることが出来るのか?これで戦えるといわれても、にわかには信じがたいです。

 そして2日目。やはり駒組みの差は、アマが見る以上にプロでは大きいようで、夕方までは先手渡辺さんの一方的な攻め。こうなると、またしても糸谷さんが無理な紛れを求めて死期を早める展開になるかな、今日も4時か5時には終わるかな…と思いきや、糸谷さんは時間を使って必死の受けを考えます。そして、これが絶品!いや~、金開きで受けた形が生きてくるとは思いませんでした。また、あんなところに角を打って受けるてはまったく見えませんでした。そして、終盤は渡辺さんが糸谷さんの入玉を防げるかどうかというスリリングな展開に!う~ん、後手が居玉からここまで粘れるとは思ってませんでした。糸谷さんって、終盤は攻めだけでなく、受けも凄いんですよね。

20151202竜王28-5_渡辺vs糸谷_相掛88手 88手目盤面図は後手糸谷さんが入玉を狙いにいった局面。渡辺さんに序盤から時間を削られた糸谷さんは、時間も切迫しています。

▲26金△25銀▲16桂△同銀▲同金
 渡辺さんは金ベチャで入玉を防ぎに行きますが、糸谷さんは銀を使って、銀桂交換でこれを凌ぎました。いや~、入玉将棋って、独特の緊張感がありますよね(^^)。先手の金を1筋に寄せた事で、後手は△35玉のルートが出来たぞ!

△72飛▲同龍△35玉
 おお、いきなり入玉に行かず、まずは働きそうにない飛車を馬と交換してから入るのか!持将棋になった時の点数を考えている?いや~、入玉できるかできないかという時は、僕はとにかく入玉を優先してしまいますが、その後のことも考えないと駄目ですよね、冷静に考えれば。糸谷さんは終盤で熱くならないところが凄いな…。

▲27飛△46玉
 ここから先手がどうやって入玉を防ぐか、これはメッチャクチャ興味ありました。なにせ、入玉を防ぐのがヘタクソなもので(^^;ゞイヤァ。渡辺さんは▲27飛から入りましたが、王手から入って金を補充できる▲25飛△46玉▲23飛成ではなぜ駄目なのか。…これを考えている間に、ガシガシ指し手が進んでしまって間に合わず(^^;)。きっと、追う手ではまずいんでしょうね。取りあえず、そういう事にしておこう。

20151202竜王28-5_渡辺vs糸谷_相掛99手▲42龍(99手目盤面図)△35桂▲23飛成△37玉
 いやあ、△35桂という受けがすげえ…。これで先手は飛車を逃げつつ金を補充、2筋に利きは通しましたが、後手に2筋の深い所に利きを作られたぞ。これ、寄せられるのか?この時、去年のタイトル戦で羽生さんが太地さんの1段目まで来た玉を押し返した将棋を思い出してました。

▲53龍引△27歩▲58金
 入玉を防ぐのがクソ下手な僕は、とにかく先手がどう寄せに行くのかが面白いです。▲58金のところは、代えて▲18金と打って、以下▲17金引~▲27金寄と考えていたんですが、それだと今度は中央に入られるという事かな?いや~、検討したいんですが、秒読みで進行が速くてついていけない(^^;)。この追われる感じ、アメフトやサッカーのロスタイムみたいでめっちゃくちゃドキドキします(^^)。それにしても、後手が放った△35桂の利きが素晴らしい!絶妙手じゃないか、あれ…。

△28玉▲47金△同桂成▲59龍
 あ、あら?入玉されちゃってますが、これ、本当に防げるのか?…いや、そういう事じゃないのか、▲58金は後手の大駒を抜いておいて、万一寄せられずに持将棋になった時でも点数勝ちできるようにという計算か!いや~これは渡辺さんしたたか、なるほど4000万円を超す賞金が目前ですから、勝ちの方法にはこだわらないという事でしょうか。

△29角▲18銀△37歩成▲29銀△同成桂▲17金△19玉▲27金△38金▲37金△同成桂
 感動的な終盤、これはすごい…渡辺さんは思いっきり寄せに行き、糸谷さんは本気で防ぎます。それにしても△38金は素晴らしい受けでした。もう点数的には糸谷さんは負け確定。しかし負けるにしても寄せさせないという根性を感じました。△38金は、はじめて糸谷さんをちょっと好きになった一手でした(^^)。

