がんばって将棋初段を目指すページ!

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第30期竜王戦 第1局 羽生善治 vs 渡辺明 (相掛かり)

 病気になってしまい、どうしても急なお金が必要になってしまいまして、無理に仕事を増やしていたら疲労困憊、ブログから遠ざかってしまいました。昨日までは仕事がんばれたんだけど、今日はなんかもうダメ、やる気が全く起きずに頑張れないです(>.<)。こういう時ってどうしたらいいんでしょうね、炭酸飲料でも買ってきてシュワッとするか、太陽の光を浴びて元気を出すか…おお、竜王戦が始まってるじゃないですか!これは将棋を観てストレス発散、今日は滋養に務める事にしよう、そうしよう。ついでにコーラとリポビタンDも買ってこよう。

20171020.jpg 将棋の前に…うわああなんだこりゃ、能舞台で指すのか?!いや~なんかすごいですね、自分だったらぜんぜん落ち着かないな(^^;)。ついでにちょっと寒そう。そういえば、何回目かの電王戦で、たしか森下さんがお城で対局してましたが、あれも落ちつかなそうでした。
 そして将棋は、先手羽生さんの相掛かり!なかなか飛車先の歩の交換をせずに先手も後手も右銀を立ち、交換がはじまると後手は飛車を82に引かずに84に構え、先手の羽生さんは25に構えました。いや~、ただでさえ相掛かりの勉強はほとんどしてないというのに、久しぶりに見るたびに毎回違う形になってるから困ったもんだ、相掛かりはプロ将棋観戦だけで何とかしようと思ってるのに、なかなか定跡勉強になりません。これは研究勝負ではなくて力戦の棋力勝負になりそうでしょうか。…お、将棋見てたらなんかやる気が出てきたぞ、今日は疲れ切ってしまわないようにがんばりすぎず、将棋をチラチラ見ながらゆっくり働こう(^^)。

20171020竜王30-1_羽生vs渡辺_相掛47手* * * * *
2日目です。つばぜり合いが続いていた47手目盤面図は、先手の羽生さんが歩を合わせたところ。いやあ、ここのところの3回連続でのタイトル戦を見ていて感じるのは、羽生さん積極的です。こういう形に構えたのだから、▲48金~▲46歩~▲47銀みたいに▲48金29飛型を作りに行くものとばかり思ってました。あくまで2筋で飛車を捌きに行くこうとしたのか、△35歩が来る前に手を作ろうとしたのか。普通に行くと、△同歩▲12歩△同香▲35桂△22銀▲13歩が狙いでしょうか。う~んなるほど、これは手になりそうな気がする…

△16歩
 うおおお、渡辺さん、手抜いて端攻めに行ったああ!!
いや~これはどうなんでしょう、どっちがいいにしてもこれはあと戻り出来なそう。

▲24歩
 うああああ羽生さん受けずに2筋の歩を拾ったああ!!いやこれは後手からの合い駒が利くので、普通に飛車の2筋突破は無理ですよね、となると2枚替えになりそうですが、先手陣にと金が成香が残りそうですが…

20171020竜王30-1_羽生vs渡辺_相掛59手△17歩成▲同香△同香成▲23歩成△27歩▲32と△28歩成▲33と△同桂▲15角.(59手目盤面図)
 いやあ、この総交換はどっちが得してるんでしょうか。もう駒得どうこうじゃなくて、後手玉がどれぐらい危険なのかというモンダイな気が(^^;)。

△29と
 えええええ渡辺さん、▲33角成をうけないのか(・ω・ノ)ノ?!いやあこれは自玉の安全度を的確に測れる人じゃないと指せない手だよ、アマチュアには無理だ。。う~ん飛車は今拾わなくてももう逃げられないので、逮捕はあとでもいいと思ったんですが、将棋は難しいなあ。

▲33角成△62玉▲75桂△74角
 いやあ、これはキビシイ退路封鎖、後手は駒得とかなんとかじゃなくて、受け切れるんでしょうか…

▲55銀
 う~ん羽生さん露骨な俗手、でもこれ、きびしくないかい?守りの銀は抜かれるわ、もし△同銀▲同角成が次の▲64馬を見た絶好手になりそうだし。かといって手抜いて攻めるには形が重すぎるように見えるんですが…

 結局、ここからの羽生さんの速度感覚が正確無比、手数と持ち駒の補充、自玉の危険度のバランスを取りながら綺麗に寄せて、95手にて先手羽生さんの勝ち!羽生さん、先に1勝しました!

