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藤井聡太くん、史上最年少の棋戦優勝!

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 朝日杯の決勝、藤井聡太さんが廣瀬さんを破って優勝!史上最年少での棋戦優勝達成です!
天彦名人に勝ち、羽生竜王に勝ち、A級の廣瀬さんに勝ったんだから文句なし!優勝決定戦の対廣瀬戦は藤井さんの完勝。終盤の▲44桂なんて、どうやれば思いつくんでしょうか、化け物だ…。そしてその前に現名人と現竜王を連続で倒したのはすごいとしか言いようがありません、みごとでした!

 僕的には、比較的下位の棋士との対戦での29連勝よりも、現役A級棋士を3連続で破って優勝のこの朝日杯の方がすごさがビシビシ伝わってきます。NHK杯で若いころの羽生さんが、谷川さん、大山さん、一二三さん、中原さんと歴代名人を立て続けに破って優勝した事がありましたが、あれに次ぐほどの快挙じゃないでしょうか。いやいや、これが史上最年少記録なんだから、こっちの方がすごいかな…順番なんて関係ないですね、どっちもとんでもなくすごい!本当に、現代に舞い降りたスーパースターだわ。

 それにしても決勝の対廣瀬戦がやばすぎです。廣瀬さんって、A級最終日の成績次第では名人挑戦もある所にいますよね。その廣瀬さんが何もできないとか、信じられないです。

 いや~、オリンピックを振り切って将棋を見て本当に良かった、鳥肌が止まりません。さて、夜は女子カーリングを見よう。あれ、合駒問題とか両取りとか出てくるし、将棋みたいでメッチャ面白いんですけど(^^)。


藤井聡太5段、公式戦初対局で羽生竜王を倒す!

羽生vs藤井
 オリンピックで羽生くんが歴史的な金メダル連覇を狙う演技をしていますが、僕は迷うことなく羽生竜王と藤井聡太5段の公式戦初対局という歴史的瞬間を見る選択してしまいました( ̄ー ̄)。この対局、観に行こうと思っていたんですが、チケットを取れなかったんです。
 将棋は先に藤井くんが時間を使い切る展開、しかし羽生さんも時間を使い切り秒読みのスリリングな展開に。その時には羽生さんが良くなったかと思ったんですが、羽生さんが先手藤井さんの飛車の成り込みを「どうぞ」と言わんばかりの手を指し、これで混戦へ。そして119手にて先手藤井さんの勝ち!すげええええええ!

 中学生棋士の羽生さんが登場した時も、並みいる強豪棋士が次々に倒されていくというスーパースター誕生のムードだったと思うんですが、公式戦でルーキーが羽生竜王を倒すというのも、その時と同じぐらいの衝撃ではないでしょうか。いやあ、藤井さん、このまま朝日杯を取っちゃうんじゃないでしょうか。すごい…。

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第43期棋王戦 第1局 渡辺明 vs 永瀬拓矢 (矢倉後手雁木)

 昨日のNHK杯▲斉藤慎太郎△山崎戦、メッチャ面白かった!用があって出かけなきゃいけなかったのに、最後まで観てしまいました。な~んてまたしても将棋に夢中になってしまった中、棋王戦が始まりました!今期の渡辺さんは色々と苦労してますが、考えてみたら羽生さんにやられただけで、対羽生戦を除けば勝率もそこまで悪いわけじゃなさそう。実際のところはどんな感じなのか、この棋王戦を見て判断しよう、そうしよう(^^)。

20180212棋王43-1_渡辺vs永瀬_矢倉後手雁木28手 将棋は去年大流行した矢倉戦での後手雁木。一時の大ブームは過ぎたようですが、まだまだよく見る形です。雁木に限らずですが、矢倉戦で後手が角筋を通してる時の戦い方って、神経をつかいますよね。そして、これを迎え撃つ先手渡辺棋王の序盤構想が凄かった!28手目盤面図から…

▲96歩
 お、こんな急戦調のおっかない形で、そんな手指してていいのか?待つなら▲16歩の方が後手玉に迫れて優先順位が高い気もするけど…

△63銀
 永瀬さん、ツノ銀の形に構えました。雁木大流行にともなって、ツノ銀の形も見るようになりましたね(^^)。たしかに金銀の連結がいいので、形としては指したくなる形です。しかしここから渡辺さんは…