▲88玉△74歩▲82角△75歩▲同歩△投了
 ここで渡辺さんは寄せをあきらめ、入玉を目指します。入玉をめぐる攻防戦で消耗しつくした糸谷陣、渡辺玉の上部を押さえる駒が残ってません。△74歩以下は、入玉を果たしながらも点数の足りない糸谷さんの、投げるに投げられない心境をあらわしているというか、気持ちを整理するまでの情感のこもった棋譜のように見えます。しかし渡辺さんは無慈悲に糸谷さんの駒を外し、糸谷さんは遂に投了。126手にて先手渡辺さんの勝ち、渡辺さん竜王返り咲きです!!


 第5局は、とにかく入玉を巡る攻防となった終盤がめっちゃくちゃ面白かったです!攻める渡辺さんも受ける糸谷さんも見事!しかし、寄せを狙いつつ、相手の大駒を1枚抜いておいて点数的に安全圏を作ってから寄せに行く渡辺さんの冷徹さは素晴らしかった。僕だったらむきになって寄せに行く事しか考えられないわ(^^;)。

 この竜王戦全体の傾向としては、渡辺さんの対糸谷対策がものの見事にハマったように見えました。シンプルな所でいえば、序盤での挑発と時間攻め対策。このふたつが別の事ではない所も、単純そうに見えて、実は糸谷さんには相当にキツい作戦だったのかも。序盤で定跡から外そうとすれば、それが成立するかどうかを考える必要があるので時間を削られるわけですし…。この二人の比較でいえば、特に序盤に差があったのかも。実際に序盤力に差があったかどうかは僕にはわかりませんが、少なくとも両者に序盤研究に差があるという認識があったのではないでしょうか。定跡通りに進んで現代将棋の課題局面まで進行すれば、渡辺さんの研究が待っていそう。かといって定跡を外しに行けば、それはプロ将棋界全体が研究し精査して、現状最善手と思われている手を指すことが出来ない。得意の時間攻めを封じられ、苦手の序盤でつけ込まれ、力戦調に踏み込むもまとめにくそうな形になってしまい…第2局以降は、連続で同じ光景を見ているような竜王戦でした。糸谷さんは間違いなく強豪棋士ですが、しかしこの竜王戦で弱点が露呈してしまったように見えます。序盤研究に向け目なく、中終盤力も糸谷さんに引けを取らないタイプの棋士相手だと、もう序盤で時間を使ってくれずにガシガシ指されてしまう事が続くかもしれません。糸谷さんは竜王を取った後に「トッププロとして序盤研究もちゃんとしようと思ったが、しばらくやって自分に合わないと思ってやめた」と言ってましたが、それで勝てるほどトッププロは甘いものではないのかも知れません。ここで自分のを変えに行けるかどうかが、糸谷さんが超一流になれるかどうかの分かれ目になるかもしれません。糸谷さんは相変わらず離席などの問題があり、主催の読売新聞にすら苦言を呈されてますが、それでも去年に比べれば、そうとう改善されてきたと思います。マナーも将棋も、結局は人間の業。職業を「金もうけの手段」として捉えているだろうは人には、「勝てばいい、番外戦術も上等」なんていう人もいますが、そういう考えで居続ける以上は、人間社会なんて居心地の悪い所であり続ける気がします。竜王戦開催時に起きたテロも、トルコとロシアのいざこざも、そういう連鎖でしょうし(あら、なんの話だ?)。そうではなく、職業を「人間が分業によって効率的に助け合うためのシステム」と捉え、その中で社会と自分を両立していく事が、大人になっても続けるべき人間の業だと思います。色々あるでしょうが、この敗戦をバネにして糸谷さんがんばれ!!