 いや~王位戦も王座戦も羽生さんの黒星スタートだったもんだから、なんか久々に羽生さんリードのタイトル戦を見た気がします。短期決戦って、ぜったいに1戦目とったほうが有利ですよね(^^)。正直のところ、現在では渡辺さんの方が力が上だと思うんですが、なんとしても永世竜王だけは取って欲しい、そう思う私なのでした。


 

第76期順位戦A級 稲葉陽 vs 佐藤康光 (相掛かり)

 40代棋士の生き残り合戦が、今期のA級順位戦かと思ってました。ところが…康光さん、強ええええええ!!80手で去年の名人挑戦者を仕留めてしまいました(゚ロ゚ノ)ノ。将棋は相掛かり、中盤入り口ではすでに乱戦模様。この将棋は盤面を広く使った将棋というよりも、ひとつの戦場でのねじりあいが勝負でしたが、康光さんは中盤入り口の自陣付近でのねじり合いでも稲葉さんを弾き返し、中終盤の敵陣でのねじり合いでも大駒をねじ込んで剛腕でこじ開けてしまいました。ここまで局地戦で差がついてしまうと勝負になりません、圧勝に限りなく近い完勝譜です(^^;)。いや~、40代棋士の下り坂を見せられている時に、名人挑戦の若手強豪棋士を剛腕でねじ伏せるこの棋譜には元気を与えてもらいました、会長ありがとう(^^)。

 それにしても、今期の稲葉さんは元気がありませんね。順位戦もそうですが、他棋戦の棋譜を見ても、競り負けや力負けしてしまう将棋が目立ちます。タイトル挑戦やA級になれている時点ですでに素晴らしい棋士ですが、次の壁はA級定着やタイトル奪取。それが出来れば本当の一流棋士、出来ないと一発屋になっちゃう可能性があります。棋士という生き方を選んだ以上、あとになって「あの時がんばっていればなあ」と思わないように、全力で頑張って欲しいです。稲葉さんは今年が重要、良くない時は良くないなりの最低限の仕事をして何とか先に繋いでほしいです。

羽生さん、王座陥落

ph_ouza6504_end.jpg 昨日は仕事が忙しくって午前様(T-T)。いい歳してこういうのはいい加減体にキツイ、貧乏は辛いなあ。というわけで、今ごろ王座戦の第4局の結果を知りました。というか、最近忙しすぎて昨日が王座戦だったことも忘れていたよ。そして…うああ、羽生さん、負けてしまいました。棋譜をざっとしか見れていない印象でいうと、これは太地さんが素晴らしすぎたように思います。

 僕がプロ将棋を観るようになってから、羽生さんが1冠になったのを見るのは初めて。森内さんがフリークラスに転出し、羽生さんも若手棋士にタイトルを剥がされていきます。同じ40代としては寂しい限り…僕は技術を要するプロの世界で仕事をしてるんですが、将棋みたいに若い人と並んで勝敗をつけるわけじゃないにしても、実力のある若手が出てくると本当に肝を冷やします。実際に「あの若いのは俺より上だ」と思う事も。そういう時に僕は、若いころに思い描いていた夢まで少し届いていない自分にプロ棋士を重ねて、「羽生さんや久保さんだって40代でがんばってるんだから」と自分を叱咤激励して、結果を出している羽生さんや久保さんに励まされて、日々を頑張れている気がします。40代でも頑張る羽生さんやイチローは、そういう意味でヒーローなんです。そんなもんだから、こういう現実の厳しさを突き付けられると、ちょっと落ち込んじゃうんですよね…それでも僕は「若いやつに負けてられるか」とがんばりますよ、夢を持ち続けて日々を生きますよ、元気がないとなんにもできないですからね!羽生さんだって1冠になったとはいえすぐに永世竜王への挑戦が始まるし、阪神の江夏が伝説の9連続奪三振を成し遂げた時だって、絶不調でぜんぜん勝てないシーズンで「もう江夏も齢だ、落ち目だ」といわれていた時だったらしいですし。それはそうと、太地さん、初タイトルおめでとうございます!