▲35歩△同歩▲同角
 渡辺さん、ここで動いたあ!先手から仕掛けるなら角の飛び出しだと思いますが、なぜこのタイミングだったのかが、この後分かる展開に。

△86歩▲同銀△65歩▲57銀△66歩▲同銀△65歩▲77銀右
 ここで永瀬さん、角筋を通した急戦調の矢倉の攻め筋、玉のコビン攻めを狙いに行きました!▲86同銀に代えて▲同歩では継ぎ歩から桂を跳ねられるので▲同銀の一手という気がしますが、そうすると玉のコビンがこじ開けられます。しかし…あああ~なるほど、やっと▲96歩の意味が分かったよ、77の銀の引きどころをあらかじめ作っておいたのか。渡辺さん、すげえ。しかもこの筋、自分の将棋に思いっきり使えそうです。▲96歩、覚えておこう(^^)。


20180212棋王43-1_渡辺vs永瀬_矢倉後手雁木54手 ここから渡辺さんは矢倉城に堂々と入場してから角交換、玉の守りの差を主張する将棋に誘導することに成功。そして雁木の弱点を思いっきりつく攻め筋を繰り出して中盤をあっという間に制してしまいました。54手目盤面図で渡辺さんが指した手は…

▲46歩
 おお~これは厳しい、次の▲45歩△同歩▲44歩△同銀▲71角の飛銀両取りを狙いに行きました!桂跳ねとかこういう歩を伸ばしていく形って、一見遅そうに見えてあっという間にすぐ銀詰めろとか飛車詰めろになるから、受ける方からすると見落としがちですが受けにくいですよね。そうなると、54手目の永瀬さんの△34歩はもしかすると緩手で、もう▲46歩に対処するなり、先制しに行くなりしないといけなかったのかも。

 というわけで、駒組みでも雁木からツノ銀の変化からの攻め筋を潰す駒組みを見せ、中自陣は鉄壁で敵陣には逆にツノ銀の急所を突いて一気に崩しに行った先手渡辺さんが、序盤も中盤も制したように見えました。う~ん、これは棋王の圧勝か…と思ったら、終盤で永瀬さんが驚異の粘りを見せました。入玉を狙いに行った△24玉が112手目なので、ここから70手超の入玉をめぐる終盤の攻防!いやあ、玉が6段目に入った154手目あたりはついに逃れたかと思ったんですが、そこから再度の寄せを構築した渡辺さんはさすがでした。こういうごちゃごちゃした入玉含みの寄せになると駒得をしつつ入玉を許してしまう僕としては、見習いたい寄せがいくつもありました(^^)。打たれた後に、「え?これって詰めろになってるの?…ああ詰めろだわ」という手がいくつもあって、桂打ちも、銀打ちも、質駒を取りに行くタイミングも素晴らしかった(^^)。結果、189手にて先手渡辺棋王の勝ち、先に勝ちました!

 永瀬さん、最後は逃れたかと思ったんですが、惜しかったです。入玉将棋って、独特のスリルがありますね。何かのタイトル戦の羽生-中村太地戦で、1段目まで入玉した中村玉を押し返して寄せた羽生さんの将棋を思い出しました。
 不調だなんだ言われつつ、やっぱり渡辺さんは強かったです。ソフト全盛になって以降の若手の序盤研究が凄いもので目立たなくなってましたが、序盤研究や課題局面での研究の入念さといったら渡辺さんだったと思い出した1番でした。渡辺さん、A級順位戦の最終局は降級のかかった一番となりますし、2月3月は正念場となりそうです。

第67回NHK杯 三浦弘之 vs 豊島将之 (角換わり)

 この前の順位戦の大熱戦に続いての三浦vs豊島戦です!そして、この将棋も凄かった、感動してしまいました(^^)。中盤もすごければ、終盤の攻防もものすごかった!この前の順位戦も名局賞候補じゃないかというほどの熱戦でしたが、これも大熱戦でした!