 さて、自信のキャリアの中でも初というほどの大スランプだった渡辺さんでしたが、竜王戦だけはきっちり勝ちました。この1~2か月ほど、竜王戦以外はほとんど敗けなんじゃないかなあ…なんという効率よい勝ち星の集め方(^^;)。。野球では「足にはスランプがない」なんて言われますが、将棋では序盤研究にはスランプがないという事なのかも。それにしても、渡辺さんは竜王が似合いますね。さて、渡辺さんはこれで研究を温存する必要がなくなりました。なんとか残りの順位戦も頑張って、名人挑戦を目指してほしいと思います!


第65期王将戦挑決リーグ 羽生善治 vs 渡辺明 (相掛かり)

 王将リーグが佳境!羽生さんのプレーオフ進出のかかった大一番の相手は、よりによって現役ナンバー2の渡辺さん。今期初の羽生-渡辺戦です(^^)。羽生さん先手ですが、戦型選択が悩ましそう。最近は矢倉は先手苦戦してるし、そもそも先手矢倉を苦戦に追い込んだ新手を指したのが渡辺さんですし。。かといって角換わりも、渡辺さんの大得意形の上に、今の渡辺さんは竜王戦用に角換わりは相当に研究しているでしょうし。そうなると、横歩か相掛かりに誘導できれば御の字かな…おお、相掛かりだあああ!!いや~、この辺りは渡辺さんも角換わりと横歩取りの研究は竜王戦に温存しておきたいでしょうし、お互いに良い選択だった気がします。

 渡辺さんが先にちょっかいを出す展開。軽い攻めに見えますが、渡辺さんの攻めは軽そうでも怖いんだよなあ(^^;)。後手渡辺さんの飛車が9筋に回っていて、先手羽生さんの角が56で後手の中住まいの両端を睨む筋違い角。これは既にどちらかが良さそうな気が(^^)。いや~、メッチャクチャ面白いのでこのまま観ていたいけど、もう出かけないと(T_T)/。仕事サボっちゃおうかな…いやいや、年越しのためにちょっと稼がないと。。

◆◆◆◆◆◆

 やっと帰ってきましたが、朝の10時過ぎか…眠い。しかし結果だけでも…おおお、羽生さん、勝ちました!!これで久保さんと羽生さんのプレーオフですね、やっぱり今期の王将戦は面白かった。注目してて良かった。。そして、この将棋、凄いです!面白すぎて結果だけでなく、棋譜に魅入ってしまいました。。

20151125王将リーグ_羽生vs渡辺_相掛12手 私は居飛車党ではあるのですが、相掛かりはほとんど指しません。指すとしても、横歩から相手が相掛かりへの変化に飛び込んできた時だけ。というわけで、プロの指す相掛かりはどれもこれも新鮮で、すごく楽しい(^^)。12手目盤面図は後手が角道を開けたところ。僕が子供のころは、これに代えて△86歩からの飛車先の歩の交換が普通でした。後手が飛車先の歩を切らずに角のハッチを開ける手は、そういえば今期の棋聖戦での▲羽生-△豊島戦で見た気がします。

▲38銀△94歩▲96歩△72銀▲27銀
 先手の棒銀狙いは、相掛かりで引き飛車にした時の常套手段。対する後手は、9筋の歩を伸ばす展開。相掛かり戦って、後手はこの端歩から手を作っていくのをよく見る気がします。後手は飛車先の歩、角のライン、9筋、銀と桂の進出…このあたりからという印象がありますが(将棋は何だってそうか^^;)、この順番が初心者には複雑。先手は端を受けない手もあったかと思いますが、、受けました。

△86歩▲同歩△同飛▲87歩△85飛
 先手が棒銀を見せた所で、後手は飛車先の歩を交換した後に△85飛。いや~、86の方がオーソドックスなイメージなんですが、85に構えるのは相掛かりでも横歩取りでも襲い掛かる気満々というか、強い人じゃないと飛車を的にされそうで、指せない手という気がします(^^)。これは先手が端歩を受けたからかな?