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変な寄せばかりが先に見える話

 昔ほど将棋の勉強に時間を割くことが出来ない僕は、昔より弱くなってます(^^;)>。特に弱くなってると思う所がありまして、それは終盤。今の僕は終盤の寄せで変な順が先に見えるのです。

00097手 これは、この前道場で指した将棋。僕は後手だったので盤面をひっくり返して表示させてますが、もう後手の勝ちは確定の局面ですね。ここで皆さんならどうやって寄せるでしょうか。寄るかどうかはともかく、最初に考えるのは△79銀から玉を引っ張り出す手じゃないかと思うんですが、その後の寄せが僕には見えませんでした。あとで考えれば、相手に手を渡さずに連続王手で寄る以下が理想だと思うし、こうすれば必死なわけだし、この寄せってそこまでむずかしくないと思うんですよね。

△79銀▲同玉△97角成
 角成はいわゆる退路封鎖&守り駒を上ずらして利きを弱める効果。この角成が見えなかったんです。これさえ見えてしまえばあとは簡単。以降は▲同桂も▲同香も似たような寄せになりますが、仮に▲同香とすると…

▲97同香△68金▲88玉△78金▲同金△98飛▲同玉△78龍
 △98飛以下は送りの手筋ですね。その後の歩頭桂さえ知っていれば打てる手だと思います。

▲88金△86桂▲同歩△87金▲99玉△88龍
 歩頭桂の△86桂以下は、もう8級ぐらいでも寄せが分かると思います。というわけで、17手詰めですか。手数はほどほどですがそれほど難しくない寄せなので、△97角成さえ見えれば5級ぐらいの方でも読み切りできる寄せだと思うんです。

 しかし、△97角成が見えなかった僕は以下のような寄せ方をしたんです。簡単にいうと、相手が寄せきる事も攻防手も打てないと一応計算はしていて、詰めろをかけてから相手に手を渡し、それから手番が戻ってきたところで寄せたんです。手順は…

△66桂
 これは龍の利きが通ってるので先手は取れず。次の△78桂成からの詰めろです。これで手番を渡して…

▲32銀成△同玉▲43金
 この終盤は先手にとっては辛いというか、もう投了しても仕方ないかも。詰めろ逃れで受けるなら▲43金にかえて▲79金と粘りに行く手もありますが、逆転の目に少しでも賭けるなら僕が寄せきれない事に期待して攻めの▲43金は順当かも。

△22玉▲42金
 角を抜いた▲42金で先手は一応詰めろ。でもここで後手に手番が渡るので、ここで詰ましに行きました。

△78桂成▲同金△79銀▲同玉△39飛▲88玉△77銀
 この△77銀も変ですよね。もちろん読み切って指してるんですが、なんで△89飛成▲同玉△77桂という簡単な寄せが先に見えないんでしょう…

▲同桂△99飛成▲同玉△97香
 ここで先手が投了。いちおう、以下の寄せを書いておくと…

▲88玉△98金▲79玉△67桂▲同金△88金
 まで、17手詰めでした。

 僕は将棋は勝てばいいと思ってるので、必死を寄せ切れるのであれば、そしてそれがちゃんと読み切れているのであれば、最小手数で寄せる必要はないと思っています。だから、今回の△77銀みたいな手は、僕の中ではアリです。「変わった寄せ方しますね」とは言われましたが(^^;)。
 問題は、寄せ切れる局面なのに相手に一度手を渡した事です。今回、寄せられないと一応見切っての事ではありましたが、しかし相手にチャンスを与えているというか、もつれる原因になるというか、決められるところで一気に決められないのが弱くなってる一番の原因と感じます。昔は、定跡を知らずに序盤はボロボロ、中盤の構想は段位に見合ったぐらい、そして序盤のひどさの帳尻を終盤で合わせる、みたいな感じでした。でも、その終盤がこれでは…

 な~んてわけで、簡単な手が見えなくなってる原因は、やっぱり詰め将棋をあまりやらなくなった事にあるんじゃないかと。そしてちょっと変わった手が先に見える原因って、やっぱり手が見えないから他の手を考えて、結果的に変わった手を選ぶようになって起きるんじゃないかと。これはいけない、詰め将棋の勉強を復活させよう。。


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第65期王座戦 第3局 中村太地 vs 羽生善治 (角換わり)

 東京はずいぶん涼しくなってきました。それでもこの前の日曜に近所の大きな公園にいったらセミが鳴いてました。10月で蝉が鳴くのか…。そんな中、早くもかど番に追い込まれた羽生さん、1勝を返せるでしょうか?逆に中村さんは勝てば初のタイトル奪取となりますが、どうなりますでしょうか。中村さん、再三タイトル戦に顔を出しますが、ずっと羽生さんに止められてるんですよね(^^;)。