20180204NHK_三浦vs豊島_角換腰掛銀48手 まず、序中盤の最初の山場は、三浦さんの仕掛け。先手は1筋3筋の歩の突き捨てを入れてからのはやい桂ポンで、次の△44歩が飛んでくるまでの間に手を作りたいところですが…

▲24歩△同歩▲同飛△23歩▲34飛△44歩
 先手は飛車先の歩の交換から3筋に飛車を回りました。この手と交換で後手は△44歩の桂取りが入ります。いやあ、これがあるから桂ポンはアマでは指しにくいんですよね(^^;)。しかしここから三浦さん…

▲12歩△同香▲22歩
 ん?ああああなるほど、△22同玉に▲11角△同玉▲32飛成を用意してるのか!!いやあ、この▲11角は同型腰掛け銀で出てくる筋ですが、リアルタイムで見たのは初めて(^^)。いやあ、これは三浦さんの攻めが入っちゃったんじゃないでしょうか…

△22同玉▲11角△31玉▲44角成
 うおお、豊島さん、この歩を取ったあああ!!この歩を取れるとしたらこれは強い、でも本当に受かるのか…これで後手は駒得をしつつも自陣を恐ろしい形にされる形に。最後まで神経を使う形になりましたが、この形に恐れずに飛び込んでいくのが、ソフト研究での棋風改造をした豊島さんの今の棋風なんでしょうね。先手の主張を真っ向から否定しているわけで、これで勝つんだったら嫌な強さです(^^)。

20180204NHK_三浦vs豊島_角換腰掛銀83手 そして終盤、先手後手とも寄る寄らずの形になりましたが、先着は豊島さん。順位戦では一手の緩手で三浦さんにひっくり返されてしまいましたが、この将棋もすごかった!先手玉寄る寄らずの局面となったのが、83手目盤面図。先手玉を寄せられそうにも見えるんですが、もし1手でも渡してしまうと▲62飛成でも▲34桂でも詰めろが入ってしまいます。というわけで、△63歩みたいな受けは利かないので、豊島さんはここで決めないといけません。先に詰めろを入れてそのまま寄せ切りたいですが、詰めろの掛け方が難しいです。ここで豊島さんは…

△59角
 おお~これは見事な詰めろの入り方、ひと目好手(^^)。そしてここから…

▲68歩△67歩▲同銀
 三浦さん、桂を残すか飛車成りの筋のどちらかを残してさえおけば、詰めろさえほどければ自分の勝ち。でも豊島さんはその一手を渡しません。そして三浦さん、感想戦で▲67同銀に代えて▲67同飛を示してましたが、もしそう指していたら77にも87にも利きを作れたので、もしかしたら勝敗はひっくり返ってたかも。そうすると77に利かせる△85桂があまり有効な手にならなくて、それこそ玉の早逃げが▲34桂の一手を打つ手番を作ったのかも。この将棋、30秒早指しでなかったら、勝敗が逆になっていたかも。

△85桂▲69玉△68角成▲同玉△88飛成▲78銀
 豊島さんは角を切って一間龍の形を作りました。しかしそこで三浦さんが選んだ合駒が銀引き。これは飛車の利きを受けに通しつつ、▲34桂の勝ち筋を残した勝負手だったんでしょうね。いやあ、これが通ったら神の受けになったと思うんですが…

△86角▲58玉△78龍▲68歩△43銀▲同銀不成△68角成
 しかし豊島さんはそれを許さず。途中でいきなり質駒を拾って寄せを決定づけた△43銀のギアチェンジが見事すぎます。先手にチャンスがあるとしたら手番を貰ったこの瞬間だけだと思うんですが…詰めろを入れるには▲同銀ぐらいしかなさそうですか。なんか連続王手からのトリッキーな寄せを考えたいところですが、30秒でそれを考えるのは無理。そもそも、ありもしない寄せかも知れませんし…というわけで、106手にて後手豊島さんの勝ち!

 いや~中盤も終盤も見どころ満載の面白い将棋でした!三浦さんが無理攻めぎみといえば無理攻めぎみでしたが、それをこうも見事に弾き返されると、豊島さんって本当に強いなと思ってしまいます。受け損なって潰れる将棋もたまに見ますが(^^;)、でも意識してこういう将棋を多く指して、それを突破しようとしてるんでしょうね。これはいずれ名人を取りそうな気がします。今期は挑戦できない気もしますが。
 今、豊島さんはリアルタイムで王将戦を戦ってます。名人戦、王将戦、NHK杯と豊島さんはタイトルにからみつき始めてますが、なにかタイトルを取るでしょうか(^^)。


A級10回戦が凄すぎた

 昨日は早く帰って良かった!東京は、今日も少し雪がちらついてます。今年の冬はちょっと寒すぎるなあ。。

 そして、今ごろになって昨日のA級順位戦の棋譜を見返しているのですが…いやあ、なんだこの異次元の棋譜のオンパレードは。特に中終盤での指し回しが神がかりな棋譜のオンパレード。今期ばかりはA級よりもB1上位の方が強いんじゃないかなんて思ってたんですが、とんでもありません。ここは神の住処のようでした。。