20151125王将リーグ_羽生vs渡辺_相掛27手▲76歩△74歩▲36銀△52玉▲46歩(27手目盤面図)
 ここで先手は角道をオープン。なるほど、そろそろ開けておかないと、先に仕掛けられると開けている暇がなくなるかもしれませんしね。これで角交換のタイミングも睨みながらの将棋に。一方の後手の△74歩は、桂跳ねの準備かな?横歩でもそうですが、△85飛と△73桂は相性が良い気がします(^^)。▲46歩は「おっ?」と思ったんですが、これは腰掛け銀を構想しているのかな?相掛かりって、先手の右銀の動きが多彩。でも、こんなのまだ定跡の範囲内なんだろうなあ。手順や端歩の関係などは違うかもしれませんが、この盤面図、何となく見た事あります。いや~、将棋の序盤って、定跡の勉強をしている時が一番楽しいです(^^)。

△75歩▲同歩△同飛▲22角成△同銀▲88銀
 おっと、ここで渡辺さんがつっかけた!!後手が7筋の歩の交換で飛車筋の変わった所で、先手から角交換!そして…

△35歩▲47銀△95歩▲同歩△96歩
 渡辺さん、飛車を8筋に戻さないまま仕掛けました!なるほど~、△85飛のメリットって、先手の棒銀の進出を防げるところもメリットなのか。いや~、勉強になるなあ。。さて、この端での後手の手作りは軽めというか、これで端が破れるというわけではなさそうなので、利かせぐらいの感じでしょうか。と思ったら…

▲77銀△95飛▲86銀△94飛
 なんと羽生さん、銀を前に出して飛車を追いに行った!!いやあ、この端を放置せず、羽生さんの方から戦場にしてしまいました(^^)。放っておけばそれほどの傷とも思えませんでしたので、羽生さんは勝算があって咎めに行ったのかと。

20151125王将リーグ_羽生vs渡辺_相掛43手▲56角
 羽生さん、反撃だあああ(゚∀゚)!!!いやあ、これは素晴らしい、単純な狙いとしては▲73歩で、△同銀なら▲83角成、△同桂なら▲84歩か!!これは後手が一気に忙しくなったんじゃないでしょうか、まともには受からないので反撃に行きたい所ですが…

△33角▲77銀
 渡辺さんも反撃だあああ(゚∀゚)!!!これでバランスが取れているなんてことはないでしょう、既にどちらかが良くなってるんじゃないかという気がしますが…そしてここからが双方凄かった!!

△97歩成▲同桂△74歩▲66歩
 まず、後手からの端の攻撃に対する▲97同桂に軽くびっくり!桂で取ると歩で頭を叩かれるんじゃないかとなんとなく思ってたんですが、それだと飛車先が重くなってしまう上に▲85桂が絶好となってしまうので叩けない。矢倉や角換わりばかり指していた時期があるもので、こういう時は香で抜くものとばかり思ってました。先入観というのはオソロシイ。
 次に、渡辺さんの「敵の打ちたい所に打て」の△74歩が絶品。仕掛けた以上一気に行くと思ったんですが、ここで相手の手を消せるところがプロ。これは指せないなあ。先手の▲66歩も、相手の手を消す手。仕掛けた直後のタイミングで一気に勝負をつけに行く前に、双方が互いの手を消しに行ったのは凄かった。

△84飛▲86歩△73銀▲93歩△同香▲92歩
 後手が9筋の端を利かせたつもりが、ここまで進んでみるとまったく逆。一気に勝負をつけるというよりも、羽生さんがこれで少しだけポイントを挙げた気がします。

20151125王将リーグ_羽生vs渡辺_相掛64手 以降は、この9筋の垂れ歩がと金になって大暴れ。少しのポイントどころか、先手よしまで行ってしまった感じ。そして中終盤、羽生さん驚異の指し回しが炸裂!これは感動的でした。少し進んだ64手目盤面図からの指し回しがそれ。と金で拠点を作ったものの、これは▲85歩から少しずつ後手の飛車を狭くしていくしかないし、そうなると案外いい勝負なんじゃないか…と思ったら、なんとここから羽生さんが踏み込みました!