20171003王座65-3_中村太vs羽生_角換37手 将棋は角換わり、互いに▲48金29飛型を作りました。37手目盤面図は、たがいに腰掛け銀にあがり、玉は矢倉に入るどころか79(31)にすらいかない状態です。この形って状況によっては右玉に戻る事もあるので、ここで戦えるのなら一手省略してこのままという事なのかな…。右玉の戦い方がアホみたいにヘタな僕は、桂に紐をつけるという意味でも31に潜りたくなるんですが(^^;)。そして羽生さん…

△65歩▲同歩△同桂▲66銀△64歩
 おお~玉を42に置いたまま仕掛けたああ!!角換わりのこの仕掛けは、飛車先の歩交換が出来るので、確実な攻めですよね。でも、42に玉を置いたまま仕掛けるのはアマの僕にはやっぱり怖いっす。。

▲45歩
 いや~、先後同形でいきなりジャブを打ち始めた将棋でしたが、ここで先手と後手の構想が分かれました。▲48金29飛型の場合、相手の桂跳ねを警戒して△44歩と突かないなんて僕は勉強しましたが、それに対しては▲45歩~▲46角という手筋があるんですよね。成立するかどうかは分かりませんが、これはけっこういやらしそう。

20171003王座65-3_中村太vs羽生_角換45手△31角▲46角(45手目盤面図)△73金
 あ~やっぱり打ちましたね。さて、これでどうなるのかはすごく興味がある所です。普通に受けるなら△63金ですが、でもそれって銀を渡した途端に▲72銀の打ち込みがあるからあんまり嬉しい手じゃないです。でも△73金と上がってしまうと▲65銀直が厳しいですか、△同歩と応じてしまうと▲73角成でジ・エンド、△同銀でもけっきょく▲同銀に対して同じ目にあいますね。

▲77桂△92香
 なかなか打開のムズカシそな形なので、桂をぶつける手は第一感でした。交換に応じてくれれば手に乗って嫌な桂の利きを消せるわ玉は固められるわ左桂は捌けるわで先手なかなか。しかしそれに対する羽生さんの手が…うあああ、なんだこれ、角あたりを避けつつの手待ちですか…。う~んこれは難解、難しい将棋です。

 ここからは羽生さんが恐怖の踏み込み!!飛車を犠牲にして激しい駒の交換にいきます。えっと…飛桂香と銀銀の交換かな?駒損ですが、後手は代償に先手玉のまわりの駒を派手に剥がした格好。いや~この形勢判断はアマの僕にはちょっとできません。拠点がないだけに後手の細い攻めが繋がるとは思えないんですが、繋げちゃうんでしょうか(^^;)。そして、今日の終盤の両者はすごかった!羽生さんは攻めきるかと思ったところで難解な速度計算を要する受けの一手。太地さんは惑わされずに踏み込んだ…かと思ったのですが、なんか寄るや寄らずやに見えた羽生陣が堅くなってるし。。一方の羽生さんは拠点がないながら馬を近づけていきます。ああ、これは次に△83馬でもなんでも詰めろになるんじゃないか…というところに来て、太地さんが1分将棋に突入!僕はなにが最善手なのか、速度的に取って間に合うのか、ぜんぜん考えが追いつかないで困ったもんでした(^^;)。そして、134手にて後手羽生さんの勝ち!羽生さん、1勝を返しました!

 今日の終盤はすごかったです。あれ、太地さんに勝ち筋はなかったんでしょうか、あれだけ自玉が寄せられにくそうな形のうえ、自分の攻めは決まってるし派手な駒得もしているというのに、あれで後手よしの将棋だったとしたら将棋の中盤の形勢判断というのは難しすぎる。。そして、羽生さんの玉捌きというかリフォーム術が素晴らしかった!太地さんは間違いなく若手超強豪のひとりですが、その太地さんに寄せさせないんだから、終盤の受けの強さというのは宝ですね(^^)。いやあ、今日は角換わり中盤戦の筋の勉強も出来たし、終盤は手に汗握る展開だったし、楽しかったです!

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ShougiX

Author:ShougiX
駒の動かし方を知っていた程度の初心者です。せいぜい1日1時間ぐらいしか将棋に時間を割けない社会人が、ガンバって1年で初段になる事が目標です!
(*追記)10ヶ月ちょいで初段到達!!ただいま、居飛車側から各戦型に対応できるよう奮闘中(汗)。。

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