20180201順位76A_屋敷vs羽生_矢倉71手 まずは、屋敷さんのB1降級が決まった▲屋敷-△羽生戦。序盤矢倉模様から、先手屋敷さんが早囲いぎみにしてから角を飛び出して一気に急戦調の戦いに。後手の羽生さんはほぼ居飛車のままで派手な戦いになったんですが、玉の目の前にと金が出来ても、桂で玉の逃げ場を制限されても、この紙一重を見切ってしまいます。こんなの、僕なら10回ぐらい頓死するわ…。そして、先手屋敷さんが飛車を3筋によって、これを止める駒が後手に一切なく、次の▲31飛成が無条件で入れば先手勝ちというところ。しかしここからの後手が凄かった!

△77桂成▲同玉△75飛▲76歩△同飛▲同玉△65角
 うわあ…なんと先手は必至だったのか。。以下、▲77玉△66銀まで入れば後は並べ詰み。なんという事でしょう、順位戦の羽生vs屋敷戦って、羽生さん異次元の棋譜がよく飛び出しますが、今期も攻めるだけ攻めさせておいて1手空いた瞬間に瞬殺してしまうという鬼のような棋譜でした。

20180201順位76A_豊島vs三浦_横歩33桂142手 そしてもうひとつ面白かったのは、▲豊島△三浦戦。この将棋、なんと三浦さんが横歩△33桂戦に誘導!三浦さんからしてみれば、「豊島くんの序盤研究にさえはまらず、互角のまま中終盤まで行けたら俺の方が強いだろ」という目算だったんじゃないかと。そしてこの目算は大当たり。3筋に争点のない△33桂は、序盤こそ後手に苦労の多い将棋に見えたんですが、先手豊島さんが攻めあぐねているうちに後手は美濃を完成、これで先手の利は消えてしまったように見えました。あとは大駒の捌きあいの乱戦、そしてグッチャグチャの寄せ合いは三浦さんに軍配。142手目盤面図での後手三浦玉ですが、▲33桂で詰んでます…よね?これを秒読みで読み切るのにどれぐらいの棋力が必要かは分かりませんが、時間があればアマ3段ぐらいでも読み切れる寄せだと思います。△同金なら▲52龍と入ってあとは簡単なので、△33同金とできないところがミソ。あとは時間とのにらめっこで、自陣の危険度をどれぐらいに見積もるかによりますが、相手が三浦さんなので、手を渡したらその瞬間にまくられそうなので、僕なら読み切りでなくっても寄せにいったな(^^)。というわけで、寄せに行くなら、▲33桂△31玉▲51龍△22玉▲21龍△33玉▲34銀△同銀▲同歩△44玉…で逃がしたかと思いきや、▲55銀と捨てて△同歩▲同馬と入ればあとは簡単。△53玉▲51龍△63玉▲54馬△73玉▲72馬までなので、19手詰めですか。この寄せは▲55銀のただ捨てが見えるかどうかですね。今期のA級棋士でいえば、秒に追われても羽生さん、久保さん、康光さん、廣瀬さん、行方さん、三浦さん、稲葉さんあたりなら読み切った寄せ筋だったんじゃないかと。たぶんこの筋が見えていたから三浦さんは△31飛という豊島玉の頓死筋を狙って逆転筋を残しておいたんじゃないかと思いますが、このへんの勝負術はさすが勝負師、見事でした。というか、後手の△58金からの寄せ、まったく見えなかった…むしろ▲33桂より△58金からの寄せの方が数段難しいんじゃないでしょうか。あれは天才の寄せ、あれを読み切ったんだから、実際に豊島さんより三浦さんの方が強かったという事なんでしょうね。。

 他にも、▲深浦△廣瀬戦での廣瀬さんの指し回しが神がかり。あれで逃れてるってどういう事だ…みたいな感じで、廣瀬さんの王様の身の躱し方はうちの王様とぜんぜん違いました(^^)。いやあ、A級棋士ってやっぱり異次元だわ。
 これで3/2の一斉対局が凄い事になりそうですね。「中盤までに互角の乱戦」に持ち込まれたら、今の豊島さんは廣瀬さんに勝てない気がします。なんか久保さんの名人挑戦になりそうな気がしますが、深浦さんが一発入れてプレーオフもあるかもしれませんね(^^)。



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Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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