▲85桂△99香成▲73桂成△同金
 羽生さん、桂を跳ねてあっさりと成香を作らせた上に香損!後手の守りの桂を1枚抜いたところで、攻めが続かないと思ったんですが…

▲34桂△31銀▲22歩△24香▲同飛△同歩
 これはすごい、凄すぎる…。こんなの指せたら相当な高段者だわ…。もしかするとプロだってこの順に踏み込める人は少ないんじゃなかろうかとすら思ってしまいました。
 だって、まず3手で駒損の上に成香を作らせて桂交換を構想する所で、僕なら読みを打ち切るかも。しかし角頭が空いているのでそこから手を作るところを考えていたら、桂を補充してからの▲34桂まではなんとか読むかもしれません。しかし、その後で銀を引かれるところで読みは絶対に打ち切ります。だってさらに追撃すると、本譜のように渡した香で飛車を抜かれてしまうんですから…。しかし、羽生さんはこの順に踏み込みました!!

▲21歩成
 ▲21歩成としたところで桂を取り返して実質的に先手は飛車損、左辺は崩壊状態ですが…これは後手が結構厳しくないかい?考えてみたら飛車香交換といっても、先手だってその香を後手の飛車の頭に打ち込めば飛車確保。気づいてみたら、壁形で後手は玉が異常に狭い。金銀も守りに役立っているというよりも、玉の逃げ道を防いでいるだけの格好です。しかしすぐに寄る形ではないので、ザックリ見てこの盤面図で先手が良いという判断が出来るかどうかという事ですよね。ここの構想は凄かった、感動してしまった。。

 結局これで先手優勢になった模様、数手先の83手にて渡辺さんが投了、先手羽生さんの勝ち、羽生さんはプレーオフ進出です!!

 いや~、徹夜明けだというのに、面白すぎて魅入ってしまった(^^)。こんな将棋を指せたら、将棋が楽しくて仕方ないんだろうな。なんかいい夢見れそうです、それではおやすみなさい(・ω・)/。


第86期棋聖戦 第4局 羽生善治 vs 豊島将之 (相掛かり)

 2勝1敗で羽生棋聖がリーチをかけた棋聖戦。ここで先手番は羽生さん、これは防衛決定か…と言いたいところですが、最近のタイトル戦の相居飛車は後手が大きく勝ち越している気がする(^^;)。さて、将棋は…▲26歩△84歩▲25歩△85歩…相掛かりだあああ!!羽生さん、先手が苦しんでいる最近の矢倉や角換わりを避けた形でしょうか、これは勝ちに行ったな。。しかし、最近の傾向からして横歩や相掛かりを示唆してくる事はあり得たので、これは豊島さんも想定の範囲内でしょう。さて、どうなりますか。。

2015715棋聖86-4_羽生vs豊島_相掛23手 相掛かりは自分では全く指さないので、将棋観戦で覚えてもすぐに忘れちゃいます(^^;)。今日こそ、狙いぐらい覚えておこう!盤面図は23手目、先手は棒銀狙い、後手は…

△74歩▲76歩
 おお、銀桂の進出を狙いに来ました。先手は、ここで角道を空けておかないと△75歩で角を使いにくくされてしまうからですね(^^)。

△88角成▲同銀△33桂
 ここで豊島さん角交換!ああ、これは知ってます、後手は銀冠を目指すんですよ(^^)。相掛かりって、数少ない僕の経験では、囲いに苦労する戦型というイメージです(^^)。。

▲16歩△22銀▲15歩△42玉
 お、先手は後手が銀冠に組む手と引き替えに端の位を取りました!ここひと月ほどで見たプロの将棋も、端の位を取られて負けた将棋がけっこうあったなあ。

2015715棋聖86-4_羽生vs豊島_相掛36手▲46歩△73銀▲77銀△64銀(36手目盤面図)
 ▲46歩は銀の繰り替えの狙いがあるそうです。何となく見た事がある気がするけど、完全に忘れております(^^;)。。一方の後手は桂ではなく銀の進出!全然分かりませんが、分からないなら銀を進出させたいですよね(^^)。で、ここまでは前例のある将棋だそうです。以下、▲47銀△24歩という事ですが…△24歩?タダじゃん、と思ったのですが、蓋歩とか、取ったらヤバい順が何かあるんでしょうね。いいや、今日はそっちの研究は無しで先に進もう(暑さで弱っている)。

▲66歩
 おお、ここで羽生さんから新手!今日の羽生さんは、自分の指した手を否定するような指し回しをする瞬間が何回かあって、ちょっと面白かったです。

 ここからは後手豊島さんが攻撃態勢を作り、先手羽生さんは右銀を47に戻して防戦。とにかく見ていておっかなかったのは、羽生玉は居玉の上に金駒の守りが薄く、しかも連結していない。いやあ、こんなのプロだから指せるんであって、僕なんかが指したら簡単に頓死する自信があります。。

2015715棋聖86-4_羽生vs豊島_相掛81手 そして、終盤が強烈でした!81手目盤面図、この盤面図がどう見えるでしょうか。先手玉はスッカスカでいかにも捕まりそうですが、しかし後手玉も逃げ場がなくて恐ろしい。何より角のラインに入っているのが脅威です。ここ、一体どちらが勝っているのか。。自分なら、普段はこういう時に攻めに行くんですが、ここは攻めか守りか、方針が難しいです。

△75飛▲同歩
 うおお、豊島さん、飛車を切って攻めを選択したああ!!!いやあ、まさか寄せ筋が見えてるなんて事はないよな…さすがにそれは無いと思うのですが、攻めを繋ぐ自信があるのか、ここは踏み込まないとまずいという判断なのか。

△76歩▲同金△49角
 おお、これは綺麗に角を使ったああ!!しかしここで手番は羽生さん、どうするか…

▲45飛△38角成
 羽生さん、飛車を当てに行きました!これ、△58角成なんていったら完全な受け潰しなのでこの角成は致し方なしと行った所でしょうか。しかし…あらら、これ、存外厳しくないかい?いや~、すごくいい終盤戦になりました。ここ、先手はどうするんだろう?? 

▲67金
 56の地点を守りに行きましたが…これで先手玉はほぼ丸裸(^^;)。しかも後手玉への速い寄せも見えないですし、先手どうするんだ…

△47銀▲66金寄△58銀打
 56の攻防戦、先手も後手も利きを増やし、最後は後手の枚数が上回りましたが、この瞬間は詰めろじゃありません。先手反撃するならここですが、しかし手が見えない…

▲44歩
 おお、そこからか!!しかし、△同歩▲同銀△同角▲同飛△43歩で後手受け切れるんじゃ…

△67銀成▲同玉△44歩▲同銀
 豊島さん、先に王手から入ってから手を戻しました!

△56銀不成▲同金
 え?守らずに王手?なんでなんだ豊島さん…ああああなるほど、▲44同銀に対し△同角▲同飛△43歩でも、その後に飛車を6筋に回られた後で1段飛車で寄り筋か。それは分かったけど、この攻めを繋げることが出来るのか??

△投了
 うあああ、豊島さん、受け潰されて投了だあああ!!!99手にて先手羽生棋聖の勝ち、羽生さんは棋聖位を防衛です!!

 いや~、終盤も凄かった!しかし、56の防衛戦ですが、あれは羽生さんが駒を使わせ、受け潰しを狙ったのでしょうか。後手玉の寄せが難しかっただけに、あそこで攻めを督促されて切らされた豊島さん、なんか羽生さんに嵌められた感じがしなくもありません。そういえば、この前も羽生さんは相手に攻めさせて受け潰してたなあ。とはいえ、豊島さんは一度受けに回るといっても、飛車を切った時点で1段飛車の厳しい寄せが見え見えなので、そうなると飛車捨てからの打開がまずかったのかなあ。でもあの段階で優劣の判断は難しい…いやいや、横に逃げられない飛車の打ち込みに弱い形なんだから、やっぱり飛車を渡したら…だめだ、僕程度が幾ら考えても分からんわ(^^)。。

 それにしても大熱戦、面白い棋聖戦でした。しかし第3局も4局も、中終盤力だけで羽生さんは豊島さんをねじ伏せてしまった感じがしました。強すぎる。豊島さんは若くして何度もタイトル戦に挑戦している若手強豪ですが、すべて羽生さんに跳ね返されています。今回の棋聖戦を見る限り、差は終盤なんでしょうね。ところで、若手相手に終盤力で差をつける45歳って、化け物です(^^;)。。


プロフィール

ShougiX

Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

新刊棋書
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブログランキング
ブログのランキングサイトに参加してみました。 よかったら、クリックしてくださいね!
QRコード
QR
これまでの訪問者数
アド